「動きにくくて蒸れやすい」冬山ジャケットを覆す、完璧な機能美を追求した逸品
2025年最初の山は楽しめましたか? 私は三が日に雪山へ行ってきました。白銀の世界にピリピリと凍てつく風……。忘れられない年明けとなりました。
雪山はもちろん、気温が低いシーズンでは冬用ジャケットが必須ですが、動きづらさや汗蒸れなど、冬用ジャケット特有の悩みがあります。
そんな問題に正面から向き合ったのが、Teton Bros.(ティートンブロス)の新作にして最高峰「ツルギジャケット リミテッド」です。今回は、冬山を最大限まで楽しみたい人におすすめの1着をご紹介します。
名品「ツルギジャケット」を踏襲したアップデートモデル
斜めにつけられたフロントファスナーが印象的な「ツルギジャケット」は、ウィンターアクティビティ用に作られた、ティートンブロスを代表するハードシェルジャケットです。24年秋冬に10周年アニバーサリーモデルを発売しましたが、すぐに完売。そして今回、リミテッドモデルとして再入荷を実現しました。
部位ごとに素材を変えて耐久性をアップ
リミテッドモデルは従来モデルの利点を余すところなく踏襲した上で、部位ごとに素材を切り替えることで、耐久性をグンと向上させています。
肩から上腕、ウエストのクリティカルパート部に“軽量かつ高強度ナイロン”を使用した通気防水素材「タズマ」を配置。これはタズマの中でも特に耐久性が高く、ショルダーストラップやヒップベルトから受けるダメージを軽減します。つまり、より長く、タフに着用できる特別なツルギジャケットなのです。
また、パッと見ただけでわかる切り替えしを活かした斬新なデザインは、ワントーンになりがちなコーディネートにもアクセントを加えます。
従来のツルギジャケットの魅力はそのまま
冬山での使用を前提に設計された「ツルギジャケット リミテッド」は、使いやすさの面においては従来のツルギジャケットの魅力もしっかり完備。斜めに配置されたフロントファスナーは下からも開くことのできるダブルファスナー式。ベンチレーションとしても機能するため、ハイクアップ時の汗蒸れも解決できます。
腹部には冬用グローブを余裕で収納できるほどの大容量インナーポケット、雪山用グローブを装着した状態でも使用しやすい袖口、ヘルメットに対応したフードなど、研ぎ澄まされた機能美も魅力です。
支持される理由は通気防水素材「タズマ」
ハードシェルの命題は雪や風から身を守ること。そのため行動中は着用し続けることが多いアイテム。ただ、寒さが厳しくても運動量が上がれば汗をかき、ウェア内部が蒸れてしまうことも。
その点、ハイレベルな通気性を備えているのも、ツルギジャケットが熱い支持を受ける理由のひとつです。秘密はティートンブロスと素材開発を手掛ける東レが3年かけて共同開発した素材「タズマ」。次世代の通気防水素材とも称され、しなやかでストレッチ性に長けているのも特長です。
汗蒸れは冷えに直結し、冬山であれば危険な状態への引き金にもなりかねません。より快適に、より安心してアドベンチャーを楽しむために欠かせないシェルと言えるでしょう。
信頼のハードシェルで冬をアクティブに
先日訪れた雪山では氷点下の外気温と爆風によって、改めてハードシェルの大切さを痛感しました。厳しい環境に挑むからこそ、装備はフィールドに最適化されたもので揃えたいものです。
ツルギジャケット リミテッドには、ティートンブロスがこれまで歩んできた製品設計や新素材の開発に対する取り組みの想いが込められています。ツルギジャケットがリリースされて10年。年月が裏付ける実績と信頼のハードシェルを、冬の装備に加えてみてはいかがでしょうか。
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