冬登山の最適解!大人気のYAMAP別注グローブの魅力に迫る【ユーザーレビュー】
10月も下旬に差し掛かり、山は紅葉に染まる頃。標高の高い山や北の地域では、すでに初雪の報せも届いています。夏山シーズンは終わりを迎え、私たちの山道具も「衣替え」が必要な時期ではないでしょうか。今回は、YAMAP STOREの人気&定番アイテムのひとつでもある「YAMAP別注オープンミトングローブセット」のアップデートに迫りながら、人気の理由をユーザーのお声と共にご紹介します。
「手元のレイヤリング」を意識した秋冬登山向けのグローブセット

「YAMAP別注オープンミトングローブセット」は、日本のグローブメーカー「handson grip(ハンズオングリップ)」とタッグを組んで開発された、YAMAP STOREでしか手に入らない特別な製品です。
通年使用可能なインナーグローブと保温力重視のアウターグローブの組み合わせによって、登山で重要な「体温調整」の考え方を手元でも実現できるよう開発。そのほかにも、フィールドでの使用シーンを考慮したさまざまなギミックが詰め込まれています。

すぐにフィールドに持ち出せるよう、インナーグローブ、アウターグローブ、リーシュコード、そして今季から付属するカラビナの4点がセットになっています。
インナーグローブは汎用性の高い5本指、アウターグローブはミトン型のデザイン。ミトン型は一見使い勝手が悪そうに感じますが、親指以外の4本の指をまとめて保温することで外気との間の保温層を強化できるため、同じボリュームの5本指アウターグローブよりも大きな保温力が得られるという大きな利点があります。
販売開始から3年、再入荷のたびにシーズン終了を待たずして完売が続く、大人気のグローブセット。YAMAP STOREのアイテムレビューにもユーザーさんからの嬉しいお声が届いています。今回は、そんなユーザーレビューから、「YAMAP別注オープンミトングローブセット」の魅力とディテールを深掘りしていきましょう。
USER VOICE①スマホ・カメラの操作に嬉しいオープンフィンガー機能

『今までスマホで写真を撮る時はいちいち手袋を脱いで撮影していましたがこの手袋は人差し指が出るので助かります』
『スマホ対応の手袋でも細かい操作がしにくいなと感じていたので購入しました。指先だけを出せるので不快感なく操作できます』
ユーザーレビューのなかで最も多くの評価をいただいたのは、「オープンフィンガー機能」でした。
インナーグローブは左右の親指と人差し指の先端にスリット(切れ目)があり、そこから指先を出すことができるようになっています。2本の指先を出せば、スマートフォン画面のタップもピンチもフリックも、グローブをしていないときと同じように、自在にコントロールが可能に。
アウターグローブもミトンの指先部分が開閉可能となっており、二つのグローブを装着したままでも、素早く指先を出し、細かな作業をこなすことができます。ボリュームのあるアウターグローブの開閉部を抑えるためのゴムバンドにも好評の声が多数。複雑なボタンやスナップではなく、シンプルな仕組みを採用したことで、操作性の良さを感じるユーザーが多いようです。

外して指を出したとしても、中綿入りのフードはボリュームがあるため、操作の際に肝心のスマホの画面を隠してしまいます。それを解消するのが、甲につけられたゴムバンド。ここに外したカバーを挟んでおけば、すっきりコンパクトに収まって、スマホ操作を邪魔することはありません。細かい作業が必要なボタンやスナップなどではなく、ゴムバンドというところもポイント。これならノールックでさっと挟むことができます。
USER VOICE②抜群のフィット感

『はめてみて、柔らかく包んでくれる心地の良さにまずホッとしました』
『手が小さいのでなかなかぴったりくるグローブに巡り会えずいくつも失敗してきましたが、心地よくフィットしていて良かった!と感激』
特性上、「グローブ」はサイズトラブルの多い製品のひとつでありながら、「YAMAP別注オープンミトングローブセット」にはフィット感に対する評価も多く寄せられています。
指の関節や構造、動きに着目し、グローブを非常に立体的なデザインで設計することによって、これらのフィット感は実現されています。また、インナーグローブは旧モデルからバックルを止めるテープの素材とネームの位置を変更し、肌あたりのストレスを改善するなど、ユーザーボイスを反映した細かなアップデートも加えられています。

アウターグローブも、中綿入りのボリュームによって装着感が損なわれないよう、パーツごとに生地や中綿の封入量を調整しています。これらは、ハンズオングリップとの共同開発だからこそ成せる技。日本の老舗グローブメーカーならではの細かな心遣いが製品の魅力としてあらわれています。
USER VOICE③インナーグローブのやさしい肌触り

