着眼点が面白い!徹底的に使いやすさを重視したパーゴワークスの山道具6選
従来の型にはまったものづくりにとらわれず、自由な発想とユニークさで毎回道具マニアをあっと驚かせる商品開発をしている「PAAGO WORKS(パーゴワークス)」。マルチに使える万能クッカー「トレイルポット」や、変幻自在に形を変えることができる「ニンジャタープ」などが話題をさらったことでも知られています。
新作が出る度に、世の登山者を惹き付けるパーゴワークスは、実はもともと収納バッグ作りからスタートしたメーカー。そんな私もパーゴワークスが作るバックパックに魅了された1人で、ブランドの顔でもあるバックパック「バディ」は今ではすっかり山のお供の定番となっています。今回は、そんなバッグ作りを得意とするパーゴから、徹底的に使いやすさを重視した人気アイテムをピックアップしてご紹介します。
ジッパーを引くだけで大きく開閉するメイン収納「バディ16」
逆三角形が特徴的なデイパック。トップ部分はジッパー式で、間口が大きく開閉するから物のアプローチもらくらく。私の場合は、背負ったときのバランスや使いやすさを考慮して食料やギアを下部に、軽量で使用頻度の高いアウターは上部に入れて使っています。
日常使いにもちょうどいいサイズ感ですが、登山で荷物が少し増えそうだな、という時はサイドの紐で調整するといいでしょう。
バディ16にYAMAP別注モデルが登場!
100%リサイクルポリエステルのシルバーボディとULのエッセンスを感じるフロントメッシュ。「バディ 16」にYAMAP別注の限定モデルが登場しました。
「YAMAP別注 バディ16」は、デイハイクや普段使いにちょうどいい16Lサイズのレギュラーモデルを、限定色となる「ECOPACK(エコパック)」ファブリックのシルバー、かつフロントメッシュを新規に採用したYAMAP STORE仕様の特別モデル。レギュラーモデルとは一味違った使い勝手、デザインが魅力となっています。
様々な装着方法で使える便利ポーチ「スイッチ」
様々な小物を収納するのに便利、かついろんな場所に装着できるミニバッグ。ショルダーバッグ、ヒップバッグとして着用する他にも、引っ掛けられるループさえあれば、どんなバッグパックにも取り付けすることが可能。
その装着方法はまさに多様。着用バリエーションが豊富だから、毎回山に行く度にバッグを替える必要はありません。コンパス・日焼け止め・モバイルバッテリーなど毎回必ず持っていくアイテムを入れておくのがおすすめです。
スイッチLにもYAMAP別注モデルが登場!
「バディ16」と合わせて、大人気の「スイッチ」のLサイズにもYAMAP別注モデルが登場。色合いは、「YAMAP別注 バディ16」と同じく、シャープなシルバー。合わせて使用することで、色合いの統一感が生まれます。
もちろん、単体使いでもさまざまなファッションにマッチする絶妙な色合いです。
メイン収納にスピーディにアクセス「バディ33」
スマートなデザインが目を引くバディはメイン収納へのアクセスがユニーク。ザックを下ろした時に背面部分が上を向くことが多いという経験から、あえて背中側から中のメイン収納へとアクセス可能に。
サイドからも取り出しができるから背負ったままでも、瞬時にシェルを引っ張り出せます。荷物をふやしたいなと思ったら「スイッチ」とセットで使うと容量も使いやすさもアップするのでおすすめです。
メッシュとナイロンの合わせ使いで抜群の機能性「ダブルフェイススタッフバッグ」
片面をメッシュ地、もう一方をナイロン地と用途によって二層の面を使い分けるスタッフバッグ。
着替えなどを収納しておいて、汚れた物や濡れた衣類などはメッシュ面に、きれいな衣類はナイロン面に収納、といった使い分けができます。個人的には、下山後のお風呂セットを入れるのもおすすめ。入浴後の濡れたタオルなどをメッシュ面に入れるといった使い方にも便利です。
登山にぴったりな財布「トレイルバンク」
「トレイルバンク」は、山や旅に持って出かけるための軽量コンパクトな財布。しかしただの小さな財布と侮るなかれ。使いやすさや山の事情に合わせた工夫が詰まっています。
サイズはSが110×65mm、Mが120×90mmと手のひらに収まるほどのコンパクトサイズ。表面は、防水加工を施したナイロン素材。ポケットに入れても汗でお札がヨレヨレになることがなく、汚れも付きにくく落としやすいし、傷や傷みを心配せずに使えるタフさも備えます。
小さいながらも、両サイズともに紙幣・カード・小銭をそれぞれ分けて収納できるスペースを確保。必要な時に必要なものがさっと取り出せる機能性を備えているんです。
収納性抜群のショルダーポーチ「スナップ」
「スナップ」は、バックパックのショルダーハーネスに付けられる、着脱式の小型ポーチ。
特徴は絶妙なサイズ感。「メインの収納スペースは500mlのペットボトルがちょっとはみ出すくらい」と表現すると分かりやすいでしょうか。ファスナーを開いておけば、飲み物を収納しておくことも可能。
外側には伸び縮みするメッシュのポケットがありますので、スマートフォンや眼鏡をちょっと入れておくのにも便利です。内側には複数の内ポケットも配されており、荷物の整理もしやすい設計。鍵などの紛失を防ぐフックがついている点も安心です。
ユニークな視点から山の道具の機能を追求するパーゴワークス。その魅力は、実際に手にとって見ると、面白い工夫ばかりでどれも「なるほど」と思わせるものばかり。そして実際に山で使ってみるとその使い勝手の良さに驚くはずです。
アイデア満載のパーゴのアイテムを、ぜひ山で試してみてください。手にとって面白く、使ってみて納得を実感できると思います。