春先のハイキングから夏の高所登山に最適なフットギア
今日の関東地方では20度近くまで上昇し、まだ2月にもかかわらず、ひと足先に春の陽気が漂いました。梅の花も見頃を迎え、日差しのぬくもりも加わるとどこか遠くの山まで歩きたくなります。
春の足音が聞こえると本格的な登山シーズンに向けて、シューズやソックスを新調する方が多いのもこの時期。
今回は、春先のハイキングから夏の縦走まで幅広く使えるSPORTIVA(スポルティバ)の「ウルトララプターⅡミッド GTX」とYAMAPオリジナルアイテム「トレイルソックス タビ」をご紹介します。
岩稜帯でも軽い足取りでグリップ力もしっかり発揮
LA SPORTIVA(スポルティバ)ウルトララプターⅡミッド GTX
スポルティバは1928年にイタリアで設立された老舗フットウェアブランド。ウルトララプターはスポルティバの人気トレランシューズで、それをベースにハイキングモデルとして開発されたのがウルトララプターⅡミッド GTXです。
特徴はずばり、本格的な山靴顔負けの機能性。ミッドソールの優れた衝撃吸収性やアウトソールのグリップ性を誇り、重量は片足あたり約470gとミッドカットとしては軽量級。縦走登山やロングトレイルにも適しています。
雪渓や雨でも濡れずに歩ける防水仕様
靴の内側(ライニング)の素材には防水透湿素材のゴアテックスを採用。ミッドカット部分までゴアテックスを施しているため、くるぶしほどの深さであれば渡渉や雨天時の水たまり、残雪期の雪渓でも足が濡れることがありません。
さらに岩場が多いトレイルでの走破性を考慮し、摩耗しやすい箇所に補強パーツを入れアッパー全体の耐久性を高めたつくりに。タフなコンディションでも歩き続けられるポテンシャルを秘めています。
ここぞという場面で踏ん張りがきく足袋型ソックス
YAMAP(ヤマップ)トレイルソックス タビ
ソックスは足のベースレイヤーとしてシューズやインソールの機能性を引き出す“縁の下の力持ち”のような存在です。YAMAPでは改めてソックスの重要性を見直し、日本の靴下工場と協業して、山歩きに特化した独自のソックス「トレイルソックス タビ」を開発しました。
指を広げて地面を掴むような動きができる足袋型のソックスで、安定的な歩行が可能に。ガレ場などの不整地でも踏ん張りを効かせ、良い姿勢で歩くことができます。
斜面でもシューズと足に密着して滑りにくい
シューズのグリップ性能が長けていても、シューズ内で靴下や足が滑っていると意味をなしません。トレイルソックス タビでは細いゴム糸を靴下に直接編み込む製法を採用し、足や靴下、インソール、シューズがフィットし滑りづらい構造を実現しました。
実際に履いてみると、ゴム製品特有の蒸れや肌触りの悪さは一切なし。シューズ内でソックスと足が擦れ合うこともなく、快適に履き続けられるのもポイントです。
山行計画に合ったシューズを選ぼう
いざ、シューズを新調しようと思っても、今年の夏の登山計画は未定という人も多いはず。ハイキングから夏山縦走登山まで適したシューズ、ソックスを選ぶことで、これから計画する登山においても、幅広いシーンで対応できるはずです。