夏の汗対策はこれで決まり!新しくなった「涼しい」ドライレイヤー

夏の汗対策はこれで決まり!新しくなった「涼しい」ドライレイヤー

ベースレイヤーの下に着る信頼の1枚。夏山の汗問題をドライレイヤーが解決


行動中にかいた汗が冷えて体温を奪う汗冷えや、汗によるベタつきを防ぐために、ベースレイヤーの下に重ね着する「ドライレイヤー」。アウトドアウェアの新常識として定着しつつあるアイテムではありますが、真夏の暑い環境では、もう1枚着るものを増やすということに、抵抗を感じるのは無理もありません。 

しかし、そんな大量に汗をかく時こそが「ドライレイヤー」が必要とされる場面。汗はすばやく処理したい、でも少しでも涼しく過ごしたいという時のために、ドライレイヤーシリーズに新しい仲間が加わりました。「涼しくドライ」を実現した夏用モデル「ドライレイヤー クール」です。

汗を体から引きはがす、ドライレイヤーを使ったレイヤリング

夏の汗対策はこれで決まり!新しくなった「涼しい」ドライレイヤー

最初に、ドライレイヤーがなぜ汗の不快感を解消するのか、その仕組みを簡単におさらいしておきましょう。 登山などのアウトドアでは、衣類のレイヤリングが重要なのはもう常識。ベースレイヤーには、乾きにくい綿素材ではなく、汗を吸収してすばやく乾かす、化繊やウール素材のものを着用します。しかし、汗を吸ったベースレイヤーが乾くまでの間は濡れた生地が体に触れているため、ベタつきを感じたり、水分が蒸発するときに温度が奪われて汗冷えを起こしたりしてしまいます。

汗冷えを防ぐ仕組み

夏の汗対策はこれで決まり!新しくなった「涼しい」ドライレイヤー

「ドライレイヤー」は、肌が透けて見えるほど薄い素材。特殊な機械で編み上げられたニット生地で、よく見ると生地全体に無数の穴が並んでいます。そして、この生地全体に、普通はアウターなどに使われる「撥水加工」が施されています。
これを肌に直接着用し、その上に吸汗速乾性のベースレイヤーを着用すると、体にかいた汗は撥水加工されたドライレイヤーには吸収されずに、穴を通って上に着たベースレイヤーに吸い上げられます。

ベースレイヤーはしばらくの間濡れた状態になりますが、ドライレイヤーが水分をはじいて寄せ付けないため、再び水分が肌に戻ることはありません。汗をかいても、肌と濡れたベースレイヤーの間には常に乾いたドライレイヤーがあり、濡れやべたつきが直接肌に触れず、ドライな状態が保てるという仕組み。15年以上前に、世界で初めてファイントラックが開発した独自の技術です。

ドライレイヤークールの涼しさの秘密

ドライレイヤーシリーズには「ベーシック」というタイプがありますが、これが1年中いろいろな場面で使える万能選手だとすると、「クール」はまさに涼しさに特化した夏用モデル。涼しさの理由を知るために、ベーシックとの比較をしてみましょう。

夏の汗対策はこれで決まり!新しくなった「涼しい」ドライレイヤー左:ドライレイヤークール 右:ドライレイヤーベーシック

ベーシックにも透け感がありますが、クールはさらに薄い極薄タイプ。ソフトで滑らかな手触りに加えて、ベーシックにはない、肌に触れると少しひんやりとする感じが! 

これは、ポリエステル素材のベーシックとは違い、クールにはナイロン素材が使われていることが理由。ナイロン特有の冷涼感と熱のこもりにくさで、暑い季節でも、さらりと涼しく着られます。しかもナイロンは強度が強いため、超薄手でも耐久性はキープ。 

大量の汗をからだから素早く引き離し続けるため、ベタつきが解消され、トレランや自転車などの運動量の多いスポーツや、真夏の低山や風通しの悪い樹林帯歩きなど、特に暑いコンディションで効果を実感できるはずです。

夏の汗対策はこれで決まり!新しくなった「涼しい」ドライレイヤー

もちろん汗冷え対策としての効果も重要。真夏であっても、運動をやめて止まったときに風に当たると、急に寒さを感じることも。標高の高い場所ならなおさら、少しでも早く体から汗を遠ざけないと、汗が乾くときに体温が奪われて汗冷えを起こしてしまいます。汗の量が多いほど、汗冷えのリスクも高まることを忘れてはいけません。

レインウェアは用意していても、突然降り出して着るのが間に合わない、動いている間に内側に湿気がたまるなどで、衣類を濡らしてしまう可能性はゼロではありません。そんなときでも撥水効果のあるドライレイヤーは、肌を常に乾いた状態をキープし、体力が消耗するのを防ぎます。

追加されたうれしい機能もチェック!

