テクノロジー満載のダウンシュラフ|重量わずか330gで高い保温性。しかも撥水
テント泊登山になくてはならないシュラフ。素材や使用温度、形状など、各社から様々なモデルが発売されていますが、価格の幅も大きく選ぶのに困っている方も多いのではないでしょうか?
今回ご紹介するのは、そんな方にこそ使ってほしい最新テクノロジー満載の「究極の撥水ダウンシュラフ」。「ラブ/ミシックウルトラ120モジュラー」です。
YAMAP STOREで、現在取り扱っているシュラフはこのモデルだけ。検討を重ね、数ある3シーズンタイプの中から選んだのが「ミシックウルトラ120モジュラー」なのです。
水濡れに強いダウンシュラフ
私たちが注目した1つめの特徴は撥水性。結露しがちなテント内での使用において、ダウンシュラフの弱点である「水濡れへの弱さ」は大きなデメリットです。化繊に比べ、軽量でコンパクト、暖かなダウンシュラフですが、このデメリットを鑑みて購入を躊躇していた方も多いのではないでしょうか?
「ミシックウルトラ120モジュラー」は、そのデメリットをダウンの撥水加工でクリアしました。たとえ湿った環境に持ち込んでも、ダウンが水分を含み、保温性がゼロになってしまうようなトラブルを防ぎ、快適な睡眠を提供してくれるのです。
900フィルパワーのダウンがもたらす暖かさ
2つ目の特徴は暖かさです。使われているダウンは、なんと900フィルパワーの良質なもの。フィルパワーとは、1オンス(約28.3グラム)のダウンが、圧力をかけた後に何平方インチ膨らむかの値を示したものです。この値が高いほど、少ない量でも大きく膨らみ、より保温性能が高いという目安に使われます。
加えて、独自の保温技術である「TILT(サーモ アイオニック ライニング テクノロジー)」を生地の内側に採用。シルバーカラーのチタンコーティングが施されています。自分の体温を逃さず反射させることで、効率よく熱を増幅させ、優れた性能のダウンによって暖かさを保持するのです。その一方で、通気性も確保しているので、蒸れて不快に感じるようなことはありません。
これらの工夫により、「ミシックウルトラ120モジュラー」はリミット温度0℃(※)という保温性を実現しています。
※R4以上のエアマット使用時
重量330gで収納もコンパクト
そして、3つ目の特徴は軽さと収納性。「機能性や保温性に優れている代わりに重いのでは?」と思われた方はご安心を。不必要なものを極限まで削ぎ落とし、330gという軽さを実現しています。
体重によって潰れてしまい効力を十分に発揮できないことが多い背面部分は、あえてダウンの量を最小限に抑えています。マットとの併せ使いを考慮しているためです。また、頭部を覆う部分にもダウンを入れず、軽量化を図っています。
3シーズンにおいては、頭部までシュラフをしっかり被るか否かは好みが分かれるところ。寒く感じた際には、ビーニーやフードを使うことにより、暖かさを確保することが想定されているのです。
一方で冷えがちな腰から足元にはたっぷりダウンを封入して保温性を確保。必要な部分にはしっかりと使うべきものを使うという、メリハリの効いたシュラフに仕上がっています。
しかも、ダウンならではの収納性は圧巻。専用のバックに詰めれば、縦32cm・直径16cm程度まで圧縮可能です
性能を保つ保管用袋も付属
「ミシックウルトラ120モジュラー」には、携帯する際の収納袋とは別に、保管するとき専用のゆとりを持たせた袋もついています。
いくら高性能なダウンといえども、長時間圧縮された状態にさらされてしまうと、復元力が低下し、本来持っていた性能を失う可能性も。この保管用の袋は、ダウンを潰すことなく、ゆとりを持ってシュラフを収納することができます。
マット併用でさらに性能アップ
商品名にもある「モジュラー」とは、「接続する・結合する」という意味で用いられている言葉。「ミシックウルトラ120モジュラー」では、同社の「ウルトラスフィア4.5」と連結する機構を取り入れています。
そのため、マットを固定するストラップがついている点も抜かりないポイント。ストラップを使うことで、シュラフの中で体を動かしてもマットとのズレを食い止めてくれます。ベストな位置でマットを固定してくれるので、頭から足元まで、大地からの冷気をしっかりとシャットダウンします。
小屋泊メインの方には「山用シーツ」がオススメ
「私は小屋泊メインだからシュラフはいらないな」という方には、虫が寄り付きにくい「山用シーツ」がオススメ。
「コクーン/インセクトシールド サファリトラベルシーツ」シリーズは、その名が示すように「インセクト=昆虫」を「シールド=防御」する超コンパクトシーツ。虫が嫌う菊科の植物の成分を分析し、人工的に再現することで高い虫除け効果を発揮します。気持ちいい生地感なので、山小屋の布団でも快眠間違いなし。
シュラフ特有の化繊の肌触りが苦手な方は、シュラフの中で使うのもオススメです。