ギアを軽くして、もっと遠くの山へ|縦走登山からハイキングまで、幅広く使える軽量バックパック
登山では、自身の装備や、食料などを背負って歩く必要があります。「衣食住」の全てを背負うのですから、重たくなるのはあたりまえ。しかし、頭ではわかっていても、身体がついてこない。そんな経験はありませんか?
私たちは、体力にも筋力にもそれぞれ差があるので、誰もが同じ場所へ、同じ装備で辿り着けるということはありません。行ってみたいと思っていた山を、体力不足などで諦めた経験のある方は、きっと世代を問わず、多いはず。
しかし今、登山のための道具や服は「軽量化」が大きな流れとなり、さまざまな製品が企画・開発されています。軽さと耐久性を併せ持つ最新の素材と、研究を重ねた機構やデザインにより「軽量化」が進んだ山道具で、私たちは今までと同じ体力で、さらに遠くの山へ足を運ぶことができるようになりつつあるのです。
本日ご紹介するのは、山道具の中でも大物の「バックパック」。大きさゆえに、その重さも装備全体のかなりの比率を占めます。ゆえにバックパックの見直しは、軽量化の第一歩として最適。今回はYAMAP STOREが自信を持っておすすめする「macpac(マックパック)」の軽量バックパック「へスパー」をご紹介します。
重量は50Lのバックパックで1kg程度
軽快さと安心感のある背負い心地を両立
マックパック史上最軽量のハイキングハーネス「HeliumAir(ヘリウムエアー)」を採用した「ヘスパー」は、ワイヤーフレーム入りの縦走登山向けの機構を備えながら、その重量はわずか1kgほど。従来の縦走用バックパックの半分程度の重量となっています。
凹凸状の波型ウレタンフォームのバックパネルは、背中とのフィット性が高く、空気の流れを生むため、背面も蒸れにくく快適。UL特化のバックパックと異なり、バックパネルが存在することでパッキングした中身が背中に干渉しないのも嬉しいポイント。
ワイヤーフレームが背負う人に合わせた最適な曲線を形成し、耐荷重能力を向上させるので重心のブレにくい安定した背負い心地を提供します。
シンプルな構造で壊れにくい
マックパックのブランド哲学として、「Simplicity Beyond Complexity(簡素であることは複雑である事より勝る)」という言葉があります。大自然のなかで遊ぶということは、道具に対して壊れにくいタフさだけでなく、修理できるシンプルさも求められます。バックパックで言えば、縫製箇所を減らすことで縫い目からの破損リスクを抑えることができます。そもそも壊れにくいのが、「マックパック」の特徴なのです。
取り外し可能なパーツ類で
さまざまなシーンに臨機応変に対応
「ヘスパー50」と「ヘスパー40」は、目的、知識、体力、経験などを
考慮したうえでカスタムが可能。初級者から上級者まで、自身のレベルに合わせてお使いいただけるバックパックです。
山行の回数や経験が増え、遊び方が変わったとしても、使い続けることができる。マックパックの哲学があらゆるディテールに落とし込まれているのです。
軽量ギアを取り入れてより快適に
YAMAP STOREでは30L、40L、50Lの3モデルをご用意。みなさんの山行スタイルに合わせて、マッチしたサイズをご検討くださいね。軽量ギアをうまく取り入れて、この夏のみなさんの登山がもっと楽しく快適になるのを願っています。
軽量バックパックに抵抗のあったひげ隊長も絶賛
過去にアウトドアショップを経営していた経験のあるYAMAP専属登山ガイドの「ひげ隊長」。軽量ギアの黎明期であった当時のバックパックは、素材の耐久性も背負い心地も満足できず。そんな経験から軽量ギアを毛嫌いしていたひげ隊長も、マックパックの「へスパー」は大絶賛。動画ではその魅力を熱く語ってくれています。