【PICKUP】縦走用バックパック3選|この夏を共に過ごすベストな相棒に

全国的に梅雨空の広がる季節がやってきました。山に行く機会は減りますが、夏山の計画を立てて、準備を進めるのにはぴったりの時期です。この夏に登頂したい山や踏破したいルートを決め、日程を検討し、ギアを準備。こういった事前準備も登山の楽しみのひとつですね。

今回は「今年こそ縦走へ」と意気込む方にぴったりなバックパックの選び方とアイテムをご紹介します。この夏を共に過ごすベストな相棒を探してみてくださいね。

用途に合わせてバックパックを選択


縦走登山用のザックを選ぶにあたって、注目すべきポイントは容量やフィット感、仕様などが挙げられます。

例えば、山小屋登山ならば30~45リットルのザックを、2泊3日のテント泊なら45~60リットルを。それ以上ならば60リットル以上を、というように山行によって適切な容量が変化します。

フィット感も重要で、背面長サイズやショルダーベルトの形状、ウエストベルトの選び方は、性別や体格によって異なります。雨蓋やウエストポケットの有無などの仕様もスタイルに合わせて選びたいですね。

「もっと軽量に」を叶える
ミニマムなバックパック

EXPED(エクスペド)
ライトニング45


削れるものはとことん削り、機能性を高めた45リットルの中型バックパック。できるだけ荷物を軽くしたい人や、シンプルな機能美を追求したい人におすすめのザックです。

大胆に施されたコンプレッションストラップは、一箇所を締め上げればバックパックの上から下まで均一に引き締められる仕様に。背面にはシンプルで軽量、素早く調整ができるサスペンションシステムを搭載。フィッティングに重要な「腰で背負っている」感覚を感じることができます
厚手のウエストベルトもポイント。しっかり締めることにより、バックパックの重量を腰と肩に程よく分散させ、テントや食料など重量の大きいギアを詰め込んだときの足運びをサポートします。

抜群のホールド感で
長時間の行動がもっと快適に

MYSTERY RANCH(ミステリーランチ)
ブリッジャー45


とにかく長時間、快適に歩き続けたい。ロングディスタンス志向の人におすすめなのがこちら。バックパック全体を弾力性に飛んだバネ性のフレームが支え、歩行時の身体の動きに合わせてフィットします。

加えて、独自設計のベスト型ショルダーハーネスでバランス良く荷重を分散。背面長も無段階で調整可能で、あらゆる体型の方に合わせることができます。

ショルダーハーネスやウエストベルトのポケットをはじめ、多彩な収納システムも搭載し、ギアへのアクセスも楽々です。

使い方は無限大!
自分らしさを体現する自由自在

PAAGO WORKS(パーゴワークス)
カーゴ55


自身のスタイルが確立している人や、自分らしいパッキングを極めたい熟練者は、ほぼすべてのパーツが取り外しできるバックパックに挑戦してみては?

基本フレーム+収納パーツのそれぞれが独立している構造で、荷物の量に合わせて自在にカスタマイズが可能。底板と背面フレームにショルダーをつけただけの「背負子」を現代版にアレンジした形は、収納部分を無くしてフレームだけの状態なら箱詰めされた飲み物なども持ち運べます。収納パーツはトップリッドと大小のインナーバッグ、ボトルポケット、サイドポケットと多彩。手軽な登山から3泊以上の縦走まで自由自在に使えます。

縦走登山には入念な計画や長時間にわたって行動できる体力など、幅広いスキルが必要です。もちろんバックパックやギアの準備もその一つ。ベストな容量とフィッティングを探り、最高のコンディションで臨めるようにしましょう。

来月の今頃には雲の切れ間から太陽が顔を出し、夏空が広がる地域も多いはず。楽しみながら今年の夏山の準備を進めていきましょうね。

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