長年のfinetrack愛用者が認める、別注ミヤマパンツの実力|モデル・山下晃和が徹底レビュー
国産アウトドアブランド・finetrack(ファイントラック)とYAMAPのコラボレーションにより誕生した夏の快適ロングパンツ「YAMAP別注ミヤマパンツ」。軽量、通気、高耐久といったキーワードが並ぶアイテムですが、その真価とは?!
ユーザー代表として、長年finetrack製品を愛用するモデル・山下晃和さんにレビューしていただきました!
▼この記事で紹介するアイテム
山下晃和(やました・あきかず)
広告、カタログ、WEB、雑誌等でモデルとして活動。また、トラベルライターとしてアウトドア、モーターサイクル、自転車系メディアで原稿を書いている。著書「自転車ロングツーリング入門(実業之日本社)」、共著「Let’sゆるポタライフ(山と溪谷社)」など。他に、自転車とキャンプをテーマにした旅イベントBIKE&CAMP主宰。
「finetrack YAMAP別注ミヤマパンツ」とは?

finetrackとYAMAPがコラボレーションして開発したトレッキングパンツ。
finetrackの持ち味である軽量性・通気性・高い耐久性に、YAMAPがこだわる実用性と洗練されたシルエットを融合し、両者の強みを兼ね備えた一本です。強度と耐久性に優れる「66ナイロン」を採用することで、薄手・軽量な夏山向けのトレッキングパンツでありながら抜群の耐久性を実現。暑い夏でもタフに、そして軽快に着用できるロングパンツです。
山下さんとともに、初夏の低山のデイハイクへ

天気に恵まれた初夏の日。山下さんと向かったのは埼玉県、飯能エリアの低山です。標高は低いものの、奥武蔵の豊かな森を歩くことのできるルートが多く整備されています。取材時は5月。木々はまだ新緑が眩しい季節ですが、気温は25℃前後。夏日とも言えそうな好天で、日向ではTシャツでも汗ばんでしまうほどでした。
日差しを気持ちよさそうに浴びながら、森を歩いていく山下さん。「まず、着心地がいいんですよ。サラッとしていて、足を通した瞬間に、これは夏山にはいいぞ!と確信しました」。
実は、山下さんには発売前から「YAMAP別注ミヤマパンツ」の着用テストを依頼。プライベートのハイキングや普段の生活での使用など、さまざまなシーンで試していただいていたのです。finetrackのアイテムを長年愛用してきた山下さんにとって、「YAMAP別注ミヤマパンツ」はどのように感じたのでしょうか? 迫っていきたいと思います。

── カミノパンツをはじめ、これまでもさまざまなfinetrack製品を着用してきたと思いますが、「YAMAP別注ミヤマパンツ」をハイキングで使用してみていかがでしたか?
少しワイド目なシルエットということもあり、履きやすさは期待していましたが想像以上でした。履いた感じはもちろん、歩きやすさも抜群です。しかも、ワタリ幅※に余裕があるので、僕のようにスクワットで鍛えた太めの大腿四頭筋でも、まったくつっぱることもありませんでした。
スポーツをやっていた人で、ふとももがパツパツになってしまうという方は少なくないはず。そんな方でもゆったりと履くことができると思います。さらに、裾幅までテーパードがかかっているので、足さばきも非常によかったですね。
※ワタリ幅とは、パンツの太ももの付け根部分の横幅

── このシルエットがこだわりなんです。シルエットについてはいかがでしょうか?
1990年代は登山用パンツもレインウェアもわりとオーバーサイズが流行していたのですが、2000年代になってスリムパンツなどが主流になったと思います。なので、僕にとっては「昔に戻った」という感覚もありますね。
とはいえ、当時はドーンとしたストレートでしたが、「YAMAP別注ミヤマパンツ」はテーパードがかかっているのでシルエットがキレイにまとまるように思います。
ワイドなシルエット、オーバーサイズといってもさまざま。「YAMAP別注ミヤマパンツ」は見た目の美しさだけでなく、しっかりフィールドでの実用性も考えられているところがポイントです。本当にミリ単位で計算されたシルエット、デザインなんだと、履いてみて感じました。

── 長年finetrackのウェアを愛用されている山下さんから見て、「これまでとは違うな」と感じたポイントを教えてください。
驚いたのが、「YAMAP別注ミヤマパンツ」のサイドポケットにジッパーがないことですね。finetrackのトレッキングパンツには、基本的にジッパーがついています。というのも、稜線などで携行物が脱落することを防ぐ機能として、必ず採用していたからです。

しかし「YAMAP別注ミヤマパンツ」にはありません。低山のハイキングだったり、よりライフスタイルに近い用途での着用を想定し、軽やかな着用感とカジュアルな使い勝手を優先したそうです。社内でも賛否両論あったみたいですね(笑)。
ともあれ、夏の暑さに対応するパンツとしては、シルエットの効果もあると思いますが、個人的にはこれまで愛用してきたfinetrackのロングパンツの中でも、指折りの軽快さだと感じました。
▼別注ミヤマパンツ開発インタビュー
【finetrack × YAMAP】別注ミヤマパンツって何だ!? 夏の快適ボトムス、誕生の裏側を語る
── 着用してみて、気に入った点あれば教えてください。
左右のスマホポケットですね。スマートフォン以外にもカギなど大切なモノを入れられますし、自転車に乗るときにも便利です。両方にあることで、使い分けができるようになりました。

やはり、1番のお気に入りポイントは、重複してしまいますがシルエットです! ワイド感がありながらテーパードしたデザイン、そしてコンシールファスナーによる「見えない」リンクベント。パンツ内にこもった熱やムレを逃がせるベンチレーション機能なのですが、パンツのシルエットを崩さず、ここにあるとは気づかないほどです。この縫製技術は本当にすごいと思います。
今日も、登りではパンツ内がムレてくる感覚がありましたが、リンクベントを開けることでスーッと空気が流れていきます。クールダウン効果はかなりのものだと思います。

── 登山以外にも、どのようなシーンで「YAMAP別注ミヤマパンツ」を使用したいですか?
実は、山でもっとテストしたかったのですが、着心地がいいからついつい街でも履いちゃっていました(笑)。普段着としても最高で、ジョガーパンツのようにも使えるんですよね。街履き以外だと、自転車のツーリングでしょうか。自転車乗りのさがでボトムスの裾をソックスインしがちなんですが、裾幅の絶妙なサイズ感なので、シルエットがキープされるのが嬉しいポイントでした。

面白いですよね。カジュアルに履けるパンツなのに、生地も設計も縫製も本格的な登山ブランドならではのクオリティなんです。通気性も耐久性もすごくいい。でも、見た目がカジュアルな分、本格仕様だということがなかなか伝わりにくい。これが唯一のデメリットかもしれません(笑)。
長年のブランド愛用者だから分かる、確かな実力

フィールドで使用する製品として確かな定評があるfinetrackと、登山者のニーズを元に実用に即したアイテムを作るYAMAPが生み出す「別注ミヤマパンツ」。長年finetrackのアイテムを愛用してきた山下さんだから分かるリアルな声(レビュー)こそが、このパンツの確かな実力を物語っています。
ミリ単位で計算されたシルエットに、ギミックが満載された別注ミヤマパンツを、ぜひこの夏フィールドで、そして日常で実感してください。

