【2022年最新】富士山登山に必要な服装・持ち物|YAMAP STORE版

言わずと知れた日本最高峰・富士山。古くから信仰の山として崇められ、2013年には「富士山ー信仰の対象と芸術の源泉」として世界文化遺産に登録された名峰です。登る山としても人気があり、「一生に一度は登りたい!」「登山をはじめるなら富士山で」という方も少なくありません。

そんな富士登山に挑戦したい!という方のために山道具をセレクト。「揃えておきたい基本セット」と「あったら富士登山がより快適になるアイテム」をご紹介します。これまで登山をしたことがなかった人はもちろん、低山ハイクはやってきたけど富士山ははじめてという方まで、必見です。

画像:TAKANOさんの活動日記「北岳・間ノ岳テン泊⛺」より

今年の富士登山期間はいつ?

【2022年最新】富士山登山に必要な服装・持ち物|YAMAP STORE版

2020年は新型コロナウイルス感染防止のため、富士山は登山道も山小屋も全面クローズとなりましたが、2021年は待望の山開きとなりました。2022年も同様に、山小屋での感染対策を徹底したうえでの山開きとなりそうです。

例年、富士登山の期間は7月1日〜9月10日のあいだ。富士山山頂へとつづく4つの登山道のうち、山梨側の吉田ルートが7月1日から、静岡側の御殿場・富士宮ルートが7月10日からオープンします。アクセスやマイカー規制など、2022年の最新情報は「富士登山オフィシャルサイト」をチェックしておきましょう。

また、YAMAPの富士山情報ページより、歩く予定のコースや地図も事前に確認しておきましょう。

富士登山をはじめるなら、まずは「基本セット」から

【2022年最新】富士山登山に必要な服装・持ち物|YAMAP STORE版

「登山デビューは富士山で」というくらい入門の山として親しまれてきた富士山ですが、山頂の標高は3776m。北アルプスの山々よりも高く、夏でも気温は10℃を下回ることも。入門の山であっても装備はしっかりと。登山の三種の神器と呼ばれている「登山靴」「バックパック」「レインウェア」をはじめ、富士登山に欠かせない「キホン」アイテムからご紹介します。

登山靴

富士山は火山ということもあり基本的には溶岩質なのですが、歩きやすい登山道からゴツゴツとした岩場、細かな溶岩の小石が堆積するザレ場などシチュエーションはさまざま。しっかりと足首を支えてくれ、グリップ力のあるソールを備えたミッドカットタイプの登山靴がオススメ。ローカットだと足首から小石が入り込んでしまうこともあり、ミッドカットが効果を発揮します。

バックパック

レインウェアや行動食、小屋泊の場合はトラベルシーツなどの小物も多く、使いやすいのは40Lほどのバックパック。「MYSTERY RANCH/クーリー40」はメインの収納スペースがY字型に開くため、荷物の出し入れがしやすいのが特徴。歩行時の安定感を高める背面設計や柔らかくフィット感に優れるショルダーハーネスなど快適な登山を支えてくれる機能も盛り沢山です。

レインウェア

富士山は周囲に山がない独立峰のため、天候がめまぐるしく変化します。「登っているときは晴れていたのに、山頂付近についたら雨が降ってきた!」ということも少なくありません。天気予報は晴れでも、山頂で雨風に吹かれる可能性はゼロではありません。雨に濡れてしまうと不快なだけでなく、低体温症などの危険もあるので、レインウェアは上下で携行するのが鉄則です。

ドライレイヤー(肌着)

富士登山の「隠れたマストアイテム」といっても過言ではない重要アイテムです。富士山は基本的にはずっと「登り」がつづくため、体温が上がり汗だくになってしまうことも。汗がウェアに溜まってしまうとベタつき不快なだけでなく、風により熱が奪われ体が冷え切ってしまいます。肌面を常にドライに保つ「finetrack/ドライレイヤーベーシックシリーズ」を着用して、汗からくる冷えをなくしましょう。

