山のサングラスは否ファッション。 瞳を守るための必携ギアなのだ!

日差しが本格的に強くなるこれからの夏山シーズン、皆さんは紫外線対策をどのようにしていますか?

今回は、自他ともに認める“サングラス大好きライター”の櫻井卓さんに、登山におけるアイウェアの重要性について熱く語っていただきました。櫻井さんが絶大な信頼を置くブランド「FLOAT(フロート)」の高橋さんとの対談を通じて、ファッションだけではない「目を守るギアとしてのサングラス」の実力に迫ります。

(執筆:櫻井 卓 撮影:小林 昴祐)

櫻井 卓(さくらい たかし)

1977年生まれ。「TRANSIT」「Coyote」などの旅雑誌の他、登山雑誌「PEAKS」やアウトドア誌「Be-pal」、ファッションカルチャー誌「Houyhnhnm Unplugged」など多数のジャンルで執筆中。趣味は海外のトレイルを歩くことで、好きなエリアはカリフォルニアのヨセミテ北部。

FLOAT(フロート)

高橋 佐多弥(たかはし さたや)

1988年生まれ。眼鏡とアウトドアが好きで、気づけばFLOATへ入社。今はFLOATを通してサングラスの重要性やフィールドでの活用法を伝えるべく、全国各地を飛び回る日々を送る。営業先やフィールドで出会う人々に刺激をもらい、ハイキングをベースに自転車やフライフィッシングを楽しみながら生活している。好きなフィールドはヨセミテ…と言いたいところだが、一番落ち着くのは地元のサトヤマ。

山におけるサングラスはファッションではない、瞳を守るための必携ギアなのだ!

今回の相棒は、軽さと掛け心地で人気を集めるサングラスブランド「FLOAT」。登山やトレイルランを楽しむ人にはすっかりお馴染みですが、実は「サングラスはなんとなく苦手」「自分には似合わない」と感じている人も少なくありません。

でも、声を大にして言いたい。山におけるサングラスはファッションだけではない、瞳を守るための必携ギアなのだ!と。

ここでは、サングラス大好きライターを自負する私・櫻井とFLOATの高橋佐多弥さんの対談を通じて「目を守るギア」としてのサングラスについて改めて考えてみたいと思います。

アナタの大切なその瞳、剥き出しのままで良いんですか!?

山のサングラスは否ファッション。 瞳を守るための必携ギアなのだ!
  • 櫻井

    山のサングラスということで、今回「FLOAT」についていろいろお話伺っていきたいんですけど、そもそもサングラスって俺の中では山の標準装備なんですけど、そうじゃない人も一定数いるみたいですよね。

  • 高橋

    ユーザーさんの声の中では、サングラスってちょっと格好つけてるイメージもあるらしく、最初は抵抗があったっていうレビューもありました。

  • 櫻井

    じゃあ、俺なんて20年以上格好つけてますね(笑)。アメリカのハイキング旅によく行くんですけど、向こうに行ったら全員当たり前にサングラス。子供も、なんだったら犬もゴーグルつけてますよ(笑)。

  • 高橋

    あっちは紫外線が強いですからね。目を保護する装備としてのサングラスが根付いているんだと思います。

  • 櫻井

    たしかに、アメリカだと運転するときにも必携装備。もし忘れたら眩しすぎて命に関わるレベルです。アメ車には必ずといって良いほど車内にサングラス入れが付いてますしね。

山のサングラスは否ファッション。 瞳を守るための必携ギアなのだ!(左上)昨年、櫻井さんがグランドティトンを歩いた時の写真 (右下)高橋さんがJMT(ジョンミューアトレイル)を歩いた時の写真。どちらもサングラスなしではとても歩けそうにない
山のサングラスは否ファッション。 瞳を守るための必携ギアなのだ!
  • 高橋

    でも、日本ってサングラスはファッションってイメージがまだ根強いみたいで、「FLOAT」としてはもっと「目を保護するためのギア」という機能を伝えていきたいんです。

  • 櫻井

    保護するためのギア。たしかに。帽子と同じくらい、いやそれ以上かな。大切だと思います。目って、粘膜がダイレクトに外に出ているかなりデリケートな部分ですからね。しかも目の周りって皮膚が薄いから、紫外線とかでシワとかできやすいって聞きますし。

  • 高橋

    紫外線から守るという意味はもちろんなんですが、レンズの素材はポリカーボネートなので強度にも優れてます。ユーザーさんからいただいたフィードバックで「転倒して顔を強打したけど、FLOATのサングラスのお陰で目はしっかり保護できた」というものがあって、物理的なプロテクションとしても役に立ってくれると思います。

