澄み切った青空と絶景を求めて|冬の低山ハイクで失敗しないためのギア&ハウツー
まだまだアルプスは雪の中ですが、少しずつ春は近づいてきています。天気のいい日は絶好の低山ハイク日和。というのも、冬は湿度が低いので雲が湧きにくく、空気中の水蒸気も少なく景色がクリアになるから。また、夏は暑さに悩まされる低山も、この季節なら快適に歩くことができます。そんな冬の低山ハイクのための山道具、そして快適で安全な登山のためのハウツーをお届けします。
point 1|ポカポカ陽気でも、防風・防寒対策は抜かりなく
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登山口で「思ったより暖かい!」と軽装備で登りはじめるのはNG。低山であっても、稜線や尾根に出ると強い風が吹き抜けて、あっという間に体温を奪われてしまうことも。シェルジャケットに加え、フリースや化繊インサレーションといったミドルレイヤーを上手に活用して、防風・防寒対策は万全に。ボトムスは裏起毛の入った厚手のウィンターパンツを着用しましょう。
汗抜けと動きやすさに定評のあるティートンブロスのジャケット
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アウターにはレインウェア機能も備えている「ツルギジャケット」をセレクト。もちろん防風性能もバッチリ。強風が吹き抜ける稜線でもしっかりと体温を維持してくれます。汗抜けのよい生地を採用しているため、行動時のウェア内のムレを軽減してくれるのもポイント。斜めジッパーはオーバーヒート時のベンチレーションとしても活躍してくれます。
防寒と汗対策には化繊の保温着を着用
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ミドルレイヤーには軽量で保温性に優れる化繊インサレーションがオススメ。「ポリゴンライトジャケット」はファイントラック独自開発の中綿を使用したYAMAPだけのオリジナルモデルで、適度な保温性と優れた通気性を両立しているのが特徴。アクティブに行動して汗をかいてもウェア内に滞留しにくく、快適な山行をサポートしてくれます。
point 2|山専用のカメラアクセサリーで撮影を極めよう
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目の前に広がる絶景。スマートフォンで撮影するのは手軽でいいけれど、せっかくならお気に入りのカメラでしっかりと撮影したい。そんなときは登山向けに開発されたカメラ用のアクセサリーを。撮影のレベルがワンランクアップしますよ。
撮影をスマートにしてくれるカメラ専用アイテム
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ストラップで斜めがけするのは手軽ですが、カメラが揺れてしまって歩きにくいと感じることもあるはず。そんなときは、バックパックのベルトに装着できるアタッチメント「ピークデザイン / キャプチャー V3」を活用しましょう。撮りたい!と思ったときに瞬時にカメラにアクセスできるスグレモノです。
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歩いている時はショルダーハーネスの胸元にしっかり装着することで滑り落ちる心配もありません。
指先の防寒と操作性を両立するグローブ
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山行時はもちろん、撮影でカメラを操作するときの手と指先の保温で活躍してくれるグローブ。ファイントラックの「エバーブレスウインタートレイルグローブ」は防水透湿素材を採用した本格モデル。タッチパネル対応なのでカメラのモニターやスマートフォンの操作もOK。
写真上級者には山専用三脚
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望遠レンズ使用時や光量の少ない夕方の撮影に欠かせない三脚。軽量でコンパクトかつ、山での撮影に特化した設計が光るピークデザインの「トラベル トライポッド アルミニウム」は本格派向けの山専用モデル。ワンタッチで展開できるレバーロックで風の強い稜線でもスピーディな設置を可能にします。
point 3|冬の紫外線は油断大敵! 安心して絶景を楽しむための日差し対策グッズ
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冬の低山ハイクで忘れがちなのが日差し対策。気温は低くても空気がクリアなので紫外線のダメージは想像以上になることも。澄みわたる青空のもと、心ゆくまでハイキングを楽しむためのアイテムをピックアップしてみました。
スタイリッシュな山専用サングラス
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日差し対策の定番アイテムといえばサングラス。しかし、なかなか似合うサングラスが見つからないという方も少なくないはず。そこでオススメしたいのが、日本生まれのサングラスブランド・フロートのアイテム。フィット感はもちろん、こだわりのデザインが魅力。乱反射光を遮断する偏光レンズを採用しており、視界がよりクリアになるのも魅力です。
オールシーズン使えるメリノウール素材のキャップ
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登山の必須アイテムのひとつキャップ。日差しをカットしつつも良好な視界を提供してくれる「ファウンドキャップ」は、キャップとしては珍しくメリノウール製。ウール特有の天然の抗菌、防臭効果に加え、汗抜けにも優れるので快適な着用感が持続。シーズン問わず使えます。
point 4|昼食は風を避けて身体を温める食事を
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低山ハイクの楽しみのひとつである食事。山頂などの眺めのいいスポットもいいのですが、調理の効率性と防寒の観点から、風の当たらない樹林帯に移動するのがベター。体を動かさないと寒さを感じることもありますが、温かい食事があれば安心です。
調理ができて持ち運びも簡単クッカー
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ハイキング向けのユニークなアイテムを展開するパーゴワークスの新製品「トレイルポット」。深なべとフライパン、フタで構成され、煮る、炒める、焼く、など多彩な調理が可能かつ、ガスカートリッジやバーナー、カトラリーも収納できる革新的なアイテムです。
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これまではコッヘルに入れるときに割らなければいけなかったインスタントラーメンもそのままでOK。ちなみに湯煎タイプのご飯もぴったり入るので、山ご飯にこだわりたい方にはこれ以上ない選択肢になるでしょう。
山とコーヒーが好きな人のための一杯
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手間をかけずに美味しいコーヒーを飲みたいのであれば、ドリップバッグ式がオススメ。YAMAPオリジナルの「山で飲みたいコーヒー」は、豆の種類や生産、加工までこだわったスペシャルティコーヒーです。
point 5|冬のハイキングを楽しんだあとは温泉でさっぱりしよう
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下山後の温泉も登山の醍醐味のひとつ。お風呂グッズや着替え、移動中のウェアはひとまとめにしておくとスムーズです。
疲れた足を開放する入浴後のリラックスパンツ
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肌触りが優しく、着用感がクセになるほど心地良いフーディニの「アウトライトパンツ」。冬山用のボトムスにインナーパンツとして履ける作りですが、下山後の疲れた足をリラックスさせるのにも最適なパンツとなっています。
軽量コンパクトなスタッフバッグ
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「リッジマウンテンギア/スタッフサックDCF」は軽量かつ高強度なキューベンファイバーを使用したスタッフバッグ。生地には防水性があるので、温泉後は濡れたタオルを入れておけば荷物に水分が移らず安心。
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ミニショルダーとしても使えるので、お風呂グッズだけ持ってサッと温泉に、というときに大活躍してくれます。
特殊繊維がすっきりの秘訣のハンドタオル
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髪の毛の1/7500という細さの繊維を布状に編み上げた「ナノフロント繊維」を使用したファイントラックの「ナノハンカチ」。吸水性は抜群で速乾性もあるので、温泉はもちろん、山行時の汗タオルとしても使えます。
晴天の絶景を楽しめるベストシーズン。冬こそ低山ハイクへ!
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とくに太平洋側の山は冬の晴天率が高く、また海を間近に見られる山もたくさん。雪山登山はやらないけれど、冬も山に登りたい!という方は、ぜひとも低山ハイクに出かけてみてください。きっと、冬だからこその絶景を楽しむことができるはずです。