多機能なのに軽く感じるバックパック|大容量はこれで決まり
今年の夏の山小屋泊・テント泊に向けた準備は、もう始めていますか?
泊まりをかねた登山で、重要になるのが「バックパック」。1泊2日の小屋泊であれば、普段の日帰りでもよく使われる30リットル程度のサイズでも大丈夫ですが、2泊3日以上の山行となると、荷物の量も増えるため45リットル以上の大容量バックパックがおすすめです。
今回は、YAMAP STOREで展開する大容量バックパックのなかでもイチ押しの、初心者から上級者まですべての登山者にぜひ背負ってほしいMYSTERY RANCH(ミステリーランチ)の「ブリッジャー(45・55・65)」をご紹介します。
特筆すべき点は、「多機能」なのに「軽く感じる」という相容れない要素の両立。細部にまで意匠を凝らして使いやすさを極限まで高めている分、決して「軽い」とは言いづらい重量ですが、重さを全く感じさせない驚異の快適性を実現しています。今回はその魅力に迫ります。
長時間の登山が快適になる
その秘密は「背負い心地」

山の上で泊まる山行になると、荷物も日帰りと比べて重くなります。昨今、各ブランドから荷物を少しでも軽くするために、軽量仕様のバックパックも増えていますが、「ブリッジャー」は、培ってきた機能によって、バックパック本体を軽くするのではなく、背負った時の負担を減らすことで登山を快適にする提案しています。
秘密1|自分だけのフィット感を作れる独自の調整機能

自分の体型に合ったフィッティングをおこなうと、身体全体で荷重を分散できるため、疲労を軽減することにつながります。
そこで、まず目をつけておきたいのが「背面長=サイズ」。自分の背中に合ったバックパックの背面長になっていることで、フィット感が増し快適な背負い心地になるのです。「ブリッジャー」はショルダーベルトの付け根とバックバック本体を強力なマジックテープによって固定する方式で、一人ひとりの背面の長さに合わせて位置を無段階で調整することができます。
着ているウェアの量や厚さで最適な位置が微妙に変わってくる背面長を、ほかの道具を使わずフィールドで簡単に調整できるため、いつでも快適な背負い心地になるのです。
秘密2|動きに合わせてしなやかに追従するベスト型

背負ったときに強い荷重がかかるショルダー部分には、肩から胸にかけて優しくフィットするベスト型のデザインを採用。面で接するため圧迫感が少なく、快適に使用できます。
鎖骨付近から下には、トレイルラン用バックパックなどに採用されている、ベスト型の幅広ポケットが左右に配置されています。スマートフォンはもちろん、小さめのボトルも収納でき、開口部にはドローコードとコードロックが付属。入れた物が落ちる心配もありません。
秘密3|炎天下の長時間登山を支える蒸れ対策もばっちり

どうしても汗蒸れしやすい背面部分の通気性も、見逃せないポイントのひとつ。ブリッジャーの背面や腰回りに施されたクッションには、汗をすばやく蒸発させるよう、蜂の巣状に穴の空いたウレタンフォームを採用しました。
さらに腰回りの空間と背骨に沿って施された溝が通気性を向上させ、蒸れを大幅に軽減。酷暑との戦いとなる夏山でも頼れるバックパックに仕上がっています。
「これさえあれば…」を現実にする
究極のバックパック

ミステリーランチの意匠を余す事なく注ぎ込んで開発された「ブリッジャー」は、すべてのハイカーの味方になる存在。何を買えばいいのかと悩むアウトドア初心者への最初の相棒としてはもちろん、その使い勝手のよさと丈夫さゆえ、用途に合わせて使い分ける上級者にも二個目、三個目のバックパックとしておすすめできる商品です。
YAMAP STOREで扱っているサイズは山小屋泊・テント泊に使いやすい45・55リットルと、荷物の多い山行にも対応できる65リットルの3種類。どちらもメンズ・ウィメンズ両方のモデルをご用意しています。
これさえあれば、を現実にする「究極のバックパック」を、ぜひ体感してみませんか。

質実剛健でタフなものづくりに定評のある「ミステリーランチ」ですが、近年はハイキングや登山向けのアイテムも精力的に開発しています。小型のポーチやスタッフバッグなどの製品は、機能性の高さと無骨で渋いデザインが大人気。「ブリッジャー」が気になった方は、こちらもぜひご覧ください。