お気に入りのアイテムとデビューする秋の女子的ソロハイク

まだまだ暑い日が続くけれど、カレンダーではもう秋。
この季節になると、夏の間は足が遠のいていた、身近な山に出かけたくなります。
自分の力を試すような、ちょっとがんばる山もいいけれど、
普段着感覚で気軽に行ける山歩きも好き。

この山には何度も登ったことがあるけれど、今回は少し緊張しています。
それは初めてのソロハイクだから。
経験を積んで、いろいろなことを自分で判断できるようになってきたと思うから、いつもの山に、ひとりで出かけることを決めました。
大勢でワイワイ登る山も楽しいけれど、秋の気配の山を静かに歩きたい気分。
もちろんリスクもあるので、入念に準備をして臨みます。

準備万端、忘れ物なし。気合十分。さあ、出発。

登山口はまだ夏の気配。すっきりと晴れた空からは、太陽の光が容赦なく照り付けます。
ドキドキとワクワクが入り混じった気持ちと一緒にスタート。
植物に目を向け、虫や鳥の声を聴きながら、自分のペースで高度を上げていきます。

finetrack（ファイントラック）/ドライレイヤーベーシックブラタンクトップ

汗のベタつきが嫌だから、体から汗を素早く吸い上げて、体をドライな状態に保つ効果のあるドライレイヤーは欠かせません。汗冷えも防いでくれて、カップ付きのタンクトップ型だから、重ね着いらずですっきり着られます。

YAMAP（ヤマップ）/久留米かすりサコッシュ

地図や行動食、日焼け止めやリップクリームなど、小まめに出し入れするものはサコッシュに。九州の伝統工芸、「久留米かすり」素朴でナチュラルな素材でスポーティーすぎないので、普段使いにも山歩きにも大活躍。

finetrack（ファイントラック）/YAMAP別注カミノパンツ

薄手で丈夫、さらりとした履き心地の登山用パンツ。4ウェイストレッチで動きやすく、細身できれいなシルエット。カラーもおしゃれでこのまま街にも出かけられそう。スマートフォン専用ポケットがとにかく使いやすい！

LA SPORTIVA（スポルティバ）/TX5 ロー GTX

身近な山のハイキングなら、軽快なローカットシューズもあり。足が自由に動かせて、ソールのグリップ性が高いので、どんな状況の路面も安心。ナチュラルなヌバック素材にポイントカラーがきいたデザインもお気に入り。

森を抜け稜線からの景色を見ながら、プチ休憩

蒸し暑い林の中を歩いてきたら、突然目の前に開けた大きな空。
遠くの山々が重なって、見渡す限りの緑に飲み込まれそう。
風が吹き抜けると少し寒い……。
お気に入りの上着をはおって、あたたかいココアでちょっと休憩しよう。

HOUDINI（フーディニ）/アウトライトフーディ/WOMENS

薄手で軽く、コンパクトなフリースジャケットは、羽織りものとして、シェルの中に着るミッドレイヤーとして、1年中幅広く使える便利な1枚。とろけるような優しい肌触りは、一度体験したら病みつきになる着心地です。

THERMOS（サーモス）/山専用ステンレスボトル/750ml

朝熱湯をいれておけば、山で暖かい飲み物やカップ麺も楽しめる、保温力抜群のステンレスボトル。温かいものも冷たいものも、おいしい温度を長時間キープ。疲れた時の1杯が、体も心もリラックスさせてくれます。

MYSTERY RANCH（ミステリーランチ）/クーリー25

大きく開くY字型のファスナーで、中の荷物が一目瞭然。荷物の出し入れがしやすく、整理下手の私でもパッキングが楽々。女性の体型に合わせたデザインで、背面の長さ調整も可能。日帰り山ごはんに使いやすい容量です。

FLOAT（フロート）/スター

まだまだ日差しの強い秋。大切な瞳を紫外線から守るUVカットサングラスは必需品。軽くて丈夫なアウトドア仕様なのに、気負わず使える都会的なデザイン。軽くて耳や鼻へのストレスがなく、かけているのを忘れるほど。

