【暑さと寒さが入り交じる季節に】秋の登山にプラスで持っておきたいアイテム3選
9月も下旬に差し掛かり、平地ではやっと暑さが和らいできました。そんな中、標高が1,000m上がるごとに気温が約6℃下がる山では、すっかり秋の空気です。朝晩は20℃以下になることも。とはいえ、行動中はまだまだ暑かったりと体温調節が難しい時季でもあります。暑さと寒さが入り交じるこの時季にプラスしたい、防寒小物をピックアップしました。保温性と通気性にフォーカスした、今の季節にも使いやすさ抜群の3つのアイテムをご紹介します。
厚手と薄手のふたつの面で使い分けて
暖かさと息苦しくなさの両立を実現
finetrack(ファイントラック)
YAMAP別注ダブルフェイス・ネックゲイター
「保温性重視の厚手の面」と、「通気性重視の薄手の面」、2つの“面”で構成された画期的なネックゲイター。山に関する著書を多数世に送りだした山岳ライター・高橋庄太郎さん監修モデルです。
寒い屋外での行動時には「保温性重視の厚手の面」を正面にします。風を通しにくく、防寒はばっちり。ストライプ状に設けた通気部が内側の熱を速やかに排出し、暑くなりすぎない適度な保温力も嬉しいポイントです。
山小屋などの屋内や、行動中に暑くなってきた時には「通気性重視の薄手の面」を正面に。程よい通気性と、吸汗加工・抗菌防臭性も備えているので快適に使うことができます。暑さと寒さが入り交じるこの時季にぴったりです。
肌寒いときのプラスアルファの保温力で
秋登山の味方に
patagonia(パタゴニア)
ナノパフベスト
パタゴニアの人気アイテムの1つ、濡れに強く保温力もある軽量な化繊インサレーションウェア「ナノパフジャケット」のベストタイプ。濡れると乾きにくいダウンに比べて、圧倒的な速乾性があり、着ている間に体温で乾くほど。濡れてもかさが減らず保温力をキープし、雨や雪、汗や湿気などによる濡れを気にせず使うことができます。
ベースレイヤー1枚では物足りない時や、寒さの厳しい時にプラスするのがおすすめ。ベストは体幹を温めるのに効果的で、袖のあるジャケットよりも重ね着しやすく、207gと軽量なことも特徴です。大きめのアームホールでストックの取り回しも良く、ストレスフリーに行動することができますよ。
保温と通気にすぐれる異なる素材で
寒暖差に対応
halo commodity(ハロ コモディティー)
ハーフボスワッチ
繊維自体に空気を含み、軽量で優れた保温性を発揮する素材「サーモライト」に、吸水速乾性と通気性に優れる、暑い時季の定番素材「クールマックス」を合わせて作られた「ハーフボスワッチ」。気温が低い時には温かく、気温の高い時には涼しく使うことができます。一見コンパクトですが裾が折り込まれているので、寒い時には裾を伸ばして耳まで被せることも可能です。
コットンをブレンドしたナチュラルな素材感、シンプルで都会的なデザインは山でも街でも遜色なく使うことができます。秋や冬はもちろん、まだ肌寒い春先や夏の高山にもOK。シーズンレスで活躍してくれること間違いなしです。
季節の入れ替わりの山は、小物で体温調整
寒暖差が激しく、体温調整が難しい秋の山。とはいえ、いきなりダウンジャケット等の防寒着はオーバースペックです。まずは今回紹介した小物をプラスしてみてはいかがでしょうか。かさばらず、必要な時にスピーディーに着用でき、体温調整に大活躍してくれますよ。暑さ、寒さに適宜に対応しながら、彩り豊かな秋の山歩きを楽しんでください。
YAMAP STORE限定商品が続々登場
新規アイテム&再入荷をピックアップ
いつもYAMAP STOREをご利用いただきありがとうございます。
品切れが続いていた、人気のYAMAPオリジナルアイテムを再入荷しました。人気のネックゲイターやソックスも揃えておりますので、ぜひチェックしてみて下さいね。