100年先も「本沢川登山道」をおもしろいトレイルに!|奥信濃100実行委員会

はじめに

100年先も「本沢川登山道」をおもしろいトレイルに!|奥信濃100実行委員会

はじめまして、奥信濃100実行委員長の山田琢也です。

長野県木島平村を拠点として、トレイルランニングやスキーを中心としたアウトドアアクティビティ、長野県の魅力発信に力を注いでいます。

2021年から毎年、奥信濃を舞台にトレイルランニングレース「奥信濃100」を開催しています。

長引くコロナ禍の影響で、大打撃を受けている地元の宿やスキー場などの観光産業をなんとかしたい。大会中止が相次ぎ、走れずにいるトレイルランナーの仲間たちに活躍の場を設けたい。そしてレースをきっかけにロングトレイルを整備し、この地の資源のひとつにしたい。そんな思いから、トレイル整備の取り組みを始めました。

100年先も「本沢川登山道」をおもしろいトレイルに!|奥信濃100実行委員会

2021年から100kmにおよぶトレイルの調査や整備を行い、より快適に皆さんが利用できるようにするために、2024年以降も引き続き荒れた箇所の整備やメンテナンスを予定しています。

近自然工法を用いて、奥信濃・本沢川登山道をおもしろく!

100年先も「本沢川登山道」をおもしろいトレイルに!|奥信濃100実行委員会

トレイル整備に特に力を入れているのが、本沢川(ほんざわがわ)沿いのトレイルです。

このトレイルには、本沢川の水源である樹齢300年以上のブナの原生林が残るカヤの平高原や、広く奥信濃を見渡せる高標山(たかっぴょうやま、1,747m)と里を結ぶ重要なルートがあります。

100年先も「本沢川登山道」をおもしろいトレイルに!|奥信濃100実行委員会

以前は地元の学校登山のルートとしても利用されていましたが、数十年前に車道ができたために歩く人が少なくなり、定期的な整備が行われずに放置され、背丈よりも高い藪に覆われるなど登山道の荒廃が進行しています。


今回のプロジェクトでは、本沢川登山道の崩壊した2箇所(以下写真参照)を、近自然工法を用いた歩道に整備し、安全性を向上させます。整備後も維持管理を続け、地域資源としての活用を促進します。


また、生態系の回復と安全性を向上させ、アウトドアフィールドとしての価値を高め、域の自然資源を再評価し、多くの人々に利用してもらうことを目指しています。

最後に

100年先も「本沢川登山道」をおもしろいトレイルに!|奥信濃100実行委員会

奥信濃は長野県北部の6市町村からなるエリアで、豪雪地帯として知られ、スキー王国とも呼ばれる水の美しい山村地域です。

長野市から北東に約40km。北陸新幹線飯山駅からバスで15分、高速道路豊田飯山インターから車で15分とアクセスもよく、周辺には日本有数のスノーリゾートや温泉地に囲まれています。

樹齢300年以上のブナの原生林が広がるカヤの平や、高標山に繋がる本沢川登山道は、全国各地のトレイルを歩いてきた私から見ても、大変魅力的な登山道です。

沢沿いの道は、冷たく清らかな水が流れ、真夏でも涼しく、大きな樹木に囲まれた森には居心地の良さを感じます。

私たちはより安全にトレイルを利用できるように、100年先も美しい姿であり続けられるように、引き続き整備を進め、多くの方に歩いていただけるように努めます。


皆さまには、私たちの活動に引き続きご関心をお寄せ頂き、ぜひ一度この地を訪れていただけたらと思います。

支援金の使い道


・チェーンソー購入費
・背負子、鍬、バール、ハンマー購入費
・やし土嚢、やしネット購入費
・消耗品(オイル・ガソリン・ソーチェーン・笹刈刃等)購入費

前のページに戻る

この活動への支援は、「finetrack × YAMAP別注 ドライレイヤーベーシックT」の購入による支援のほか、「YAMAP FUNDING」経由で、DOMOやクレジットカードによる現金支援でも応援いただけます。

DOMOやクレジットカードによる現金支援は下記よりお申し込みください。

YAMAP FUNDING経由で支援する

    関連する記事

      関連する記事は見つかりませんでした