スタイリストが伝授する”山シャツ”コーデ2026|着回し無限大「MOUNTAIN & CITY」スタイル
登山のハイシーズンに向けて、「薄手のシェル」は山での快適さを左右するキーアイテム。
肌寒いときには防寒着として。刺すような直射日光を避ける日除けとして。そして、岩場や枝から肌を守る一枚として──。
さまざまなシーンで、その役割を変え活躍するアイテムです。
とはいっても、お値段もそこそこ。タフな環境で使うだけでなく、もっとカジュアルに日常でも着れるといいのに、と思うことはないでしょうか。
MOUNTAIN HARDWEAR(マウンテンハードウェア)とYAMAPのコラボアイテム「コアエアシェルシャツ」は、ウィンドシェルの役割を担う山シャツです。防風・通気・耐久性も持ち合わせながらもフォーマルに着こなせる、まさに山での実力と、街での品格を兼ね備えた一着。
今回は、人気アウトドアスタイリスト・近澤一雅さんに、コアエアシェルシャツを取り入れた新緑から夏にかけての「マウンテン&シティ」それぞれのシーン別スタイリングと、着こなしのポイントを教えていただきました。
これからの季節から秋ごろまで、ずっと活躍する手放せないウェアになるでしょう。
この記事で紹介するアイテム
\今回教えていただくのは/


新緑や花々が色づき始める季節。
爽やかなカラーのウェアや、ホワイトのコアエアシェルシャツを取り入れることで、自然の色と調和したスタイリングに。見た目の印象も、アクティブになるこの時期らしい明るくフレッシュな印象に仕上がります。
- 近澤さん
「春から初夏へと移り変わるこの時期。晴天のイメージが強いですが、実は雨の日や寒暖差も多い季節でもあります。しっかり足元をカバーしたブーツ、ボトムスもロングパンツをセレクトし、足回りはしっかりカバーしたいところです。上半身が軽快な分、足回りは硬派なアイテムで固めました。」
POINT|1|ボタンの留める位置で印象がガラリ

- 近澤さん
「シャツのスタイリングで大事なのはボタン調整です。どこでボタンを留めるかで着こなしが大きく変わります。首もとを締め、風の侵入を防ぐA型はカチッとした印象になりますが、逆に下部を締めて風を取り込むV型の留め方はリラックスした印象に。ボタンの位置で雰囲気を変えるのも面白いでしょう。」
POINT|2|タックインで醸し出すトレンド感

- 近澤さん
「時にはトップスの裾をボトムスにタックインして、トレンド感を出すのもおすすめです。野暮ったさが出てしまうTシャツとは違い、シャツタイプだからこそきちんと感の出る着こなしに仕上がります。」
スタイリングに使用したその他アイテム


日中の気温がちょうどいいこの季節。
都市近郊の山でハイキングした後に、そのまま街に繰り出すことや、麓を観光することもあるでしょう。そんな時におすすめなのが、シーンを選ばない、シンプルなカラー同士を合わせるスタイリング。手持ちのアイテムと組み合わせて真似しやすいのもポイントです。
- 近澤さん
「このまま山へも入れるアイテムのコーディネートですが、緩めのシルエットパンツとモノトーンな組み合わせでタウンで浮くこともありません。小物を合わせる場合でも、無駄に大きいバッグなどを持たずともミニマルなウエストバッグで十分馴染むと思います。」
POINT|1|ベージュカラーには暗めのインナーを

- 近澤さん
「Vゾーンから覗くインナーは、シャツのベージュカラーが生きるように暗めのトーンで合わせてみました。よりカジュアル感を出したい場合はボーダー柄のインナーもおすすめです。」
POINT|2|ロングパンツ+サンダルの組み合わせ

- 近澤さん
「アウトドアシーンで何かと定番化されつつあるベアフットサンダルですが、じつはロングパンツとの相性が抜群。ロングパンツと合わせることで、素肌部分の露出を最小限に抑えられるため、サンダルなのにキチンと感を演出します。」
スタイリングに使用したその他アイテム


