夏の縦走に大活躍の山道具をご紹介|今週のおすすめアイテム
ゴールデンウィークも終わり、暦の上ではいよいよ夏の到来! 登山も本格シーズンを迎えます。
夏の登山の醍醐味といえば縦走や山中泊ですが、長距離を歩くことになるため、色々な悩みも出てきます。
そこで今回は、特に長距離登山で悩みがちな「水の確保」「安定した歩行」「汗冷え」に効果的なアイテムを中心にご紹介します。
他にも、日常使いにも最適なバックパックや、ちょっとした荷物の持ち運びに便利なフロント収納ポーチなど、あなたの登山をサポートするアイテムが目白押しです。
コンパクトで使いやすい携帯浄水器
安全で快適な登山に不可欠な水の確保。テント泊や縦走登山では、途中での水補給が必要になりますが、安心して飲める水を確保するのは一苦労です。
そこで近年、登山者の間で注目されているのがボトルタイプのコンパクト浄水器。
中でも「KATADYN(カタダイン)/ビーフリー」は、その使いやすさから多くの登山者に愛用されています。
キャップに内蔵されたフィルターに湧水や川の水を通すだけで、99.9%の微生物やバクテリアを除去。
フィルターに水を通す際にも、さほど力を入れてボトルを絞る必要はなく、登山中に見つけた川で水を汲み、そのまま浄水してゴクゴク!という使い方もできてしまいます。
軽量でコンパクト、耐久性も高く、防災用品としても活躍する点も、人気の理由です。
安全性と快適さを備えたミッドカットシューズ
登山では足元の安全が最優先。そのため、足首を守りサポートしてくれるミッドカットシューズが選ばれることが多いですが、重さや動きづらさがネックとなることも。
「SALOMON(サロモン)/Xウルトラ360ミッドGTX」は、その問題点をクリアした秀逸ミッドカットシューズ。
ゴアテックスフィルムを採用した防水仕様でありながら、軽量で履き心地が良く、安全性も確保されています。
アウトソールのグリップもしっかりしているため、トレッキングから縦走まで、様々なシーンで活躍する一足です。
売上の一部を山の保全に活用するドライレイヤー
多くの登山者から絶大な人気を誇るファイントラックの「ドライレイヤーベーシックT」は、ベースレイヤーの下に着用するアンダーウェア。
撥水加工がされたメッシュ構造の生地が肌から素早く汗を引き離し、肌をドライに保つため、汗冷えやベタつきの不快感を解消してくれるアイテムです。
「finetrack(ファイントラック)/finetrack × YAMAP別注 ドライレイヤーベーシックT」は、その名の通り、ファイントラックとYAMAPがコラボした、別注モデル。
商品を購入することで、売上の一部が登山道整備団体へ寄付され、山を守る活動に使われます。価格や性能はオリジナルのものと同じ。ぜひ、気になっていた方はこの機会に「素敵なお買い物」をしてみませんか?
シンプルで通勤にもぴったりなバックパック
山だけでなく、街中でも使いやすいシンプルなバックパック「MINIMALIGHT(ミニマライト)/オーディナリーパック」。18Lの容量で日帰り登山はもちろん、日常使いにも適したサイズ感です。
ファスナー式のメイン収納スペースに加え、機能的なポケットを配置し、使い勝手を重視した設計が魅力。
本体は363g程度ととても軽量な作りに仕上がっており、背面側とショルダーベルトには運動時の快適性を考慮して3Dメッシュを使用。背負い心地にも徹底的にこだわっています。
使い勝手抜群のチェストバッグ
今や、当然のように山で目にするようになった「フロント収納」。2003年に発売されて以来、根強い人気を誇る「PAAGO WORKS(パーゴワークス)/パスファインダー」は、そのパイオニア的なアイテムです。
普通のポーチやサコッシュと「パスファインダー」が決定的に違うのは、内蔵されたマップケースの存在。
フロントのフラップを開けると表れるのは、折りたたまれた状態のビニールカバー付きマップポケット。あらかじめ必要な場所の地図を入れておけば、ワンアクションで確認でき、歩きながらでも手軽に扱うことができます。
もちろん、地図以外のアイテムの収納スペースも十分。マップケースを最大限活用することで、地図を見ながらの登山を楽しむことができます。