夏の汗対策はこれで決まり!新しくなった「涼しい」ドライレイヤー

気になるニオイの原因菌の増殖を抑える、抗菌防臭効果もプラス。素材に施された撥水加工の効果で、体から出た皮脂が繊維に付着しにくいため、ダブルの効果でイヤなニオイを抑えることができます。しかも洗濯を繰り返しても効果が落ちにくいのもうれしいところ。テントや小屋で、帰りの電車でも安心です。 肌をドライに保つための撥水加工も、洗濯機で100回洗っても80点の効果を保つという持続性をキープ。ひと夏フルに使っても、ドライな着心地は衰えません。効果が薄れてきたと感じたら、ケアファイン ウォーターリペルを使って撥水効果を復活させましょう。

夏の汗対策はこれで決まり!新しくなった「涼しい」ドライレイヤー

ウエストなどの肌に擦れやすい部分は、縫い目を外側に出したノーストレス仕様。通常はゴムを使う部分に、水を含まない特殊な構造の素材を使ったり、襟や袖口、脇などの縫製にこだわって肌へのストレスをなくしたり、細部にわたるこだわりで、汗と締め付けで痒くなるなどというストレスもなし。

遊びで、体感温度で選ぶ3つのドライ

クールが加わって、3タイプになったドライレイヤーシリーズ。季節やアクティビティ、体感温度に応じて使い分けられます。

ドライレイヤーベーシック

夏の汗対策はこれで決まり!新しくなった「涼しい」ドライレイヤー

「ドライレイヤーベーシック」は、オールシーズン、登山やハイキングから水辺のスポーツまでもっとも幅広く使えるタイプ。春から秋にかけての比較的暖かい環境で使うのに適しています。温度変化が大きい標高の高い山に登るときや、釣りやシーカヤックなどの水温の高いウォーターアクティビティなど、ほとんどの場面で活躍。初めてドライレイヤーを使うなら、まずはこれを選ぶのがおすすめ。

ドライレイヤークール

夏の汗対策はこれで決まり!新しくなった「涼しい」ドライレイヤー

トレランや自転車などの運動量の多いスポーツや、真夏の低山や風通しの悪い樹林帯歩きなど、特に暑いコンディションで使うなら、ベーシックより約2倍涼しい「クール」がおすすめ。ポリエステル素材の「ベーシック」に対し、「クール」はナイロン製の極薄素材。触れただけでサラリと冷たい感じがします。

ドライレイヤーウォーム

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「ドライレイヤー ウォーム」は、「ベーシック」の1.5倍の保温力を備えるタイプ。冬山登山やバックカントリースキーなど、寒いのに大汗をかくウインタースポーツはもちろん、夏でも水温の低い水に長時間触れる沢登りやシャワークライミング、カヤックなどの水辺のアクティビティでも、水から上がったとたんに感じる震えるほどの冷えを、大きく軽減してくれます。 肌が透けない厚さがあり肌触りはしなやか。ロングタイプでも動きを妨げない、ストレッチ性も備えます。

夏の汗対策はこれで決まり!新しくなった「涼しい」ドライレイヤー

アウトドアに汗はつきものと、不快感をガマンしているのなら、すぐにドライレイヤーを取り入れましょう。春や秋で効果は実感してはいるけれど、夏は暑そうで使っていないとしたら、今こそドライレイヤークールの出番です。外からは着ていることもわからないのに、汗問題を一気に解決してくれる働き者の1枚。酷暑の夏にこそ、この違いをぜひ実感してください。

finetrack(ファイントラック)/ドライレイヤークールシリーズ

finetrack(ファイントラック)/ドライレイヤーベーシックシリーズ

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