雪でこそ本領発揮ウィンタートレイルパンツ|初冬の北海道でフィールドレビュー
Gramicci(グラミチ)とYAMAPがコラボで、冬の定番ボトムスとしてご好評いただいている「ウィンタートレイルパンツ」。冬山を快適に歩くことに特化したこのパンツは、抜群の足さばきと暖かさが特徴ですが、実は雪の中でこそ本領を発揮するアイテムであることをご存知でしょうか?
その真価を確かめるべく、北海道在住のスタッフ竹内が、初雪が舞う北の大地よりフィールドレビューをお届けします。
ウィンタートレイルパンツはこの時期は特に反響が大きく、お問い合わせも多いアイテムということもあり、後半ではよくあるお問い合わせとそのアンサーも合わせてご紹介。ぜひ、購入の際の参考にしてみてください!
(撮影:和田 北斗)
YAMAP STORE カスタマーサポート担当
竹内
YAMAP STOREのカスタマーサポート担当。出産を機に北海道へ移住。都会の喧騒から離れ、季節ごとに移り変わる景色を楽しみながら、畑仕事と子育てに日々励んでいます。
動きやすさと暖かさだけじゃない、冬山パンツ

こんにちは、YAMAP STOREでカスタマーサービスを担当する竹内です。
今年で4年目を迎えるYAMAPのロングセラーモデル「ウィンタートレイルパンツ」。今季は鮮やかな新色オレンジを加えた4色展開で、多くの登山者から「動きやすい」「冬でも暖かい」と嬉しいお声をいただいております。
人気の秘密は、グラミチの代名詞でもある「足さばきの良さ」と、高機能素材「STORM FREECE(ストームフリース)」の暖かさの組み合わせにあります。さらに、撥水性に通気性も備えるなど、冬山に不可欠な機能が詰まった、この時期に一番おすすめしたいアイテムです。

「ストレッチ・保温・撥水性・ムレにくい」の4拍子が揃い、その名前の通り冬用のトレッキングパンツということは、もちろん雪の中で履いても快適なはず。
寒さと隣り合わせの北海道でウィンタートレイルパンツはもはや「普段着」として愛用している私ですが、今回はその真価を雪のハイキングで試してみました。
雪の中での着用感は?|初冬の北海道で実力をレビュー

私が暮らす北海道・旭川市近郊では、11月ともなれば平地でも雪が舞い始めます。本格的な冬が到来する前に、夫と二人で近所の里山へスノーハイキングに出かけました。
この日の気温は3℃前後。前日の積雪のおかげで、山の中はすっかり雪化粧しており、くるぶしが埋まるほどの積雪量。ときおり日差しのぬくもりも感じられ、オーバーパンツやインサレーション(保温着)を着用することなく山歩きを楽しめました。

初冬といえども、積雪はすでに15cm以上はある北海道。本州で言うところの真冬の北八ヶ岳に近いコンディションですので、きちんと雪山の装備は必要です。ウィンタートレイルパンツにゲイターを装着し、冬用の登山靴にグローブ、ニット帽、ジャケットを合わせた装備で挑みました。

歩き出してすぐに感じたのは、足さばきの軽快さ。雪に慣れた北海道民なら、比較的サクサクと雪道を歩くことができますが、雪の塊を避けるのに、脚を大きく開かないと進めないような場所が多々あります。そんな歩きにくいシーンでも、脚の動きを一切さまたげないストレッチ性に感動すら覚えます。

また、冷たい風が吹いてもしっかりブロック。ウィンタートレイルパンツは、ストームフリースと呼ばれる裏表両面に異なる生地が使われていて、外側のソフトシェル生地が風を防ぎ、肌にあたる内側の生地がやさしい肌触り。
一見、「生地が薄いけど寒さは大丈夫かな?」と思うのですが、裏地付きパンツやオーバーパンツのようなゴワつき感がまったくないのに、それでいて風を通さずに暖かさもある軽快さが気に入りました。

表生地には適度な撥水性があるので、雪が付いても手で払うだけでスルリと落ちる。しんしんと雪が降る日の外出はもちろん、濡れがちな「車の雪下ろし」の際も、このパンツなら雪をサラリと弾いてくれるので安心です。

ゆったりとした山の時間を楽しむハイキングには、撮影タイムもたっぷりあります。そんな時に便利なのが、後方右側のヒップラインにあるジッパー付きのスマホ専用ポケット。
エゾリスやキツネ、タンチョウなど野生動物との遭遇が多い北海道ですが、「撮りたい」と思うのと同時に取り出せて、かつ座った時やバックパックのウエストベルトに干渉しない、ベストポジションに配置。ターゲットから目を離さず、片手で取り出せる点は個人的には一番の推しポイントです。
日常での着用感は?|山から街まで、冬の暮らしに寄り添うデザイン

