スニーカーハイク&本格登山で楽しむ、紅葉が主役の秋コーデ
今年もいよいよやってきたこの季節。山が赤や黄色に染まる紅葉シーズンが、すぐそこまでやってきています。いち早く紅葉を楽しもうと標高を上げるもよし、麓が色づくのをじっくりと待つのもよし、限られた季節を満喫するために、登山や観光の計画を練っている人も多いでしょう。
今回は、YAMAP MAGAZINEとのコラボ企画。YAMAPが提供する、今紅葉している山がわかる「リアルタイム紅葉モニター」のデータと合わせて、おすすめの紅葉登山スポットを紹介するお手軽ハイキングの「スニーカーハイク」と、しっかり歩く「紅葉登山」のそれぞれにぴったりのコーデをご紹介します。持って行くと安心で便利な山道具もピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。
Scene① |「スニーカーハイク」コーデ
赤や黄に色づく山に似合うアースカラーでまとめたシックなコーデ。見た目にも暖かな小物が、秋の気分を盛り上げてくれます。見た目は街のスタイル、機能は本格アウトドア。このまま街に繰り出してもまったく違和感のない、都会的な雰囲気ができあがりました。
「スニーカーハイク」という言葉を初めて聞くという人も、これがどんなものかはなんとなく想像がつくでしょう。装備をしっかり整えて臨む登山もいいけれど、一番の見ごろを迎えた麓近くの紅葉を、履きなれたスニーカーと手軽な装備で出かけるのが、「スニーカーハイク」。
紅葉を求めて高度を上げるのではなく、紅葉のほうから下りて来てくれるのを待って、気軽に楽しもうという提案です。
YAMAP MAGAZINEで紹介しているのも、山の裾野や周辺の湖沼めぐりなど、短い時間で楽しめるコースが中心。普段から登山やハイキングに親しんでいるYAMAPユーザーさんにとっては、ライトハイクをさらにライトにしたような印象でしょうか。「そんなの物足りないよ」などといわず、登山経験豊富な方も登山靴はお休みさせて、スニーカーで出かけましょう。寝坊した休日も、午後から雨予報の日も、すばらしい1日になるに違いありません。
とはいえ、街から自然の中に足を踏み入れれば、どこにでもコンビニやトイレがあるわけではないので、押さえておくべきポイントをしっかりと理解して、簡単だけれど完璧な準備で、心おきなく紅葉狩りを楽しみましょう。
MAGAZINEの中でも取り上げられているチェックポイントを参考に、YAMAP STOREがセレクトした「スニーカーハイク」にあるとおすすめの山道具3点セットをご紹介します。ライトなスニーカーハイクと周辺観光をセットで計画しているという方も使いやすい、シームレスなアイテムを揃えました。
「スニーカーハイク」におすすめの山道具3点セット|その1|帽子
秋の日差しは意外と強いもの。紫外線量もまだまだ多いので、長時間屋外で過ごすときには、帽子が欠かせません。急に気温が下がったときには保温効果もあり。気候が不安定な時期なので、温度変化や汗やムレ対策を考慮した、アウトドア仕様のものを選びましょう。
ボリュームのあるあったか素材や、持ち運びやすくて幅広く使えるものなどをセレクト。おすすめは、街中でも使いやすいデザインが人気の、「halo commodity」のアイテムです。
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「スニーカーハイク」におすすめの山道具3点セット|その2|防寒着
日を追うごとに日没が早くなるこの時期は、意識して明るい時間の行動を心がけましょう。山沿いはとくに日中の気温差が大きく、朝夕もかなり冷え込むので防寒着の用意はマスト。標高が低いから、ちょっとの時間だからと油断は禁物です。
「TAION」の防寒着は、機能や品質の高さに加えて、手軽な価格も魅力。シンプルなデザインなので、ライトハイクのお供から冬の街中使いもできておすすめです。
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「スニーカーハイク」におすすめの山道具3点セット|その3|レインウェア
急な天候悪化に備えて、防水にも保温にも役立つレインウェアは必ず用意したいアイテム。とはいえ、山用のレインウェアは、機能も着心地も優れているだけに、お値段も高め。日常でも着たくなるデザインのものを選んで、街の雨も快適に過ごしましょう。
おすすめのブランドは「THE NORTH FACE」。日本人の体型に合わせたシルエットとシンプルなデザインで、どんな服装にも合わせやすく、通勤や通学、買い物などで、おしゃれに、快適に使えます。
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ところで、シューズは本当になんでもいいの?