  • 櫻井

    うわ、いま想像して怖くなった。最近山を走ってて転んだんだけど、そういうときにもし、尖ったものが顔に迫ってきたら、もう……。

誰にでもマッチする普遍的デザイン「LONE PINE」

山のサングラスは否ファッション。 瞳を守るための必携ギアなのだ!
  • 櫻井

    サングラスのハードルがちょっと高めだと感じている人こそ、この「LONE PINE(ローンパイン)」な気がするなあ。いわゆる昔からあるオーソドックスなスクエア型だし、レンズの色も濃すぎないから、イカつい感じにならない。

  • 高橋

    そこは狙った部分でもあります。フレームの形的には女性には「MILLBRAE(ミルブレー)」が人気ですね。

  • 櫻井

    あー、たしかに。丸型だと普通の眼鏡っぽくなるもんね。でも、オジサン目線だと「LONE PINE」のほうが馴染みやすいんだよなあ。トレンドの丸型だと、ほら、俺みたいな顔だと余計ぽっちゃりみえるというか(笑)。その点「LONE PINE」は直線的なフレームだからシャープさを盛ってくれる感じがしてます(笑)。

山のサングラスは否ファッション。 瞳を守るための必携ギアなのだ!
  • 高橋

    山ではキャップ被ることが多いじゃないですか。YAMAPの人が言ってたのが「キャップとの相性を考えると、帽子のツバの曲線とフレームの直線がピタッと平行に並ぶから顔周りがシャープに見える」って。

  • 櫻井

    おー、その目線はなかったな。単にクラシックな形を真似るんじゃなくて、日本のハイカーに似合う形状のロジックがFLOAT流に落とし込まれているわけですね。だからこそ誰が掛けても失敗しない、新しい王道デザインになっている。いままで色んなサングラスを試してきましたけど、こういう「一見ベーシックなのに、実はフィールド仕様にフルカスタムされているアイウェア」こそ、トレンドに左右されず一番長く付き合えるんですよね。

走ったって無問題。圧倒的フィット感!

山のサングラスは否ファッション。 瞳を守るための必携ギアなのだ!
  • 櫻井

    このテンプルの部分の作りが独特ですよね。他で見たことがない。素材も柔らかいからしっかりとフィット感はありつつ、圧迫する感じがないです。

  • 高橋

    どんな顔の人にもフィットするということにも重点を置いてます。

  • 櫻井

    これって、作りとしてはかなり面倒くさいはずだよね。金型を起こすのが大変そう。

  • 高橋

    そうですね。しかも内部にマグネットを仕込んであるので。

  • 櫻井

    このマグネットも「FLOAT」の特徴ですよね。付属のベースマグネットを壁とか車内とかに貼っておけば、すぐ手に取りやすいし、俺がよくやる「サングラスどこいった!?」状態も防げる。

  • 高橋

    「どこいった!?」状態という意味では、首元でホールドできる機能も役に立ってるんじゃないですか?(笑)

山のサングラスは否ファッション。 瞳を守るための必携ギアなのだ!
  • 櫻井

    まさに。ちょっと外したいときは、オデコに掛けることが多かったりするんだけど、あれやると帽子脱ぐときにしょっちゅう一緒に落ちちゃってて。しかもオデコサングラスってちょっとチャラく見えるじゃない? そういうのもないから、お店に入ったときはサッと首にかけたりしてます。そういえば、この前このサングラスで軽くトレイルランもしたんですけど、首にかけて走ってもまったく落ちない。これにはビックリしました。

  • 高橋

    かなりハードに動いてもらっても大丈夫なように作ってます。しかもオデコに掛けると皮脂とかが付いて汚れてしまうこともあるんですが、首だとスペースが確保できるんで、そういう心配もありませんよ。フィット感で言うとフレームのアールにもこだわってるんですよ。

山のサングラスは否ファッション。 瞳を守るための必携ギアなのだ!
  • 櫻井

    おお! たしかに上から見ると普通のサングラスよりだいぶカーブしてますね。

  • 高橋

    これによって、顔のラインにピッタリ沿うので、余計な光や砂埃も入りにくいです。

  • 櫻井

    でも、いわゆるゴリゴリのアウトドアサングラスほどではない。めっちゃバランス良いですね。

  • 高橋

    山はもちろん、そのまま街でも掛けられるような、そんなデザインを心がけてます。くわえて日本人の顔に徹底的にアジャストしてるので、いままでサングラスのフレームが頬に当たったりして不快だったという方からも、そういう悩みが解消されたという声もいただいてますね。