ショートパンツにノースリーブでも暑い昨今の夏山。
合わせるアイテムが少なく、スタイリングが単調になりがちな時期だからこそ、日除けも兼ねた通気の高いコアエアシェルシャツをプラス。この夏は、快適さと軽やかさを両立した山行を楽しんでみてはいかがでしょうか。
- 近澤さん
「夏山でも快適なランニング用のノースリーブとショーツとの組み合わせなら、シャツとの相性も抜群です。夏の青空に映えるよう、キャップ、シャツ、インナーはあえてブラックトーンで合わせてみました。」
POINT|1|ブラック好きのためのあえての統一感

- 近澤さん
「黒には黒を。一見、地味に見える同色の組み合わせですが、ツルッとしたナイロン素材のコアエアシェルシャツと生地感が異なるインナーと合わせることでそれぞれのアイテムが馴染み、さらにスタイリングが際立ちます。」
POINT|2|黒シャツを際立たせる色小物

- 近澤さん
「ここで忘れてはいけないのは、上半身の黒シャツを活かすためにポイントで色を投入すること。足元の小物であるソックスがキモとなるのです。白ベースのラインソックスや色鮮やかなシューズを組み合わせる事で、こなれ感がアップします。」
スタイリングに使用したその他アイテム


山岳エリア以上に暑さが厳しい都市部。
もちろん、ここでも生粋のアウトドアマンにとってショートパンツは欠かせません。どうしても素肌の露出が増えるスタイルだからこそ、都市で取り入れる時には、なるべく清潔感を保てるように意識することが重要です。
- 近澤さん
「カラーはなるべく統一し、時計といった小物に革素材を取り入れることで上品さも醸し出します。」
POINT|1|カジュアルさをグッと抑えたダブルカラー

- 近澤さん
「襟付きのシャツにはあえて襟付きのインナーと合わせることでカジュアル過ぎないイメージを。中に着るのはポロシャツでもいいでしょう。」
POINT|2|上品さの鍵は色味の統一

- 近澤さん
「足元は黒で揃えると、簡単に色の統一感を出すことができます。靴下やシューズのアイテム選びにも、色で迷いがなくなります。」
スタイリングに使用したその他アイテム
山の環境に屈しない底力シェル「コアエアシェルシャツ」

今回、スタイリングの主役となった「YAMAP別注コアエアシェルシャツ」。襟付きでスナップボタン仕様という点を除けば、一見ごくごくシンプルなシルエットですが、このシンプルさこそがシーンを選ばない高い汎用性につながっています。そして、見た目以上に注目してほしいのが、その優れた機能性です。

その機能性を支えているのが、この高機能素材を使った生地「PERTEX®QUANTUM AIR™(パーテックスクァンタムエア)」。髪の毛一本分よりも細い20デニール以下の極細糸を使用することで、通常のナイロン生地よりも約25倍の通気性を備えた高機能素材です。
糸を高密度に織り上げることで、防風性をも実現しています。つまり、山の環境に必要な汗ムレを解消する「通気」と体温を奪う風をブロックする「防風性」という相反するが欠かせない機能が両立するということ。シンプルなのに、欠かせない機能が詰まったまさに次世代のファブリックです。
山と街の垣根を超える、新しい形の山シャツ


マウンテンハードウェアとYAMAPが提案する「コアエアシェルシャツ」は、山と都市をつなぐ新しい形の山シャツです。パーテックスクァンタムエアがもたらす通気性と防風性は、過酷な山岳環境での活動を支え、洗練されたデザインは都市の風景にも自然に溶け込みます。
「シャツ」という形はスタイリングの幅も広がるアイテムだからこそ、ボタンの留め方や色の組み合わせひとつで、その表情は自在に変化。まさに着回し方は無限大です。
これからのアクティブシーズンは、山シャツとともに山へ、そして街へと自由に繰り出してみてはいかがでしょうか。
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