登山&ランで使える、あると便利なウエストバッグ「ラッシュヒップ」を徹底解剖
季節も暖かくなり、なまってしまった身体を引き締めるためにトレーニングを始めたい…!なんて考えている方も多いのではないのでしょうか?今年の夏の登山の本格シーズンに高所登山を計画している方も体力づくりをしていきたいところ。
登山を快適に楽しむために装備をアップデートするのももちろんGOODですが、自分の身体もアップデートしていかなくてはなりません。まずは始めやすい有酸素運動、「ランニング」を…と考えている方へ、トレーニングの気分を上げるだけでなく、実際に登山シーンでも使えるおすすめのアイテムを紹介させてください。
「揺れない」ことを追求した新しい発想の軽量ウエストバッグ
今回ご紹介したいのは、「PAAGO WORKS(パーゴワークス)/ラッシュヒップ」。ご近所ランをする方なら誰しも感じたことがある、カギなどの貴重品やスマホ、飲み物の持ち運びの問題。両手に持つのはストレスだし、ポケットに入れれば揺れる…というお悩みを、この「ラッシュヒップ」が一発で解決します。
最小限の揺れを追求した「挟む」スタイル
従来のランニングバッグは、ひとつの収納ポケットをベルトで腰に巻いていましたが、「ラッシュヒップ」は同じ大きさのポケットが前後に配された見慣れないかたち。前後に同じ大きさのポケットを配することで、重量バランスを整えやすくなり、どちらかが重たくなりすぎてベルトが身体に食い込んだり、走っているうちにバッグが左右に回転してしまう不快感もなく、重心がブレにくい構造を実現しています。
このポケットをお腹と背中の中心に当たるように身体に挟み込み、両サイドの調整ベルトを締め込むことで身体にフィットさせる仕組みになっています。右腰のドローコードは、走りながら締め具合の微調整がしやすいための仕様。両サイドにバックルパーツを用いないことで、軽量化にも繋がります。
前後二つの伸縮性素材ポケット
それぞれのポケットは全く同じ仕様。マチのないフラットデザインのポケットは、ストレッチメッシュにより容量変化に対応。大きな荷物でも隙間なくホールドし揺れを防ぎます。最大500mlのペットボトルも収納可能という脅威の収納力も、使い手には大きな魅力です。ものを収納したあとは、バンジーコードで縦揺れを防ぐことも忘れずに。
ジッパーはありませんが、フラップ(雨蓋)を設けることで大事なスマホや財布などを落とすことなく、スマートに出し入れできるのも大きなポイント。ここでジッパーを設けないことでも、軽量化が実現されています。身体に一体化するような着け心地にも一役買っているのです。
付属のショックコードをリフレクター(再帰反射)付きのベルトループに接続すれば、タオルやウィンドシェル、三つ折り式のトレッキングポールなどを取り付けることも可能です。
誰でも使えるフリーサイズ
両腰に設けた調整コードとベルトのおかげで、対応ウエストサイズは63cm〜100cm。女性から男性までみんなが使えるフリーサイズです。カップルやご家族で共用もできますので、パートナーやお子さんとランニングを楽しんでいるという方にはぜひともおすすめしたいアイテムなのです。
「揺れない」ウエストバッグは、
日常ランだけでなく、登山/トレランにも
ここまでご紹介した機能で、ランニング中の機能面・実用面での利便性はお分かりいただけたと思います。しかし、この「ラッシュヒップ」はこれだけでは終わりません。ロードランを飛び越えたトレイルランニングでもその機能は最大限発揮されます。さらに登山シーンでは、サコッシュの代わりにも。片方の肩にだけ負荷のかかってしまう斜めがけのバッグに比べ、体のバランスを崩しにくく、疲労感の軽減も期待できます。
「揺れない」ウエストバッグの使用シーンはさまざま。身体に密着する仕様なので、海外旅行シーンなどでも貴重品の管理に役立ちます。用途を決めつけてしまわずに、ぜひ「ラッシュヒップ」を暮らしの相棒にしてあげてください。
合わせてご紹介!ひとつで二役のトレーニングギア
「ラッシュヒップ」と同じように、トレーニングから本番登山まで役に立つおすすめの山道具をご紹介。その価値はお値段以上!と目利きスタッフが太鼓判をおすアイテムをピックアップしてご紹介します。
<超軽量!吸水速乾タオル>
できるだけ身軽な状態で出かけたいランニングでは、汗を拭くためのタオルもコンパクトなものが理想。そしてそれは、山でも同じです。「finetrack(ファイントラック)/ナノハンカチ&タオル」は、髪の毛の1/7500という細さの繊維を使用することで実現した、水だけで皮脂や油をすっきり落とす魔法のハンカチです。ランニング&登山でかいた汗によるベタつきとも、これがあればおさらば。手のひらサイズのコンパクトさも魅力です。
<多機能メッシュキャップ>
日中のランニングでは欠かせないキャップ。ツバが顔の前面にしかないことで空気抵抗が少なく、ハットよりもランニングに適したデザインと言えるでしょう。しかし、登山中の風が強い稜線を歩く際や、長時間の野外活動ではあごひもがついていて飛ばされにくく、360°の日差しをカバーするようなハットに軍配が上がりがち。別の帽子を用意しなくては…と考えていた方に朗報です!
「halo commodity(ハロ コモディティー)/YAMAP別注 リッジトレイルキャップ」は、キャップ型のデザインでありながら、サンシェード・あごひも・ポーチが付属したスグレモノ。風が強い場所ではあごひもを使えばよし、日差しが気になるならサンシェードを使えば解決!付属のポーチにあごひもを取り付けると、なんとサコッシュに早変わり。手持ちのアイテムとにらめっこをして、最適な使い方を見つけてください。
万能山道具を賢く活用して
さまざまなアクティビティに挑戦しよう
今回ご紹介したアイテムは、どれも汎用性が高く、使用シーンは登山だけには留まりません。出かける前も、出かけた先でも、帰ってきた後にも。皆さんのアウトドアライフをサポートしてくれること間違いなしの万能山道具たち。ぜひ、今年の山行計画のお供として、日々の相棒として、活用してみてください。