着ぶくれしがちな厳冬期のレイヤリングもこれ一枚でスマートに
全国から続々と冠雪の知らせが届いています。先日は栃木県・男体山で冠雪が観測されました。いよいよ近づいてきた冬を前に装備を見直したり、「次はどこ行く?」と仲間に声をかけたり、冬の足音にわたしも少々浮き足立っています。
さて、今週は雪山やスノースポーツの着ぶくれを防ぐスマートなウェアが登場。THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)の「カールサイドグリッドフーディー」は着ぶくれしがちな冬のレイヤリングに、一石を投じるスマートなミドルレイヤーです。また同ブランドの相性の良いベースレイヤーや、秋冬用のキャップもご紹介します。
ジッパー類は一切無し。重ね着してもスッキリ着られる
ザ・ノースフェイスのフーディ「カールサイドグリッドフーディー」は、冬期の登山やスノーシーンでの使用を想定した中厚手のウェアです。ミドルレイヤーとして活用するのがおすすめで、保温しながら汗を逃がす体温調整の役割を担います。
ジャケットタイプとは異なり、ジッパー類が一切付いていないシンプルさも特徴。重ね着した際もごわつかず、しなやかに上半身の動きに追従します。
バラクラバ一体型で厳冬期も荷物は最小限に
厳冬期の山やスノースポーツに欠かせないのがバラクラバ(通称「目出し帽」)です。カールサイドグリッドフーディーはフード部分がバラクラバになっているため、別で用意する必要もありません。
フード自体が上部と下部でセパレートしており、バラクラバとしてはもちろん、ネックウォーマーやフード単体として使用できるのもポイントです。ウェアと一体化していることもあり、隙間からの冷気の侵入もブロック。頭部や首周りからの体温の放出も軽減します。
激しい動きでも汗ムレの不快感はなし
本体素材には吸水速乾と保温性に優れた「Future Grid Fleece Recycled Polyester」を採用。発汗による蒸れを素早く放出する一方、毛足の長いフリースが空気を溜め込み衣服内を適温に保ちます。そのためハイクアップのあるバックカントリーなど、激しい動きを伴う冬のアクティビティとも相性抜群です。
もちろんシンプルな見た目なので普段使いもOK。寒暖差の激しい電車移動や建物の出入りもこれ一着で快適に。シーンを問わずウィンターシーズンに大活躍します。
合わせておすすめのアイテム
エクスペディションドライドットクルー
ベースレイヤーにぴったりの「エクスペディションドライドットクルー」は高機能アクティブレイヤー。独自開発によるWニット構造の生地によりドライで暖かい状態をキープ。さらにすっきりとしたクルータイプでごわつき感ゼロへ。
フリーランイヤーフラップキャップ
フリーランイヤーフラップキャップは、コンディションに合わせて耳当てを付けたり外したりできる優れもの。短めのツバで視界を保ち、メッシュのサイドパネルで抜群の通気性を誇りトレランなどのアクティビティで活躍します。
ベストなレイヤリングを見つけて、今年の冬をお迎えしよう
どの季節にも悩みはつきものですが、冬のレイヤリングもなかなかの難題です。寒さ対策はもちろん、発汗時の蒸れや汗冷え対策は欠かせません。かさばったりごわついたりすることで動きが妨げられるのも避けたいものです。自身の寒さの感じ方やアクティビティのレベルに合わせて、ベストなレイヤリングを見つけてみてください。
さあ、もうすぐ本格的な冬。ふかふかの新雪をベストコンディションで踏みしめる準備はもうスタートしています。