ベースレイヤー(長袖Tシャツ)

富士山の登山口より上には樹木がありません。それはつまり、日差しを遮るものがまったくないので、お肌は常に日光と紫外線に晒されているということ。日焼け止めを塗るのもいいですが、なるべく日差しそのものをカットすることが重要になるので、長袖Tシャツの着用がおすすめです。長袖といっても、吸い上げた汗をすぐに蒸散させる速乾性の高いウェアなので、汗をかいてもあまり気にならないのもうれしいポイント。

防寒着

山では、標高差100mごとに-0.6℃ほど下がるとされており、3776mの富士山山頂は海抜0mと比較すると約22℃低い計算になります。夏山だからといってTシャツだけで登るのはご法度。山頂で「山ってこんなに寒いんだ…」と震えないためにも、防寒着はしっかり用意して登山に挑みましょう。コンパクトに収納できる、防風機能や保温機能を備えたウェアをひとつ忍ばせておくのがおすすめです。

ハット or キャップ

登っていくうちにどんどん「近くなる」太陽。気温は低くても陽射しの強さを実感します。つまり、その分紫外線も強くなっていくので、「1日で日焼けで真っ黒!」ということも。日焼けは肌へのダメージだけでなく、体力も奪っていくため、帽子で確実にカバーしたいところ。日焼け防止、そして熱中症対策にも必ず持っていきたいアイテムです。

靴下

登山専用でない普段履いているコットンの靴下は、汗を溜め込んでしまうので「気づいたら靴のなかがビショビショ…」ということも。乾きにくいコットンはニオイや蒸れの原因になってしまうのです。一方ウールは速乾性があり、汗で濡れてもベタつかず快適性が持続するうえに、ニオイが発生しにくいのも特徴です。どうしても汗による蒸れが気になる方は、汗を吸い上げて足をさらさらに保つ効果のある靴下を重ね履きすることをおすすめします。

ヘッドライト

多くの方が見に行く山頂からのご来光。山頂で朝日を待つということは、暗いうちに登山道を歩いて登る必要があるため、明かりは欠かせません。転倒の危険やバッテリーが減ることを考えると、スマホのライトを手に持って歩くのもNG。必ずヘッドライトを持参して、両手をフリーにした状態で歩きましょう。消灯後の暗い山小屋の中で、荷物を探すときにも役立ちます。

富士登山を快適にしてくれる便利アイテム

【2022年最新】富士山登山に必要な服装・持ち物|YAMAP STORE版

富士山は近場のハイキングとはルートや標高も異なるため「富士登山特有の悩み」が発生しがちです。また、基本的には宿泊も伴うので、普段の登山とは違うものが必要となる機会も増えてくるはず。そんな富士登山をより快適に、安全に楽しむためのアイテムもセレクトしました。もちろん富士山に限らずさまざまな山で活躍するものばかりなので、普段から登山を楽しんでいる方もぜひチェックしてみてくださいね。

ゲイター

富士山の下山道には「砂走り」と呼ばれる小さく軽い溶岩の道があります。ザクザクとスピーディーに下ることができるのですが、シューズに小石が頻繁に入ってしまいます。都度靴を脱いで取り出すのは骨の折れる作業。そこでゲイターを着用すれば、シューズとパンツの裾を完全にブロックでき、小石や砂だけでなく雨天時は水の侵入を防ぐこともできます。

トレッキングポール

足や膝に不安のある方はぜひともトレッキングポールを。富士山登山は距離も時間も長く、予想以上に疲労が溜まり、足腰には負荷がかかります。歩行時のバランスの確保に加え、下山時などは体重を分散してくれるので、足への負担が軽減。いざというときに、きっとポールのありがたさを実感するでしょう。使わないときは折り畳んでバックパックにくくりつけておけばOK。