スニーカーといっても、種類はいろいろ。実際どんなものを選べばいいの?と思っているあなたへ。MAGAZINEで紹介しているコースでは、スポーツメーカーのシューズのような、滑りにくく、紐やベルクロで足をしっかり固定できるものであれば、基本的にどんなものでも大丈夫。足に合っていて、履きなれていることが大切です。ただ、スニーカーハイクで紹介するコースでは未舗装路を歩くこともあるので、土や泥の汚れが気になることも。いつかは登山やハイキングにもチャレンジしてみたいというのなら、汚れにくさやグリップ性能も考えられた、山用の靴を検討してみては? 防水性のシンプルなデザインを選んでおけば、街用のレインシューズとしても使えます。
アウトドアを楽しむなら持っていて損なし!防水仕様の登山靴
Scene② | 紅葉登山コーデ
MAGAZINEの「紅葉登山2022」では、YAMAPの紅葉モニターに沿って選ばれた、絶景の紅葉が楽しめる山とコースが選ばれています。こちらは「スニーカーハイク」と比べてかなり本格的。コースタイム3時間以上のコースも多数セレクトされています。
標高を上げて一足早く紅葉を楽しむときは、季節の変化をしっかりと意識することがとくに重要。街中や麓の気温に引きずられて夏の感覚を切り替えられないと、気温や日照時間の変化に対応できず、準備不足や日没までに下山できないなどのトラブルになりかねません。
登山に必要な基本装備は揃ってる前提で、「紅葉登山」を快適かつ安全に楽しむための、プラスワンアイテムをYAMAP STOREがセレクトしました。つい忘れがちなものや、あると便利なもの、紅葉登山に出かける前に、ぜひチェックしておきましょう。
「紅葉登山」におすすめの山道具3点セット|その1|ヘッドライト
持たずに山に入るのはご法度のお守り的存在ですが、日照時間が短くなるこれからは使用頻度が上がる時期。故障や電池切れなどを起こしていないか、事前に必ずチェックしておきましょう。
おすすめは、USB充電と乾電池の両方が使えるハイブリッドタイプ。YAMAP STOREでは「PETZL」と「milestone」のモデルを用意してます。軽さや光量のレベルに応じて価格が異なるので、使用する場面や頻度、使い勝手などをじっくりと比較して選びましょう。
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「紅葉登山」におすすめの山道具3点セット|その2|グローブ
夏の間、低山や日帰りでは出番のなかったグローブは、秋の忘れ物ランキング上位の常連。手指を温めるだけでなく、末端を温めることで体全体の冷えも防ぐ、寒い季節の必携アイテムです。
おすすめは「OUTDOOR RESEARCH」。耐久性の高いレザーを贅沢に使い、丁寧な作りでフィット感がよく、指先の細かい作業もストレスなし。外さずに地図の確認や写真撮影ができる、タッチスクリーン対応モデルならさらに快適に使えます。
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「紅葉登山」におすすめの山道具3点セット|その3|タイツ
登山口付近で厚手のパンツは履きたくないけれど、山頂に近づくといつものトレッキングパンツでは心許ない……。そんなときには、いつものスタイルにタイツを加えましょう。気温や状況に合わせて着脱できるので、読み切れない天候のときにも対応できます。
YAMAP STOREでは、筋力のサポートを目的にしたタイプや保温力を重視したもの、さまざまなタイプを取り揃えています。タイツを使い分ければ、今持っているトレッキングパンツがもっと長いシーズンで使えるかもしれません。
バックパックに忍ばせておきたいおすすめタイツ
紅葉登山コーデのポイント
高山の山頂付近はそろそろ冬モード。天候や気温の変化に備えて、万全の装備で挑むのはもちろんですが、麓との温度差も大きい時期なので、レイヤリングや小物をプラスして快適性をアップするのがコツ。日差し対策に、帽子やサングラスも忘れずに携行しましょう。
赤や黄色に染まった山々を見られるのは、1年のほんのわずかな時間。ベストなタイミングで絶景に出会えるかどうかは、運にも左右されるようです。短い時間でたくさんの紅葉に出会うもよし、あの山の紅葉に的を絞ってスケジュールを調整するもよし。今年はどんな景色に会えるのか、しっかり準備をして、楽しい秋の大イベントを、安全に快適に楽しんでください。
YAMAP MAGAZINEの「スニーカーハイク特集」で気になる山とコースを見つけよう
YAMAP MAGAZINEの記事では、北海道から九州まで全国を8エリアに分けて、スニーカーハイクにおすすめのハイキングコースをまとめてご紹介しています。ご自身のお住まいの地域や秋の旅行先にあわせて、気になるエリアをチェックしてみてくださいね。
YAMAP MAGAZINEの「紅葉登山2022」で各地の紅葉登山情報を見つけよう
登山アプリ「YAMAP」の320万人を超えるユーザー情報から導き出されたおすすめの紅葉登山スポット情報をお届けしています。初心者でもロープウェイで簡単に行ける山から、ガッツリ歩く中級者向けの山まで網羅していますので、きっとこの秋訪れたい場所が見つかるはずです。