ズレない、焼けない、なくさない。私が「一体型アームカバー」に乗り換えた理由

登山で欠かすことのできない紫外線対策。しかし、日焼け止めクリームは汗で流れやすく、休憩のたびに塗り直しが必要になります。気づかないうちに落ちてしまい、「いつの間にか日焼けしていた」という経験がある方も少なくないはず。そこで近年主流になっているのが、サンシェードやアームカバーなど、衣類で紫外線を防ぐ「着るUV対策」です。

一方で、こうした“着る対策”にも、登山者ならではの悩みがあります。そうした悩みをヒントに生まれたのが、肩で支える左右一体型」のアームカバーです。

今回は、実際にアームカバーを使い続けてきたYAMAPスタッフに、新商品「サンブロックアームカバー」を着用してもらい、そのリアルな使用感をレビューしてもらいました。

紹介するアイテム

ずり落ち・締め付け・隙間焼け…アームカバー愛用者のリアルな課題感

ズレない、焼けない、なくさない。私が「一体型アームカバー」に乗り換えた理由

着るUV対策の代表的アイテムとも言えるアームカバー。半袖と合わせて使うことで、体温調整もしやすく効率よく紫外線対策ができるアイテムとして、多くのハイカーが愛用しています。

実際にフィールドで使用しているYAMAPスタッフ・伊藤に、アームカバーを登山装備に取り入れるようになったきっかけを聞いてみました。

Q.アームカバーを着用するようになったきっかけを教えてください。

  • 伊藤

    暑がりで汗っかきな私にとって、日焼け止めを塗る行為はどうしても面倒に感じてしまいます。とはいえ、UV対策で長袖を着ると衣服のなかに熱や汗がこもって、それもつらい。

    そこで取り入れたのがアームスリーブでした。これならウェアの袖口から換気ができますし、体温調整もしやすいうえに日焼け対策もできる。自身の体質に合う対策方法だと考え、着用するようになりました。

ズレない、焼けない、なくさない。私が「一体型アームカバー」に乗り換えた理由

しかし、実際に長年アームカバーを使い続けることで、いくつかの課題が見えてきたのだそう。次の質問では、その課題点について深掘りしました。

Q.アームカバーを使ってみて、どんな課題点を感じましたか?

①ずり落ちのストレス

ズレない、焼けない、なくさない。私が「一体型アームカバー」に乗り換えた理由
  • 伊藤

    腕を激しく動かしたり、汗をかいたりすると、アームカバーがじわじわと下がってきてしまうことがあります。着用回数の多いアームカバーは、使うたびに少しずつゴムが伸びてしまっているのかもしれません。何度もたくし上げる動作に、登山の集中力が削がれてしまっているような感覚があるんです。

②締め付けによる不快感

ズレない、焼けない、なくさない。私が「一体型アームカバー」に乗り換えた理由
  • 伊藤

    ①で言及した”ずり落ち”を防ぐために着圧が強いものを選ぶと、今度は二の腕が締め付けられて痛みやかゆみを感じたり、肌に跡がくっきり残ってしまったりすることもあって・・・。二の腕のお肉が食い込んでしまう見た目を恥ずかしいと感じることも小さなストレスでしたね。

③うっかり日焼け

ズレない、焼けない、なくさない。私が「一体型アームカバー」に乗り換えた理由
  • 伊藤

    女性用のベースレイヤーは袖が短く設計されている(フレンチスリーブなど)ことも多く、そういったウェアを選んでしまうと、半袖の袖口とアームカバーの間に、わずかな隙間(肌の露出)ができてしまうことがあります。せっかく日焼け対策したつもりでも、うっかりその隙間だけ日焼けしてしまうという経験もありました。

④片方だけが迷子になってしまう

ズレない、焼けない、なくさない。私が「一体型アームカバー」に乗り換えた理由
  • 伊藤

    アームスリーブは左右の腕で分離されたものになっているので、家の中やバッグの中で迷子になったり紛失してしまうことが多いんです。出発前のパッキングで「あれ、もう片方は?」と探し回る時間が地味にストレスですし、結局見つからずに買い直したこともあります。

