『汗冷え』は8割が経験者。みんなが悩む汗トラブルを大調査

登山と切っても切り離せない「汗」のお悩み。「汗で服が背中に張り付いて気持ち悪い」「登っているときは暑くて汗だくなのに、休憩をすると急に寒くなる」など、登山者なら一度は経験したことがあるでしょう。
そこで今回、YAMAPではユーザーの皆さんにアンケート調査を実施。 見えてきたのは、登山者ならではの切実なお悩みとリスクでした。より快適で安心な登山を目指して、効果的な汗対策を実践してみませんか?

構成・執筆:大城実結

みんなが悩んでいる登山の「汗」


季節を問わず、多くの登山者を悩ませる汗問題。特に近年、日本の暑さは高温化が進み、その期間も長期化しています。そこで私たちが気になったのは、ユーザーさんの汗対策の実態。
YAMAPでは2026年1月に、ユーザーさんを対象にした「汗と汗処理アンダーウェアに関するアンケート」を実施し、実に907名もの方々にご協力いただきました。ご回答いただいた皆様、本当にありがとうございました!

8割の人が「汗をかきやすい」と回答

まずチェックしたいのが「Q,あなたは(登山中に)汗をかきやすいと感じていますか?」という問いに対する回答です。

【徹底調査】『汗冷え』は8割が経験者。みんなが悩む汗トラブルと解決の正解※出典:YAMAPユーザーアンケート(2026年1月実施/有効回答数=907名「汗と汗処理ウェアに関するアンケート」より抜粋)

なんと、8割を超える人が「はい」と回答しており、汗の悩みは登山者共通であるということが明らかになりました。

さらに、具体的な不快感を訊ねる質問では、「肌のべたつき」や「臭い」に加えて、「汗冷え」「服が濡れて身体に張り付く」など、低体温症のリスクに直結する項目に多くの票が集まりました。

【徹底調査】『汗冷え』は8割が経験者。みんなが悩む汗トラブルと解決の正解※出典:同アンケートより

ユーザーさんのリアルボイス(一部抜粋)

「夏に樹林帯をハイクアップする際に汗をしっかりかいてしまい、稜線に出たら暴風で汗冷えして体が震えていたことがあった」
「汗をかいた後、しばらくすると体から変な臭いがする」
「山歩きの帰りに電車に乗る際に、汗臭い自分に気付く」
「汗をかき、休んだあと身体が冷えて動きが重くなる」
「汗冷えで震えが止まらなかった」

「たかが汗」と軽視してはいけない、安全とマナーに関わる問題だと改めて気付かされます。

多くの先輩登山者が取り入れている「登山専用アンダーウェア」

そこで次の設問として投げかけたのが「登山の時、アンダーウェア(下着)は専用のものを使いますか?」という問い。約81%の回答者が「登山用(もしくはスポーツ用)に購入した専門のものを使う」と答えました。その中でも汗処理性能に優れたアンダーウェア(汗処理専用アンダーウェア)を持っている人が約70%と非常に高い割合を占めています。

【徹底調査】『汗冷え』は8割が経験者。みんなが悩む汗トラブルと解決の正解※出典:同アンケートより

さらに、「使用している」と回答した632人に所有数を伺うと、「複数枚」の回答が半数以上という結果に。

『汗冷え』は8割が経験者。みんなが悩む汗トラブルを大調査※出典:同アンケートより
『汗冷え』は8割が経験者。みんなが悩む汗トラブルを大調査※出典:同アンケートより

また、使用している76% の人が「登山で毎回必ず着用している」と回答しており、登山者の間では非常に高い着用率・所有率を誇っていることが伺えます。
なぜこれほどまでに多くの登山者が汗処理用アンダーウェアを支持しているのでしょうか?その理由は、実際に着用した際の「効果の実感」にあるようです。

【徹底調査】『汗冷え』は8割が経験者。みんなが悩む汗トラブルと解決の正解※出典:同アンケートより

所持者の約半数の人が「汗冷えしない」と評価。次いで「素肌が常にドライに保たれる」「濡れた衣服を着用する不快感がなくなる」といった声が多く上がりました。

これらの結果から、多くの登山者が抱く「汗冷え」「べたつき」という悩みに対し、汗処理用アンダーウェアが極めて高い解決能力を発揮していることが分かります。 「一度使うと、もうこれなしでは登れない」そう思わせるほどの実感が、多くの登山者に共通する高い普及率の裏付けとなっているようです。

汗処理用アンダーウェアとは?