フィールドでのハイキングを存分に楽しんだあとは、冷え切った体を温めるためにカフェへと移動。
冷え込みが厳しい外気から一変して、北海道の冬の室内は暖房でポカポカで時には暑いくらいです。北海道民が履くような厚手のパンツだと、外は良くても室内に入って身体があたたまると「暑い!早く脱ぎたい!」となるのですが、このパンツは違います。


外では風をしっかり防ぎ、暖かい室内に入っても蒸れにくい──。その秘密は、グリッドフリースと呼ばれる保温性と通気性を両立させた裏面の素材と形状に隠されています。
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グリッドフリースは、格子状に凹凸させた素材のこと。出っ張った起毛部分が体温を蓄えて暖かさを保ちつつ、格子の溝(隙間)部分から余計な熱やムレを素早く逃してくれます。
また、調湿性の高いウールが混紡されているため、ウールの温かみのある風合いがプラスされていて、フリース自体も非常に肌触りが良く気持ちいいのでそのままくつろげます。気がつくと、一日中履いているなんてこともあったり……。

「山でも頼れて、家でもリラックスできる」それだけでも十分に魅力的ですが、さすがはグラミチ。ややテーパードがかかり、シンプルにデザインされたこのパンツは、街の景色にも違和感なく溶け込むシルエットで、街歩き、ショッピング、図書館やカフェへ出かける際にも、履いていくことが多いです。
購入前の不安を解消!よくあるQ&A
実際にフィールドや日常でウィンタートレイルパンツを履いている私ですが、改めてウィンタートレイルパンツへの良さを実感しました。ここまで読んで購入を検討している方に向けて、実際に寄せられたユーザーからの質問をもとに、カスタマーサービス担当としてお答えします。
Q1.自分に合うサイズを教えて下さい。
ユニセックスのサイズ展開で、ゆったりめのリラックスシルエットになっています。
男性の場合、ゆったり履きたい方は普段履いているサイズ、ジャストサイズの方が良い場合はワンサイズ下をお勧めします。女性の場合は、女性のMサイズがXSサイズだと思って選ぶといいと思います。

私は普段Mサイズを選びますが、今回着用したのはSサイズ(身長157cm・普段の着用はMサイズ)。
ゆったりめに履きたいという夫はLサイズを着用(身長176cm・普段の着用もLサイズ)。Mサイズでもちょうどいいですが、丈感は出したいということであえて、Lサイズを選んでいます。
スタッフの着画一覧もありますので、こちらもご参考にしてみてください。
Q2. どのくらいの気温や天候に対応できますか?

冬の無雪ハイキングはもちろんのこと、アルプスのような厳冬期高所登山でなければ、ゲイターと組み合わせれば2,000m前後のアイゼンを装着して登る雪山まで対応できます。
防風性を備えているものの、風が強い日や気温がマイナスになるような状況下ではオーバーパンツを着用することをおすすめします。

無雪の冬山でもう少し暖かさが欲しい場合は、アンダータイツを履くなどしてレイヤリングで工夫してみましょう。
逆に冬の低山で暑さが気になるようでしたら、ウィンタートレイルパンツ一着で履くのも問題ありません。道民の私が言うのも変ですが、冬の関東平野ならこれ一着で十分過ごしやすいと思います。逆をいいますと、気温が低い日や雪山ではアンダータイツの着用をおすすめします。
Q3. お手入れ方法は? 洗濯で縮みますか?

ほかの登山用ウェアと同様、中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)を使い通常の標準コースを洗濯してください。縮むことはありませんが、乾燥機の使用は避けてなるべく日陰の吊り干しを推奨しております。
登山者の「欲しい!」が詰まった冬山パンツ

発売から4年目を迎え、アップデートを重ねてきたウィンタートレイルパンツ。 グラミチが誇る「動きやすさ」と、YAMAPが厳選した「ストームフリースの暖かさ」の融合は、まさに冬山のスタンダードと呼ぶにふさわしい仕上がりです。
雪山ハイキングから日常の雪かき、そしてリラックスタイムまで。 あらゆるシーンで妥協したくない方にこそ、手にとっていただきたい自信作です。
サイズ選びやレイヤリングに迷ったら、お気軽にご相談ください。外出が億劫になりがちな冬が、より快適でアクティブなものになるよう応援しています。
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