登山が快適になるパッキング術|押さえておきたい3つのポイント

「水に食料、調理器具に防寒着。スマートフォンのバッテリーとヘッドランプにレインウェア……」登山前日に、山の状況を想像しながら準備をする時間は楽しいものです。
 
でも、色々考えて用意を進めていくと、荷物がどうしても多くなりがち。嵩張る荷物をバックパックに無理やり詰め込むと、重心が安定しないため体力の消耗にもつながりますし、必要なものをすぐに出せずに登山道で盛大に荷解きをするなんてことにも……。
 
今回はそんな事態を防ぐために覚えておきたいパッキングの基本と、お役立ちアイテム「ゾイドキューブ」をご紹介します。

この記事でご紹介する商品

パッキングの基本をおさらい

「自己流でやっている」という方もよく見かけるパッキングですが、実は単純な基本さえ身につければ、荷物の重心が安定し、登山がグッと快適になる必須の知識なのです。まずは、「パッキングにおける3つのポイント」をご紹介します。

登山が快適になるパッキング術|押さえておきたい3つのポイント

①よく使うものは取り出しやすい位置に

防寒着やレインジャケット、行動食など頻繁に出し入れするものは、取り出しやすい位置に。
 
登山中に奥のものを頻繁に取り出すようなパッキングをすると、荷物の紛失リスクも高まりますし、バックパックの中が次第にゴチャゴチャになってしまいます。
 
②重いものは背中側の上部に

重い荷物は背中側上部に寄せて配置しましょう。体から離れた場所に配置すると、重心がズレてしまい、バランスを取りづらくなります。結果、荷物を重く感じ、体力消耗にもつながるのです。
 
③収納ポーチの活用

①②を実現するためにも必須なのが、特性に合わせて道具をグルーピングして収納ポーチやスタッフサックに入れること。

登山が快適になるパッキング術|押さえておきたい3つのポイント

ポーチを使わずに道具をバックパックに入れてしまうと、出発時には整理されているように見えても、荷物の出し入れによって位置が乱れ、お目当ての道具が見つからない事態に……。バランスの崩れも発生してしまいます。

使いやすい収納ポーチの条件とは?

登山が快適になるパッキング術|押さえておきたい3つのポイント

とはいえ、ひと言に「収納ポーチ」といっても、実はその特徴によって使い心地は大きく異なります。では、使いやすい収納ポーチのポイントは何なのでしょうか?
 
それは「中身が見えること」「本体とファスナーが丈夫なこと」「四角であること」の3点です。
 
中身が見えないと、道具を探す際にとても不便ですよね。
 
また、バックパックに道具を詰める際には、ウェア類などの圧縮が必要。そのためにも、本体とファスナーが丈夫であることが求められます。
 
加えて「四角であること」も効率的な収納を実現するために大切な条件。なぜなら、基本的にバックパックは長方形だからです。
 
バックパックを底面・側面・前面から見てみると、いずれの角度から見ても長方形に近い形状だということがわかると思います(一部例外あり)。同じ形状の収納ポーチを使うことで、無駄なスペースが生まれず、安定した収納ができるのです。

3つの条件を満たす「ゾイドキューブ」

登山が快適になるパッキング術|押さえておきたい3つのポイント

その条件を全て満たすのが、MYSTERY RANCH(ミステリーランチ)のゾイドキューブ。底に向かって若干広がる四角形で、バックパックの形状に沿うような収納が可能です。

登山が快適になるパッキング術|押さえておきたい3つのポイント

また、ふたはメッシュ生地になっており、ひと目で中身を確認できるので、道具が行方不明になることもありません。
 
開口部はコの字に大きく開くため、アイテムの出し入れがしやすいのも嬉しいポイント。

登山が快適になるパッキング術|押さえておきたい3つのポイント

素材は210デニールと厚手で丈夫なロービックナイロン。ファスナーも信頼のYKK製ダブルジップになっており、ウェア類を詰め込んでコンパクトにパッキングが可能です。

登山が快適になるパッキング術|押さえておきたい3つのポイント

加えて「さすがミステリーランチ!」と唸ってしまうポイントが、上面と側面につけられたサイドハンドル。
 
このハンドルによって、バックパックの中に手を入れて、速やかにゾイドキューブを引っ張り出すことができるのです。

登山が快適になるパッキング術|押さえておきたい3つのポイント

サイズは、S・M・Lの3種類。
 
S(縦15x横19x深さ15cm/4L)は常備薬やバッテリー、地図、ヘッドライトなどをまとめて収納するのに最適なサイズ感。
 
M(縦15x横33x深さ18cm/8L)は、クッカーと食材を収納しても良いですし、山中泊時の下着類や靴下などをまとめて収納するのにも便利です。
 
L(縦18x横33x深さ27cm/14L)は、大容量。フリース類などのかさばりがちな衣類や、登山靴も収納できてしまいます。

よく使うものは外付けポーチへ

パッキングの基本で「よく使うものは取り出しやすい位置に」とお伝えしました。
 
スマートフォンや財布など、使用頻度が高い大切なものをバックパックの雨蓋や、ヒップベルトのポケットへ収納している方も多いかと思います。

登山が快適になるパッキング術|押さえておきたい3つのポイント

でも、雨蓋だと、取り出すたびにバックパックを下ろさなければいけないし、ヒップベルトのポケットは、容量が小さい場合も多く何かと不便…。
 
サコッシュという手もありますが、岩を登る際などに邪魔になることもあり、好みが分かれるところです。

登山が快適になるパッキング術|押さえておきたい3つのポイント

そんなときに、使いたいのがミステリーランチの外付けポーチ「フォーリッジャーポケット」。
 
ショルダーベルトやウエストベルトなどの手が届く位置にしっかりと固定できるため、便利で行動の邪魔になりません。

登山が快適になるパッキング術|押さえておきたい3つのポイント

元々は同ブランドの「エクスペディション」シリーズ向けに開発されたポーチですが、他社のバックパックでも、ポーチ本体背面の横向きスリットにベルトを通すことにより取り付けが可能。
 
工夫次第で様々な場所につけることができ、必要なものを必要だと思った瞬間に取り出すことができます。
 
収納力のあるLと、取り回ししやすいSの2サイズでご紹介します。

出張や旅行でも便利なポーチで収納上手に!

「パッキング」は、道具が見つけやすくなるだけに留まらず、重心の安定をももたらし、体力消耗も防ぐ登山に必須の知識だということをお分かりいただけましたでしょうか?
 
今回ご紹介した収納ポーチは、登山のみならず出張や旅行にもとても使い勝手が良いアイテム。活用シーンは幅広いので、持っておいて損はない逸品ですよ!

登山にカメラを持っていくなら
ゾイドセルがオススメ

登山が快適になるパッキング術|押さえておきたい3つのポイント

厚手のパッドが中身をしっかりしてくれるゾイドセルなら、カメラなどの精密機器も安心してバックパックに収納が可能。
 
使わないときは、コンパクトに折りたたむことができて便利です。ぜひとも合わせてご検討ください。

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