着眼点が面白い!徹底的に使いやすさを重視したパーゴワークスの山道具5選
従来の型にはまったものづくりにとらわれず、自由な発想とユニークさで毎回道具マニアをあっと驚かせる商品開発をしている「PAAGO WORKS(パーゴワークス)」。先日発売された、マルチに使える万能クッカー「トレイルポット」も大ヒットし、あっという間に完売するという人気ぶりでした。
新作が出る度に、世の登山者を惹き付けるパーゴワークスは、実はもともと収納バッグ作りからスタートしたメーカー。そんな私もパーゴワークスが作るバックパックに魅了された1人で、ブランドの顔でもあるバックパック「バディ」は今ではすっかり山のお供の定番となっています。今回は、そんなバッグ作りを得意とするパーゴから、徹底的に使いやすさを重視した人気アイテムをピックアップしてご紹介します。
単体でも、ザックとセットでも
幾通りの装着方法で素早く”切り替え”
スイッチ M
様々な小物を収納するのに便利、かついろんな場所に装着できるミニバッグ。ショルダーバッグ、ヒップバッグとして着用する他にも、引っ掛けられるループさえあれば、どんなバッグパックにも取り付けすることが可能。
その装着方法はまさに多様。着用バリエーションが豊富だから、毎回山に行く度にバッグを替える必要はありません。コンパス・日焼け止め・モバイルバッテリーなど毎回必ず持っていくアイテムを入れておくのがおすすめです。
メイン収納にスピーディにアクセス
バディ33
スマートなデザインが目を引くバディはメイン収納へのアクセスがユニーク。ザックを下ろした時に背面部分が上を向くことが多いという経験から、あえて背中側から中のメイン収納へとアクセス可能に。
サイドからも取り出しができるから背負ったままでも、瞬時にシェルを引っ張り出せます。荷物をふやしたいなと思ったら「スイッチ」とセットで使うと容量も使いやすさもアップするのでおすすめです。
ジッパーを引くだけ
簡単かつ大きく開閉するメイン収納
バディ16
逆三角形が特徴的なデイパック。トップ部分はジッパー式で、間口が大きく開閉するから物のアプローチもらくらく。私の場合は、背負ったときのバランスや使いやすさを考慮して食料など重量のあるギアを下部に、軽量で使用頻度の高いアウターは上部に入れて使っています。
日常使いにもちょうどいいサイズ感ですが、登山で荷物が少し増えそうだな、という時はサイドの紐で調整するといいでしょう。
メッシュ or ナイロン?
2つの顔を自在に使い分け
ダブルフェイススタッフバッグ
片面をメッシュ地、もう一方をナイロン地と用途によって二層の面を使い分けるスタッフバッグ。
着替えなどを収納しておいて、汚れた物や濡れた衣類などはメッシュ面に、きれいな衣類はナイロン面に収納、といった使い分けができます。個人的には、下山後のお風呂セットを入れるのもおすすめ。入浴後の濡れたタオルなどをメッシュ面に入れるといった使い方にも便利です。
思い立ったらすぐに火起こし
機能と理想がつまった焚火台
ニンジャファイアースタンド ソロ
シンプルさを追求したソロ向けの焚き火スタンド。軽量・コンパクトで、重さはりんご1個分と同じわずか280g。畳むことでザックの隙間にも収まるサイズです。
専用火吹き棒と、トングにもなるゴトク付きが付属品であり、火力を安定させて調理にも向いています。「火いじりしたいな」と思い立ったらすぐにでも火起こしができる、携行性が魅力の焚火台です。
ユニークな視点から山の道具の機能を追求するパーゴワークス。その魅力は、実際に手にとって見ると、面白い工夫ばかりでどれも「なるほど」と思わせるものばかり。そして実際に山で使ってみるとその使い勝手の良さに驚くはずです。
アイデア満載のパーゴのアイテムを、ぜひ山で試してみてください。手にとって面白く、使ってみて納得を実感できると思います。