【PICKUP】背負い心地・使い勝手の工夫が詰まった個性派バックパック「バディ」を徹底解説
登山装備の中で全体の印象を決めるギアと言えば、バッグパック。選ぶものによってその人の登山スタイルや志向が分かるアイテムだからこそ、こだわりの一点を選択したいですよね。
機能面は申し分なし、登山スタイルがスマートに決まるこだわりのバックパックの代表格をあげるなら、PAAGO WORKS(パーゴワークス)の「Buddy(バディ)」シリーズです。登山用のバッグでありながら、見た目も機能も他のブランドとは一線を画すオリジナリティに溢れたデザインと機能美が満載のバックパックとなっています。
今回はYAMAP STOREでも人気のある、バディの3つのモデルをそれぞれのどういったシーンで使えるか比較してご紹介します。
重くなっても安定感のあるシェイプ
まずバディに共通する特徴として、ボトムの部分は狭く、トップ部分に幅をもたせた逆台形をとった形を採用しています。重心バランスを高めに設定することにより、背負った時に安定感がアップ。多少重い荷物を入れても楽に背負うことができる構造で見た目にもスマート。機能・シルエットともに理にかなった形なのです。
また荷物を雑多にいれても見た目のキレイさはそのまま。スマートに背負えるからパッキングが苦手という人にも向いているバックパックといえますね。
ショルダーハーネスには、スマホを収納するメッシュのポケット付き。YAMAPで位置情報を確認するのにも、取り出しやすい場所に配置。スマホ以外にもサングラスやちょっとした行動食を入れるのも便利です。
山ならデイパック、街なら通勤・通学に
バディ16
トップ部分はジッパー式で、間口が大きく開閉するから物のアプローチもらくらく。ノートパソコンもすっぽり入る大きさで普段は通勤用のバッグとして、休日はちょっとしたハイキングに使っているというスタッフも。シーンレスに使えるサイズ感がいいところ。
背負ったときのバランスや使いやすさを考慮して食料など重量のあるギアを下部に、軽量で使用頻度の高いアウターは上部に入れると使いやすいです。
山ごはんを楽しみたい。荷物が多い日帰り登山には
バディ22
トップの収納口からザックの底まで、大胆に開閉するジッパーが特徴的。使い方の例として、山ごはんを豪華にしたい日帰り登山で、調理道具・食材・水などをテーブルの上で広げるときなんかにガバっと開くことで一目で使いたいギアを手に取ることができます。
ごはんを楽しむ以外にも荷物が多い日帰り登山でバツグンの使い勝手を発揮するでしょう。
出し入れもスマート、夏の山小屋で1泊に
バディ33
ザックを下ろした時に背面部分が上を向くことが多いという経験から、あえて背中側から中のメイン収納へとアクセス可能に。サイドからも取り出しができるから、肌寒いなと感じたら背負ったままでも、すぐにシェルを引っ張り出すことができます。33リットルだから必要装備に加えて着替えも入れられる、夏の山小屋泊に最適なサイズです。