  • 櫻井

    たしかに海外ブランドのサングラスって、俺みたいなザ・ジャパニーズ顔だと、ずっとビターっと顔に張り付いてる(笑)。聞けば聞くほど、サングラスデビューの1本にもピッタリですね。

山のサングラスは否ファッション。 瞳を守るための必携ギアなのだ!(左)櫻井:ローンパイン フラッシュミラー着用 (右)高橋:ローンパイン着用

大げさじゃなく景色が変わる。偏光レンズ越しの世界

山のサングラスは否ファッション。 瞳を守るための必携ギアなのだ!(左)通常のサングラスレンズ、(右)偏光レンズ。偏光レンズでここまで景色の見え方が変わる。
  • 櫻井

    実は俺の偏光レンズデビューが「FLOAT」なんですよ。ハイカーズデポとコラボしてたやつ。それまではファッションっぽいやつをかけてたんですけど、世界が変わりましたね。

  • 高橋

    「FLOAT」としては、できるだけ自然な色味を残したまま視界のクリアさを担保したいんです。太陽光っていろんなものに反射して、それが原因で白っぽく見えたり霞んだりするんですけど、そういう余計な反射光を遮断することにも重点を置いてます。

  • 櫻井

    でも、いわゆるドギツイ偏光レンズのような、とんでもない補正をかけているワケではない。そのへんのバランスがすごく良いんですよ。裸眼より綺麗というより、本来見えている景色に近づく感覚なんですよね。

  • 高橋

    とくにYAMAP別注で採用してもらっているライトグレーレンズは一番自然な色味になります。

山のサングラスは否ファッション。 瞳を守るための必携ギアなのだ!YAMAP別注 ローンパインのライトグレーレンズ越しの景色
山のサングラスは否ファッション。 瞳を守るための必携ギアなのだ!
  • 櫻井

    しかも、視界があまり暗くならないんだよね。だから樹林帯とかでも掛けっぱなしで問題なし。山を走るときなんかとくに助かります。沢沿い、稜線の照り返し、雪渓や花崗岩の白い反射など、偏光レンズに助けられたシーンを挙げたらキリがないくらい。あと、メーカー的にはオススメできないんだろうけど、運転中のトンネルでもそのまま掛けっぱなしにしてますね。

  • 高橋

    このグレーのレンズは汎用性も高いですから、日帰り低山から縦走まで対応できるような設定です。初めてサングラスを買う方は、薄めのグレーがオススメです。掛けた状態でも外からうっすら目は見えますから。

  • 櫻井

    すれ違いとかでも感じ悪く見えない(笑)。北アルプスとか標高の高いところの縦走とか、アメリカでのハイキングを考えると、俺はミラーレンズが合ってそうです。

    いやー、最初に偏光レンズを掛けた時の感動をみなさんにも味わって欲しいですね。安価なサングラスと掛け比べてみると、その違いはすぐに分かるはずなんで。今回、いろいろ話を伺ってみて、山では帽子を被るのが当たり前になったように、サングラスも「お洒落」ではなく「身を守るギア」として当たり前になってほしいですね。

  • 高橋

    まさに、目指しているところはそこですね!

櫻井さんが着用しているのはこちらのモデル

櫻井さんが着用しているのはこちらのモデル

高橋さんが着用しているのはこちらのモデル

帽子をかぶる。グローブをはめる。それと同じように「瞳を保護する」ためにサングラスをかける。

今回のお二人のお話から、サングラスが山においていかに重要な役割を担っているかが改めて伝わってきました。

否ファッション!と強烈なタイトルを付けましたが、ファッション面において身につけたくなるデザインもサングラスを構成する大事な要素。FLOAT流に落とし込まれた日本人に似合うデザイン、圧倒的なフィット感、そして景色をより美しく安全に見せてくれる偏光レンズ。「自分には似合わないかもしれない」とこれまで敬遠していた方にこそ、この「FLOAT」を選んでほしいと思います。

今年の夏は、帽子をザックに入れるのと同じ当たり前さで、FLOATのサングラスを相棒に。裸眼よりもクリアで安全な、美しい山の世界へ出かけてみませんか?

FLOATのサングラスラインナップはこちら

    紹介したブランド

    • FLOAT

      FLOAT

      「究極の掛け心地を追求した構造 FLOAT OUTDOOR」 アウト...

    関連する記事

      関連する記事は見つかりませんでした