春の登山を楽しむおすすめコーデ|ライトハイク&本格登山のウェア選び
あちこちで春の気配が感じられるようになり、そろそろ緑の山が気になりだす季節。今年はどこに行こうかと、計画をスタートさせた人もいるでしょう。冬には冬の良さがあるけれど、やっぱり山はこれからが本格シーズン。春の陽気に似合う軽やかなコーディネートで、気分を盛り上げていきましょう! とはいえ、まだまだ天候が不安定な季節の変わり目を快適に過ごすには、着こなしにも工夫が必要。YAMAP STOREが旬のアイテムを使って、ライトハイクと本格登山、二つのシーンに合わせた、春の快適スタイリングをご紹介します。
軽快&快適コーデでライトハイクを満喫

暖かな日差しを浴びながら、のんびり歩く低山ハイク。冬の間は山歩きをお休みしていた人も、これから登山を始めようという人も、シーズンはじめの足慣らしには、春の気配が楽しめる身近な山がおすすめです。
お天気が良いとつい油断しがちですが、昼間はちょっと動くと汗ばむほど暖かい日でも、朝夕や休憩時など、大きく体感温度が下がることも少なくありません。体を冷やさないよう、保温アイテムをレイヤリングに加えるのを忘れずに。脱いでも邪魔にならないよう、軽さやコンパクト性も意識してセレクトしました。
GOLDWIN(ゴールドウイン)/パーテックスシールドエアーアドバンスドライトジャケット
極薄の防水透湿素材を使用した、羽のように軽いジャケット。雨も風もこれ1枚で防ぐことができ、高い通気性で蒸し暑い状況でも快適に着続けることができます。ポケットやドローコードなどを省いたミニマムなデザインで、持ち運びにも便利な超軽量コンパクト設計。背中にあるタックのおかげで、ランニング用のバックパックが背負ったまま着られる便利さも見逃せません。
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and wander(アンドワンダー)/パワードライジャージーロングスリーブフーディー

その名の通り、汗をかいてもドライに着られる薄手のフーディは、温度変化の大きい春の気候にぴったり。表と裏で編み糸を変えた二重構造のニットが、ベタつきや汗冷えを防ぎ、ソフトな肌触りで着心地も◎。ゆったりフィットのシルエットとスタイリッシュなプルオーバースタイルで、山歩きはもちろん、街使いでもコーデの主役を果たします。
halo commodity(ハロ コモディティー)/YAMAP限定 クレビスハット/UNISEX
この季節に注意したいのが、思いのほか強い紫外線。目や肌をダメージから守るために、大きめのツバのあるハットでしっかりと対策をしましょう。後頭部のアジャスターで幅広いフィッティング調整ができるので、突然の風で飛ばされる心配もなし。ポニーテールを出してかぶることもでき、軽くてムレにくいうえに、防臭機能も備えます。


麓はすっかり春の気配でも、標高を上げるとそこはまだ雪景色。天候によって大きく状況が変わり、暑さと寒さが入り混じる残雪期は、1年のなかでもウェア選びが難しい時期といえるでしょう。真冬ほどではなくてもしっかりと防寒対策をしつつ、運動時のオーバーヒートや汗対策を考えたレイヤリングがマスト。高機能素材やデザインの工夫など、温度調節機能を意識したアイテムでコーディネートしました。
halo commodity(ハロ コモディティー)YAMAP別注 ヘアーズファーキャップ
体は汗をかくほど温まっているのに耳だけが冷たいという、寒い環境でありがちな状況には、ふかふか素材のイヤーフラップ付きキャップが便利。キャップ本体は軽量なナイロン素材で、裏地には通気性のいいメッシュ素材を使用。イヤーフラップは取り外すことも、ストラップで頭上にとめることもできる3ウェイスタイル。厳冬期以外なら、このキャップひとつですべてのカバーする優れもの。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)/ロングスリーブフラッシュドライ3Dジップアップ

汗処理能力にこだわった、シンプルで使いやすいベースレイヤー。肌面が吸い上げた汗を、表面が拡散して汗戻りを防ぎ、ベタつきや汗冷えのない快適な着心地をキープします。紫外線カット率85%、抗菌防臭加工、静電気を抑える機能も備えて至れり尽くせり。首元の冷えや日差しをブロックし、開閉による温度調節も手軽なハーフジップが、本格登山の快適性をサポートします。
patagonia(パタゴニア)/マイクロパフジャケット

汗をかいたり付着した雪が解けたり、濡れが気になる場面で使う保温着は、乾きやすく濡れても保温力が落ちにくい、化繊インサレーションが正解。保温力と通気性をバランスよく備えるので、行動中の着用も可能。軽量でコンパクトに持ち運べるパッカブル仕様で、レイヤリングに組み入れやすいボリュームなのも嬉しいポイント。保温着として、行動着として、残雪期の山で大活躍すること間違いなしです。


標高や天候で状況が大きく変わる山の天気。なかでも春はとくに天候が変わりやすく、強い風が吹きやすい傾向にあります。季節を先どりしすぎて装備不足になったり、逆に冬のイメージを引きずって無駄な荷物を増やしたりしないよう、しっかりと事前にレイヤリング計画を立てましょう。
また、季節の変わり目は、冬の間使っていなかったギアやウェアの点検をする良い機会。足りないものがないか、劣化して機能が落ちていないかをチェックし、洗濯や防水など必要なお手入れをして、快適に使える状態にしておきましょう。せっかくなら、なにか新しいアイテムを加えてみるのはいかがでしょうか。春らしいカラーのアイテムをプラスすると、さらに楽しい気分で出かけられそうです。春の快適コーデで、それぞれの山を思い切り楽しみましょう。