【初級者にこそおすすめ】今年は「スポルティバ」デビューしませんか?各モデルを徹底解説

ザック、レインウェアと並んで、登山に欠かせない“三種の神器”とされるアイテムがシューズ

自分の足で歩くアクティビティである登山においては、特にこだわりを持って選びたいものです。中でも特に存在感を放っているのが、イタリアの登山靴専門ブランド「LA SPORTIVA(スポルティバ)」のアイテムです。

日本では、ベテラン登山者やガイドに愛用者が多い印象で、そのフォルムや色づかいが醸す「すごいシューズ」という外見も相まって「松竹梅」でいえば「松」な印象。初級者には遠い、憧れのブランドとして認識している人もいるのではないでしょうか。

けれども、「山の玄人に選ばれている」=「それだけ優れたブランド」という証。初級者だからといって、エントリーモデルだけを視野に入れる必要はありません。むしろ最初から優れたシューズで歩けば、快適に登山のステップアップをサポートしてくれるのです。

今回はそんな登山初級者のみなさんの「スポルティバ」デビューを後押しすべく、同ブランドの魅力とYAMAP STOREで取り扱う各モデルを解説していきます。

スポルティバが履き続けられるワケ

【実は初級者にも】今年は「スポルティバ」デビューしませんか?各モデルを徹底解説

「スポルティバ」のシューズが長く・多くの登山者に愛用され続けているのには、もちろん確固とした理由があります。まずは、同社のブランドヒストリーやラインナップを紐解いていきましょう。

世界中で愛用される圧倒的な信頼性

現在も親しまれている登山靴専門ブランドには、イタリア発祥のものも多いことをご存知でしょうか。紀元前のローマ帝国時代から生産されている皮革製品は、特に鞣(なめし)技術に優れており、「イタリアンレザー」として知られています。

そんなイタリア北部のドロミテ山麓で、1928年に創業したのが「スポルティバ」。現在も本社オフィス・工場・開発センターをドロミテ山麓に置く同社は、あらゆる環境負荷を最小限に留めた製品開発を行うことにも、情熱的に取り組んでいます。

【実は初級者にも】今年は「スポルティバ」デビューしませんか?各モデルを徹底解説

そのポリシーは「for your mountain」。ただ製品を作り提供するだけではなく、何より自然を愛し、守っていくブランドでありたいと考えているのです。自然の恩恵なしには楽しむことが不可能なアクティビティが登山。愛好家からはその企業スタンスも高い支持を受けています。

ガイドや上級者も納得する機能性

【実は初級者にも】今年は「スポルティバ」デビューしませんか?各モデルを徹底解説

もちろん「スポルティバ」のシューズは、機能性においても折り紙つきです。1954年に成し遂げられた世界第2の高峰・K2(8,611m)の初登頂は地元・イタリア隊によるもの。登頂メンバーのひとりであったアチレ・コンパノーニがアドバイザリーとなり、同社のアイテムを開発していきます。

その後も、ミリ単位でなくミクロ単位のスタンス(足場)にも立ちこめるといわれたクライミングシューズをはじめ、世界でもトップクラスのクライマーから愛用されるシューズをリリースし続けていきました。

加えて「スポルティバ」の強みは、前述の通り豊かな自然環境に恵まれたドロミテ山麓に拠点があること。開発の過程において手軽に近郊の山でのフィールドテストが可能で、素早いフィードバックと改良が繰り返されているのです。

現在、同社のアイテムのうち8割近くがイタリア国外へ輸出されており、世界中のクライマーや登山者に愛用されています。

自分に最適なモデルは?

【初級者にこそおすすめ】今年は「スポルティバ」デビューしませんか?各モデルを徹底解説
【実は初級者にも】今年は「スポルティバ」デビューしませんか?各モデルを徹底解説

上級者向けのイメージがある「スポルティバ」。

しかし、同ブランドには、日帰りハイキングやトレイルランニングから、縦走や岩稜登山にも対応する本格登山靴、さらにはクライミングや雪山登山など難易度の高い登山スタイルで活躍するモデルまで、豊富なモデルがリリースされています。

自分のレベルやステップアップの過程に、同じ「スポルティバ」というブランドの様々なアイテムが足元から寄り添ってくれます。

ここからは、カテゴリーごとにおすすめモデルをご紹介します。

トレッキングや山小屋泊に|軽量モデル

TX5 GTX

「TX5 GTX」は、スポルティバを代表する本格的なトレッキングシューズ。富士山や日本アルプス・八ヶ岳の初級コースなど、登山初心者が最初にめざすことが多い山々にぴったりのモデルです。

靴底のグリップ力やアッパーの防水透湿性はさすがの仕上がり。 ハイカットにより、足首のホールド感をアップさせつつ、足首の可動域を高める「3Dフレックスシステム」を採用して、あらゆる斜面で靴底をしっかり接地できます。

