【年始登山は凍結・雪にご注意】安心感のあるチェーンスパイク3選

NORTEC（ノルテック）
アルプフォレスト

アルプフォレストは、YAMAP STOREで扱っているノルテックのマイクロクランボンの中でも、グリップ性能が高く頑丈なモデル。冬期のハイキングや浅雪の雪山登山に最適です。17mmの長めの爪を広範囲に配置し、前足部の中央には7mmの爪を2本備えることで、傾斜のあるトレイルや積雪に対して安定感を高めます。今回ご紹介する3アイテムの中では、最も高いグリップ力を誇ります。

さらに爪をセンターに集めることにより、パンツの裾に爪を引っかけづらい構造になっているのも特徴です。ちなみに、黒く塗装された爪もこだわりポイントのひとつ。光を反射しづらくすることで野生動物を驚かせる可能性を減らしているのだとか。

NORTEC（ノルテック）
ファスト

降雪初期の山でのファストハイクにぴったりなのが、ファストというモデル。重量はおよそ250gで携行性もグッドです。この軽さを実現するため必要最低限に抑えた爪は、蹴り出し時と着地時にグリップするよう前足部とかかとの中央に配置してあります。

装着は非常に簡単。シューズのつま先にシリコーンゴムを引っ掛け、そのまま引っ張り、かかとにかけるだけ。一般的なハイキングをはじめ、軽いランを織り交ぜる山行やスピーディーなハイクに向いています。３アイテムの中では、「アルプフォレスト」と「トレイル2.1」の中間に位置するモデルと言えるでしょう。

NORTEC（ノルテック）
トレイル 2.1

そして、3アイテムの中で最も軽量なのが「トレイル2.1」というモデル。チェーン部をワイヤーに置き換えることで、片足およそ90gと驚異的な軽量化を実現しました。気軽に携行できるため、雪が溶けた春先や雪渓歩きのある夏山、凍結前の秋口などのお守りとしてもおすすめ。

爪は7mmと短めで、降雪初期の滑り止めとして使いやすいつくりに。ワイヤーはチェーンよりも登山靴とのフィット感が良く、踏み込んだ際もずれることなく快適です。

近所の低山や降雪エリアから外れている山であったとしても、冬期のフィールドは万全の備えが必要です。ノルテックのマイクロクランボンは予備携行にもぴったりなアイテム。ひとつ手元にあるだけで、安心感を持って山へ出かけることができます。冬のみならず春や秋など不安を感じるシーンで活躍するのも嬉しいところ。

今年の登山を安全に始められますように。自身のアクティビティの種類に合わせて、ベストなチェーンスパイクを見つけてみてくださいね。