おひとり様ランチ＠絶景の山頂レストラン

ようやく山頂に到着。ここで今日のメインイベント、山ごはんタイムです。
メニューを考えて食材を準備するのも楽しかったけれど、
大空の下で作って食べるのはもっと楽しい！
テーブルを置いてコンロやクッカーを並べれば、アウトドアキッチン＆ダイニングのできあがり。

SOTO（ソト）/マイクロレギュレーターストーブフュージョントレック

いずれは本格的な調理もしたいから、分離型のバーナーをチョイス。大きな鍋を乗せても安定感があり、炎の面積が広く火力調整も自在。コンパクトに収納できて持ち運びやすく、ごはん重視のハイキングにおすすめです。

SOTO（ソト）/フィールドホッパー

山ごはんをワンランクアップさせてくれるのが、軽量コンパクトなアウトドアテーブル。さっと開けくだけのワンタッチで、面倒な組み立ては不要。安定性も抜群で、レトルトだって本格料理だって写真映え間違いなし！

EVERNEW（エバニュー）/Ti570 Cup

軽くて丈夫、熱伝導率抜群で、すばやく調理ができるチタン製のカップ。鍋とカップの中間のサイズで、調理器具としも食器としても使いやすい形。一人分にぴったりのサイズで、便利な目盛付き。山ごはんには欠かせません。

FORESTABLE（フォレスタブル）/ブナカップ M

温かみがあり口当たりのやさしい木製の器は、熱いものを入れても持ちやすく、料理が冷めにくいのも便利。Ti570 Cupとのスタッキングが、まさにシンデレラフィット。普段のごはんが、さらにおいしくなる気がします。

がんばった後は、登山靴を脱いでリラックス

予定の時間で無事下山。登山靴をサンダルに履き替えて、さあ、お楽しみの温泉へ！
のんびりお湯につかりながら、今日1日を振り返ります。
疲れたけど楽しかったな。
少し心細いこともあったけど、登山者としてほんの少し成長できた気がする。
次も一人で登ろうかな、それとも今日のメニューをみんなにふるまおうかな。

HOUDINI（フーディニ）/ベンチャーベスト

シンプルな化繊綿入りのベストは、山の防寒着としても普段のコーディネートにも活躍する1着。シンプルだから使い道が広いし、ベストは重ね着しやすくて便利。体の中心部を温めて、効率よく保温できるアイテムです。

PAAGO WORKS（パーゴワークス）/ダブルフェイススタッフバッグ/13L

間仕切りが自由に動いて、メッシュとナイロンのボリュームを自由に変えられる2ルーム構造のスタッフバッグ。ちょっと大きめサイズで、バックパックのように背負うこともできて、温泉に行くときのサブバッグにぴったり。

YAMAP（ヤマップ）/オリジナル手ぬぐい

1枚で何通りにも使える日本手ぬぐいは、山の定番便利アイテム。白地に花や星を藍色で染め上げた柄が、レトロモダンな雰囲気。お風呂ではもちろん、ちょっとしたものを包むにも、ハンカチ代わりに普段使いもよさそう。
※こちらの商品は販売を終了しました。

rig（リグ）/リカバリーサンダルフリップフロップ

登山靴を脱いだら、長時間頑張った足をリカバリーサンダルで労わってあげましょう。歩くたびに土踏まずを押し上げて、足の裏を優しくマッサージするような履き心地。ふくらはぎも気持ちよく伸びて、疲れが一気に吹き飛びます。

ひとりの時間も頼れる道具と一緒に

登山って、歩くことで季節を渡り歩くことができる感じが好き。一歩登るごとに、夏から秋へ少しずつ時間を先取りしていく感覚が、時空を超える魔法を手に入れたように思えます。

天候が変わりやすく日が短くなっていくこの時期。準備も計画もしっかりしたけれど、ひとりで山に入ることのリスクをちゃんとわかっているからこそ、やっぱり不安に感じることも。
そんな私の気持ちを支えてくれたのが、いつもそばにある道具たち。「山の機能」を備えた道具に守られている安心感は、ソロハイクなのに、頼れる相棒がずっと一緒にいるよう。

女子ならば、機能はもちろん必要だけれど、カラーやデザイン、使い心地も妥協はできません。
こだわって見つけた信頼できる相棒たちが、私の山の世界をもっと広げてくれるはず。そんなことを感じた、いい1日でした。