【PICKUP】濡れによる不快感や冷えを軽減|ドライレイヤーの魅力を再発見
植物たちが青々と芽吹き、日差しのぬくもりが気持ちいい時期ですが、まだ冷たい風がふくのが5月の山の特徴です。ヒートアップするような登りでも、山頂につくと冷たい風に当たってヒヤッとした経験はないでしょうか。汗で肌が濡れた状態だと、「汗冷え」をおこしかねません。
そこで活躍するのが、登山のレイヤリングの常識になりつつあるドライ系のアンダーウェア。濡れを寄せ付けない画期的なウェアを初めてリリースしたのが、finetrackのドライレイヤーです。購入を検討している、気になっているという方にむけて、ドライレイヤーの魅力をおさらいしましょう。
ベースレイヤーの下に着用して肌を濡らさない
ドライレイヤーの最大の利点は、汗をかいても肌を濡らさないこと。山ではかいた汗が体の熱を奪う「汗冷え」を避けるために、吸水速乾性のある素材のウェアの着用は常識ですが、ドライレイヤーを通すことでより効率的に汗離れを良くして、瞬時に外へと放出します。つまり、肌は常にさらさらの状態をキープして快適、さらに体温が奪われるリスクを軽減するといった役割をになっているのです。
数日間着続けてもベタつかかず、臭わない
お風呂に入れない宿泊をともなう登山においても、汗をかいたあとのベタ付き感がないのもメリット。ドライレイヤーの生地は肌から出る皮脂汚れが繊維に付着しにくいため、ベタつきも軽減し、衣類が肌に張り付く不快感もありません。また、菌の繁殖を抑制する効果によりニオイのもとを抑えるので、下山後の電車でも周りを気にしなくていいのは気が楽ですね。
素材の耐久撥水性は洗っても効果は持続
透けるほどの薄さで、洗濯機で洗っても大丈夫?と心配する人もいますが、洗濯ネットに入れることで普通の服と同じように、洗うことができます。肌をドライに保つための撥水加工は、150回洗っても効果を保つという持続性もあり。ただし、洗うときは、柔軟剤や香料の入ってないものをお使いください。
効果を発揮するにはベースレイヤー選びも重要
汗を常に外へと放出してくれるドライレイヤーですが、その効果を確実に実感するためには、吸水速乾のベースレイヤーを上に着用することが重要です。ドライレイヤーに触れていないと、汗を効率よく吸い上げることができないので、ベースレイヤーはきつくない程度に体にフィットしているものを選びましょう。
着用することで確実に快適さがアップする、finetrackのドライレイヤー。雨の時でも、乾きが早いので体の熱をにがしません。外からは分からないし、見た目も地味ではありますが、着ているのとそうでないのとで違いはあきらか。まさにこれからの時期に欠かせない、縁の下の力持ち的な存在です。ぜひ、汗ばむ時期にお試しください。