夏から冬まで年中活躍する保温着|暖かく濡れにも強く軽いパタゴニアの名作
5月10日から1週間は愛鳥週間だそうです。先日、さえずりを練習しているウグイスの声が森の奥から聞こえ、心が癒やされる出来事がありました。「そろそろ上手に鳴けるようになったかな」と、思い出しながらメルマガを綴っています。
街や低山では鳥が歌うように和やかな季節を迎えていますが、ひとたび高所へ向かえば厳しい環境が広がっています。今回は春〜夏向けの行動中にも着用できる保温着をご紹介。
パタゴニアの「マイクロパフフーディ」は、暖かさと通気性を兼ね備えたアクティブインサレーションの一級品です。魅力をとことん解説します!
高機能中綿と生地のコンビネーション
「マイクロパフフーディ」の魅力は、防寒着でありながら濡れても乾きやすい速乾性にあります。その秘密は独自開発の中綿「プルマフィル」という素材にありました。
プルマフィルは羽毛のような保温性と軽やかさを持ちながら、圧縮率の高さと乾きやすさを兼ね備えています。
そこに超軽量で透湿性にも優れたパーテックス・クアンタム・シェル素材を組み合わせ、画期的な通気性を実現しました。春山の防寒着や、夏山での朝晩の冷えにもぴったりの一着です。
通気性が良いのに暖かい
気温の低い中の登山には保温着が必須ですが、歩いているうちに汗ばんでしまった経験はありませんか。一般的な羽毛ダウンであれば、汗冷えとダウンが濡れることで生じる保温力の低下が懸念されますが、「マイクロパフフーディ」なら大丈夫。持ち前の通気性の良さで、緩やかに汗を逃がし快適に行動を続けられます。
また通常ダウンウェアには横ボーダー状のステッチが入っていますが、マイクロパフフーディは破線状です。これは最低限のステッチで中綿の圧縮率を下げることで、暖かさアップを狙ったもの。通気性にも暖かさにも妥協がありません。
使いやすさを凝らした抜群の収納
両サイドのポケットに加えて、内側にはインナーポケットを設置。グローブがすっぽりと収まるサイズなので、ウォーマー類やタオルなど、小物の収納にも一役買います。
時間帯や気候、シーンに合わせて出し入れする保温着は携行性も大切。左サイドポケットはひっくり返せばパッカブル仕様に。収納や展開も自由自在です。
性別・体格に合わせたサイズ展開
マイクロパフフーディはサイズ展開が豊富なのもポイントです。自身の体格にぴったりの1着を見つけられるでしょう。
カラー展開はメンズがブラックとグリーングレー、ウィメンズがブルーとレッドの各2色。コーディネートや好みに合わせて、お好きなカラーをチョイスしてみてくださいね。
春〜夏の保温着に新世代の化繊はいかが?
街では薄着で過ごせる季節でも、山では保温が大切です。しかし、ただ暖かくすれば良い訳でもないのが難しいところ。ひと昔前なら、暖かさは羽毛に軍配が上がっていましたが、技術の進化により暖かく通気性にも長けた化繊が次々と登場しています。
憧れの頂を目指すなら、ぜひ新しいアクティブインサレーションを試してみてください。あたたかで軽やかなダウンウェアが、きっと背中を押してくれるはずです。