積年の課題を解決する、「左右一体型アームカバー」が登場


ここまでに紹介した従来型アームカバーの悩み。これらを一挙に解決する新しいプロダクトが「サンブロックアームカバー」です。

「①ずり落ちのストレス」や「②締め付けによる不快感」を解決するべく、腕に着圧で装着する従来のスタイルを一掃し、肩〜腕だけを覆う左右一体型のデザインを採用しました。

袖の有無や長さに関係なく、首から肩、腕と全体を覆うことができるため、着用するベースレイヤーのデザインを選ばずどんなスタイルでも着用することができます。

脇下には空間があるため通気性もしっかり担保されています。両腕がつながった一枚の仕様になっているため、片腕だけを紛失してしまうような心配もありません。

実際に新型アームスリーブを着用!体当たりレポートに密着

ズレない、焼けない、なくさない。私が「一体型アームカバー」に乗り換えた理由

従来のアームスリーブに課題感を感じていたスタッフ伊藤に、実際の登山で「サンブロックアームカバー」を着用してもらいました。果たして、アームカバーにまつわるお悩みは解決できたのでしょうか…?

Q.「左右一体型アームカバー」の着け心地はどうでしたか?

  • 伊藤

    私は敏感肌体質なので、腕に密着する従来のアームカバーは、汗をたくさんかくと肌がかゆくなってしまうのが悩みでした。ですが「サンブロックアームカバー」は長袖のベースレイヤーを胸上でカットしたようなデザインなので、腕まわりの締め付け感もなく長時間の山行でもずっと快適。

    変わったデザインですが、袖口のサムホール(指抜き)を使うことで激しく動いても身体と一体になっているような程よいフィット感があります。正直、『もっと早く左右一体型に出会いたかった!』と思うほどです。

Q. 従来型アームカバーとの違いを感じた点はありますか?

  • 伊藤

    従来型アームカバーは「着脱」をあまり想定していないと思うんです。一度付けたら、その日の山行が終わるまでそのままで、付けたり外したりするイメージはなかったんです。

    でも「サンブロックアームカバー」は、暑さや環境に応じた「付け外し」がしやすいという点が、大きな違いだと思います。両腕がつながった構造のため、山行中に付け外しをする際も片方だけ落としてしまう心配がないんです。

    また、個人的に感動したのは、腕だけでなく首周りまで一気にカバーができること。これまではアームスリーブと帽子のサンシェードを併用していましたが、サンシェードはうっかり自宅に忘れがちで…(笑)「サンブロックアームカバー」なら、腕・肩・首の後ろまでこれ1枚で守れるので、忘れ物の心配もありません。

Q.ムレ感や暑さなどは気になりますか?

  • 伊藤

    従来型アームカバーと比較すると布面積は多いので、暑がりの私は「逆に暑くないかな?」と少し心配でした。でも、実際に着てみると驚くほど快適。熱がこもりやすい脇や背中が大きく開いた構造なので、蒸れにくいです。「紫外線や強風から肌は守りたいけど、ロングスリーブやシェルを羽織るほどではない...」というどっちつかずな状況にぴったりハマります。

Q.特に気に入っているポイントはありますか?

  • 伊藤

    暑がりでタンクトップや袖の短い半袖のウェアをたくさん持っているので、「スキマ日焼け」を防げるのが嬉しいです!高い遮熱性を備えた生地なので、効率よく日陰を作ってくれているような感覚で、日焼け対策と暑さ対策を兼ねてくれる、非常に便利なアイテムだと思います!

首と腕を守る、新しいアームカバーのかたち

首と腕を守る、新しいアームカバーのかたち

日焼け止めをこまめに塗り直す手間や、ずり落ちや締め付けに感じていた小さなストレス。これまで当たり前のように受け入れてきたUV対策にも、新たな選択肢が出てきました。

「サンブロックアームカバー」は、これまでの“アームカバーの不便さ”を根本から見直したアイテム。腕だけでなく首元までを一体で守ることもできるうえ、着脱のしやすさや、ストレスの少ない着用感は、一度体験するときっと手放せなくなるはずです。

“塗る”から“着る”へ。そして、“左右一体型へ。今年の夏こそ、マンネリ化した紫外線対策に新しい選択肢を取り入れてみませんか?

紹介したアイテム

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