『ジョギングでインナーグローブのみを着用しています』
『インナーの肌触りが良く、冬になる前から「インナーのみ」でヘビロテしてます。スマホやカメラ、行動食を食べるときには最適です!』
インナーグローブには、秋冬向けべースレイヤーの素材としてよく使われる、ポーラテック®︎社の機能素材「パワードライグリッド」を使用しています。この素材の質感や使い勝手の良さにも太鼓判をいただいています。
名称からもわかるように、その最大の特徴は速乾性の高さ。フラットな表面に対して、裏面の凹凸が汗をすばやく吸い上げて、濡れや湿気を外に放出する機能を備えます。保温力を備えながらも通気性に優れ、軽量でしなやかな肌触り。冬になる前から「インナーのみ」で通年活用しているという方も多いのが特徴です。
USER VOICE④アウターグローブは濡れても保温性が落ちない

『オーバーミトンは、折り返しからの隙間風や厚みのごわつき感じるかなと思ったけど、まったく意識することなく過ごせました』
『まだ数回しか使用していませんが、中綿にプリマロフトを使用していることなど、機能性とコスパが良かったです!』
雪山での使用を考えると、気になるのが「濡れ」への耐性。本製品は完全防水ではありませんが、天候等による外側の「濡れ」と汗による内側からの「濡れ」を考慮し、中綿の素材選びにこだわりました。使用しているのは、ダウン(羽毛)の弱点である「濡れ」「乾きにくさ」を克服した人工ダウン「プリマロフト®︎」。軍隊などでも採用されている高機能素材を贅沢に使用することで、山行中の使いやすさにも高い評価を集めています。
USER VOICE⑤かゆいところに手が届く、便利な付属品たち

『リーシュコードがセットされているので、別売りを探さなくていいというのも気に入っています』
『単体で購入するより色々セットになったこちらを購入の方がお得だと思いました』
「YAMAP別注オープンミトングローブセット」には、インナー・アウターグローブのほかに、アウターグローブに接続するリーシュコードと、2025年モデルからはYAMAPのロゴ入りカラビナが付属します。しかもコードは、リフレクター機能付きで視認性も確保。すみずみまで抜かりなくこだわりを詰め込みました。別売りでの購入が不要なため、このセットがあれば冬の山登りの手元事情はカンペキな状態になるのです。

そして登山中のグローブトラブルの第一位は、間違いなく「紛失」。小さいアイテムだからこそ、『どこにしまったっけ…』『片手だけない…』といったトラブルは付きもの。そこで本製品は、紛失対策のディテールをふんだんに詰め込んでいます。

リーシュコードは、紛失対策のディテールのひとつ。さらに、インナーグローブ&アウターグローブには左右を繋いでおけるミニバックルを設けているほか、今季より新たに付属するオリジナルのカラビナを使えば、バックパックやサコッシュに取り付けて持ち運ぶことができます。
レビューに届いたリアルな使用シーンをご紹介
ここまで、レビューの中でも特に多く寄せられたポイントをもとに紹介してきましたが、レビューではリアルな使用シーンのお声もたくさん届いています。これから購入を検討される方は、ぜひ実際にフィールドで使った感想を参考にしてみてください。
『本日、雪山で使用。序盤はアンダーグローブで登り、尾根に出て寒さが増した時からはミトンを装着。アンダーグローブは汗で濡れていた筈が頂上に着くと乾いていました。はっきり言って購入してほんと良かったです』
『先日マイナス8度の雪の赤城山で使用。暖かい』
『厳冬期の雪山に挑むためのガチ仕様。自分はどんなにスマホ対応の手袋を使っても手袋を着けながらの操作は厳しいタイプです。でもスマホはかなりの頻度で見る機会が多い。(疲れてくればくるほどYAMAPを開く頻度が早くなる笑)その都度手袋を外して、というのはかなりめんどくさかったため、親指と人差し指だけ出すことができるこちらのモデルを選びました。これで3000m峰に挑戦しようと思います』
雪の降る寒さの厳しい環境でも問題なく使用できることがユーザーボイスからもわかります。厳しい環境下であっても、スマホやカメラは使いたくなるもの。そんな時に都度立ち止まりグローブを外す手間がなくなれば、よりスムーズで快適な山行が可能になりますね。
『自転車通勤にも使ってて指先の寒さを感じなくなった!』
『スキーブーツの着脱などの操作も、指が出せるとすごく快適。ゲレンデでも活躍します!』
登山だけでなく、日常生活やゲレンデスポーツでも「YAMAP別注オープンミトングローブセット」は活躍しているようです。シックでシーンを選ばないデザインとカラーだからこそ、どんなシーンにもマッチし汎用性高く使用できるのかもしれません。
使うほどにわかる、“手元レイヤリング”の快適さ

2023年の登場以来、根強い人気を誇る「YAMAP別注オープンミトングローブセット」。ユーザーのみなさんから寄せられた声をもとに、使い勝手や快適さを年々アップデートしてきました。その完成度の高さは、数多くのレビューが証明しています。
今年の冬も冷え込みが厳しくなりそう。手元の防寒対策に、間違いないグローブを選んでみてはいかがでしょうか。