汗冷えは単なる不快感だけではなく、行動する体力を奪い、天候の急変や時間の経過に伴い低体温症といった深刻なケースにつながる可能性もあります。アンケートからは、多くの先輩登山者がその危機感を体感し、その対策として汗処理アンダーウェアを取り入れている事実が見えてきました。では、「汗処理用アンダーウェア」とは、一体どのようなものなのでしょうか。

着用することで「汗冷えしない」状態を生み出す、その仕組みを解説します。

①従来の吸汗速乾ウェアの弱点をカバー

ポリエステルなどの吸汗速乾素材は登山において基本ですが、一度に大量の汗を吸ってしまうと乾くまでに時間がかかり、結果的に肌が濡れた状態になってしまいます。そんな課題を解決するために汗処理用アンダーウェアは生まれました。

②汗を「吸う」のではなく「逃がす」

生地自体に撥水加工が施されているため、アンダーウェア自体は汗を保水しません。かいた汗はメッシュの穴などを通って、上に重ねた吸汗速乾ベースレイヤーへと移動し、スピーディーに外側へ排出されます。

③水分の「濡れ戻り」を防ぐ

汗を吸い上げた外側のウェアが濡れた状態になっても、アンダーウェアには撥水性があるため水分を弾いてブロック。肌へ水分が戻るのを防ぎます。

④肌を常にドライに保つ

汗を外側へ排出し続けるアンダーウェアはドライな状態を保ち続けます。これにより、肌と濡れたウェアの間に乾いた層ができるため、濡れた布が直接肌に張り付く不快感や、体温を奪う汗冷えのリスクを物理的に軽減するのです。

ファイントラック「ドライレイヤー」が支持される理由とは

【徹底調査】『汗冷え』は8割が経験者。みんなが悩む汗トラブルと解決の正解※出典:同アンケートより

汗処理専用のアンダーウェアを持っていると回答してくれた方に、さらに具体的なメーカーを訊ねたところ、約55%の登山者がfinetrack(ファイントラック)の「ドライレイヤー」を使用していると回答しました。ファイントラックのドライレイヤーは優れた耐久撥水加工で汗を素早く外側のウェアへ押し出すことはもちろん、あらゆるメリットにより登山者から厚い支持を集める名品です。

においの元となる菌の繁殖を抑える

【徹底調査】『汗冷え』は8割が経験者。みんなが悩む汗トラブルと解決の正解

ドライレイヤーは、アンケートでも挙がっていた「汗のにおい」の悩みも解決します。皮脂汚れが付きにくい特殊な繊維に、強力な抗菌防臭加工を施すことでにおいの元となる菌の増殖を99.9%以上抑制。宿泊を伴う縦走や下山後の公共交通機関でも、においを気にせず過ごせます。

耐久性抜群! 実は「高コスパ」なんです

アンケートには「アンダーウェアにしては値段が高い」という少し辛口な意見も。確かにただの下着として考えると、少々高く感じるかもしれません。
しかし、非常にロングユースであるというのも特筆すべきメリットのひとつ。150回洗濯機で洗っても80点の撥水効果を保つという高い耐久性を備えており、長期間にわたって確かな機能性を実感し続けられます。登山時の快適性をアップさせるだけでなく、低体温症へのリスクを軽減するという安全面から考えても「買い」なアイテムと言えるでしょう。

女性を悩ませるブラ特有の不快感・蒸れにもアプローチ

【徹底調査】『汗冷え』は8割が経験者。みんなが悩む汗トラブルと解決の正解

特に女性の回答者で多かったのが「胸まわりが暑い・蒸れる」という悩み。ドライレイヤーにはブラジャーとタンクトップが一体化した「ブラタンクトップ型」があり、独自の三層構造でバスト部分からも汗をしっかり肌から引き剥がし、外側へ排出します。
特に蒸れが気になるアンダーバスト部分にもメッシュ素材を採用することで、汗抜けを向上させています。

あなたのお悩み解消が、山を守るアクションに

【徹底調査】『汗冷え』は8割が経験者。みんなが悩む汗トラブルと解決の正解

登山中の汗の悩みを解決し、快適で安全な山歩きをサポートするドライレイヤー。YAMAP
では、オリジナルカラーの別注アイテムをご用意しました。
実は、この「finetrack × YAMAP別注モデル」は、購入金額の5%がYAMAPを経由して登山道整備団体に寄付される「寄付型モデル」になっています。すなわち、このウェアを購入して身につけることが、山の保全活動への支援につながります。
自身の身体を守るだけでなく、私たちが愛する「山を守る」ことにもつながるのです。

国土の約3分の2を森林が占める日本では、四季の移ろいに応じて美しい景色を私たちに見せてくれます。どうかこの自然が、この先の未来もずっと続いていきますように。「自身の快適・安全のためのお買い物が、未来の豊かな山を守ることにつながる」──そんな1枚を登山装備に加えてみませんか。

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