キャップ派 or ニット帽子派|低山ハイクから雪山登山まで、タイプ別で選ぶ秋冬の帽子3選
「小春日和」とは、晩秋から初冬の暖かくて穏やかな日を指します。私の住む地域でもまさにその言葉通りの日々が続いており、日中に身体を動かせば汗ばむほど。一方、朝晩の冷え込みは厳しく、ウェアリングに頭を悩ませる毎日です。
そんな中でも帽子は日光を遮ったり保温してくれたり、日常からアウトドアシーンまで手放せないアイテム。特に秋冬では防寒での意味合いが大きく、厳しい環境では耳周りの凍傷を防ぐために欠かせません。ニット帽子やキャップなどスタイルも好みによって分かれる奥深い秋冬の帽子。今回はタイプ別のおすすめアイテムをピックアップしました。
[キャップタイプ]
窮屈感なく冷えた耳はファーで暖かく包み込む
halo commodity(ハロ コモディティー)
YAMAP別注 ヘアーズファーキャップ
キャップタイプの特徴といえば、顔回りがすっきりしているところ。ニット帽のように覆わないため、圧迫感なくかぶれるのがメリットですが、秋冬には少々寒く感じてしまうことも。
そこで活躍するのがイヤーフラップ付きのYAMAP別注 ヘアーズファーキャップです。ファー素材のイヤーフラップで耳周りを優しく保温。耳以外はナイロン素材で涼しく快適で、オーバーヒートしにくい仕様になっています。
イヤーフラップは取り外し可能で一年中使える
このヘアーズファーキャップの魅力は、イヤーフラップの着脱が自由自在にできる点です。秋冬の寒い季節はフラップをフルに活用し、顔周りを暖かく。気温が高くなり耳当ての出番がなくなれば、イヤーフラップを外し軽量なアウトドアキャップとして使えます。
さらに朝晩が冷え日中は暖かいような低山でも、気温の感じ方によってイヤーフラップを上げ下げしたり、時には着脱したりし、臨機応変に快適な温度に保てますよ。
[ニット帽子タイプ]
冬のどのシーンにもマッチして使いまわし抜群
Teton Bros.(ティートンブロス)
リブティービー
顔回りから頭部にかけて一体感を持って保温したいならニット帽がおすすめです。雪の有無を問わず活躍するのが定番のビーニースタイル。ティートンブロスのリブティービーはメイド・イン・ジャパンの高品質なアイテムです。縫い目のないホールガーメント製法という特別な方法を用いて、耳まですっぽりと覆う極上のかぶり心地を実現しています。
素材にはアクリルをベースにウール、ポリエステル、ポリウレタンをブレンドした繊維を採用。なめらかな肌触りと扱いやすさを両立させました。落ち着いたカラーリングは日常使いにもマッチします。ワンポイントの縁取りカラーがコーディネートに映えますよ
[通気性に優れた高機能タイプ]
アクティブに行動する方には汗抜け抜群
MOUNTAIN HARDWEAR(マウンテンハードウェア)
YAMAP別注 ポーラテックハイロフトグリッドビーニー
そして数多あるビーニーの中で、YAMAPの商品企画担当者の熱い想いによって実現したのが、マウンテンハードウェアのYAMAP別注 ポーラテックハイロフトグリッドビーニーです。一見シンプルなビーニーですが、その特殊生地にポイントが。
採用したのはポーラテック社の「ハイロフトグリッド」という生地。毛足の長いフリースの根本をよく見てみると、グリッド状になった多数の隙間が。これらが空気層を大きく保ちながら、高い通気性を実現しているのです。加えてコンパクトかつ軽量で、隙間にサッと収納できます。
お気に入りのキャップ&ニット帽子で冬を謳歌!
キャップとニット帽子には、それぞれの得意なフィールドがあります。もちろん個人の好みもあると思いますが、どちらも上手に使いこなすのが冬のアクティビティを快適に楽しむコツ。気になったアイテムがあれば、柔軟にそれぞれのスタイルを試してみてくださいね。
さあ、季節はこれから寒さの底に向かいます。十人十色の防寒方法で、日常生活から山でのアクティビティまで、元気に冬を謳歌していきましょう。