登山用インソール

長い距離と時間を歩くのが心配という方は「秘密兵器」に頼る、という奥の手も。登山靴に入っているインソールを交換することで、足の負担を軽減・トラブルを予防してくれる効果があるのです。多くの登山者の足を支えてきた「BMZ/YAMAP別注 山を歩くインソール」は、富士登山でも心強い味方に。長距離・ハードな山行にも対応する「カーボン」またはオールマイティに使える「ベーシック」がおすすめです。

レインカバー

雨からバックパックを守ってくれるレインカバーですが、雨だけでなく岩とのスレの予防にも効果的。休憩のときにバックパックを下ろすときも、富士山の登山道はどんなに優しく置いても地面はゴツゴツした溶岩だらけなので、スレたり穴が空いてしまいます。大切な登山の相棒・バックパックを長く使うためにも、レインカバーの着用がオススメです。

スタッフバッグ(整理用小分け袋)

レインウェアや防寒着、小物などはしっかりスタッフバッグで整理してバックパックへ。「ヘッドライトが見つからない」「レインウェアはどこかな」と、使いたいシーンであたふたしないためにも、整理整頓は大切です。防水のスタッフバッグをひとつ持っておくと、雨や汗で濡れてしまった衣類を入れたり、濡らしたくないものをまとめておいたりと、大活躍してくれること間違いなし。

サングラス

強い日差しから目を守ってくれるサングラスも、できれば携行したいアイテムのひとつ。標高を上げていくと雲は遥か眼下へ。太陽を遮るものは何もありません。裸眼では眩しさと紫外線が蓄積していくと目にも疲労が溜まってきます。そんな日差し対策に加え、砂埃が目に入らないようガードしてくれるため、サングラスは富士登山で使用推奨度高めのアイテムです。

汚れ落としタオル

お風呂に入ることのできない山小屋泊登山では、どうしても汗をかいたあとのニオイが気になるところ。そんなときに持っておくと安心なのが「finetrack/ナノタオル」です。水で濡らして身体を拭くことで、汗や皮脂の汚れを落としてくれる効果があるため、1日の行動が終わったあとにぜひ使いたいアイテム。速乾性も高く、歩行中の汗を拭うのにもぴったりです。

山用財布

飲み物や軽食、トイレの使用料など、富士登山ではお金を使うシーンがあります。普段使っている財布よりも山用のコンパクトで軽量なものがあると便利。最低限の小銭・カード類が入るサイズならなんでもOKですが、せっかく買うのなら、そのまま街でも使えるデザインのものを選んでみるのもいいかもしれません。

トラベルシーツ

コロナ禍での定番アイテムのひとつ、トラベルシーツ。小屋泊の布団との間に一枚「壁」を作ることができます。防虫効果があるのでダニ予防もOK。保温力アップも期待できる一石三鳥の多機能アイテムです。

衛生用品

山の上では一般的な歯磨き粉は環境を汚染してしまうのでNG。ましてや富士山は世界遺産。自然を汚さず、口の中はスッキリしましょう。水ですすぐ必要がなく、飲み込んでも安心な原材料を使用した「ORALPEACE/アウトドア アドベンチャートゥースペースト」は、山小屋泊の必需品。

正しく準備して、安全で快適な富士登山を楽しもう

【2022年最新】富士山登山に必要な服装・持ち物|YAMAP STORE版

富士山は日本アルプスのように山脈に連なる山ではなく、周囲に高い山がない独立峰。そのため、天候が悪化すると強風や雨、気温の変化に晒されることも少なくありません。いかに安全・快適に登るかが、富士登山を楽しむコツ。万全の準備を整えたうえで、登山に挑んでいただきたいと思います。

そうして頂上にたどり着くことは、ほかの山では味わえない特別な経験です。日本一高い場所から見下ろす絶景、長い道のりを歩ききったという達成感。そこには登ったことのある人しか味わえない感動が待っています。普段は登山を楽しんでいる方も、今年の夏はぜひ富士登山にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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