シューレース(靴ひも)を留めるフックの最上部がJ型でなくC型になっており、ゆるめた状態でも靴紐が抜け落ちにくい工夫も、初級者には嬉しいポイントです。

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ウルトララプターⅡミッド GTX

「ウルトララプターⅡミッド GTX」は、「TX5 GTX」と対照的に、トレイルランニングシューズをベースに開発されたミドルカットシューズ。

靴底は爪先がそり返っているロッカー形状を採用しており、推進力を活かして軽快に歩きたい人にオススメです。衝撃吸収性に優れており、靴底のグリップ力も最高レベル。本場欧州ではしっかりとした剛性感を求めるレンジャーや林業関係者にも愛用されています。

こうした背景から、アッパーも摩耗しやすい箇所に補強パーツを入れて高い耐久性を実現。GORE-TEX®の採用と相まって、路面状況が良くない登山道もガシガシと踏破できるのです。

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テント泊や縦走に|3シーズン対応モデル

トランゴタワーGTX

トランゴシリーズの中でもフラッグシップとなる「トランゴタワーGTX」。こうしたシューズの使用シーンで求められる、固く安定した靴底と「スポルティバ」ならではの柔らかく足首の自由な可動域を両立した、同社の代名詞ともいえる一足です。

軽量かつ摩耗に強いファブリック(繊維)や強靭な糸で構成されたアッパー、靴底との接合部へ大きめに配置されたラバー素材など、堅牢性も抜群。

こちらのモデルはかかと部分にはコバ(溝)があり、セミワンタッチアイゼンの装着が可能。夏の日本アルプス縦走から、厳冬期以外の雪山まで、幅広いシーンを一足でカバーしたい人にオススメです。

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トランゴテックレザーGTX

アッパーにヌバック(起毛皮)レザーを使用したこの「トランゴテックレザーGTX」は、堅牢性に優れているだけでなく、履く度に足に馴染んでいくため、愛着を持って長く使いたい人にオススメです。

靴ひもを通すシューレースホールは、爪先から4番目までがウェビングテープ仕様で、しなやかなレザーの特性を活かした包み込むようなフィット感をサポート。対して歩行時に力がかかりやすい足首部分は、ゆるみが出ず耐久性と剛性を向上させています。

かかと部分にはコバがあり、セミワンタッチアイゼンの装着が可能。残雪がある場所と岩が露出している場所など、アイゼンの着脱が繰り返されるシーンでも、素早い行動が可能です。

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エクイリビウム ST GTX

「スポルティバ」が本格登山シューズの新たなカテゴリとしてラインナップしているのが、エクイリビウムシリーズです。従来このジャンルのシューズで感じやすかった、重さ・硬さ・歩きにくさなどのストレスを解消した、画期的なアイテムです。

最大の特徴は、靴底のかかと部分が斜めにカットされた「ダブルヒール構造」。かかとから足底へと接地時の重心移動がスムーズになるため、適度な推進力が生じるだけでなく、疲労軽減にも貢献しているのです。

靴の内側は人間の足の丸みに合わせた足型で成形され、まるで裸足で歩いているようと形容する人もいるほどのナチュラルな感覚。徹底した軽量化も相まって、脚力に自信がない女性にもオススメです。

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厳冬期に|4シーズン対応モデル

トランゴタワーエクストリームGTX

「トランゴタワーエクストリームGTX」は、先ほど紹介した「トランゴタワーGTX」のアッパーに保温材を使用したモデル。

雪山では手指や耳などはもちろん、雪面と直接触れている足にも凍傷を負う恐れがあり、保温性は欠かせません。基本性能を「トランゴタワーGTX」と共有しているため、雪山専用モデルよりはリーズナブル。1泊2日程度の山小屋泊まりでの雪山登山を楽しみたい人にオススメです。

履き口部分は伸縮性のあるショートゲイター仕様で、外部からの雪の侵入を防ぎつつ内部の保温効果も高められています。

またコバはかかとだけでなく爪先にも設けられており、フルワンタッチアイゼンも装着可能。本格的な雪山専用モデル同等の、頼もしいスペックです。

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トレイルランニングやハイキングに|ローカットモデル

アカシャⅡ

「アカシャⅡ」は、「スポルティバ」の代表的なトレイルランニングシューズです。

クッション性と引き換えに起こる地面からの反動も想定して、かかとには樹脂製のプレートを配置。接地した時の足の横ぶれを抑制するため、安定感・フィット感も抜群です。

かかとの履き口部分はホールド感とアキレス腱の自由な可動域を実現した設計。長時間行動での足のむくみに対応した、伸縮性が高いアッパーのメッシュ素材やシューレース(靴ひも)も魅力です。

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ジャッカルⅡ BOA

「ジャッカルⅡ BOA」はシューレースを使用せず、ダイヤルを回すことで締め具合を細かく調整できる「BOA®フィットシステム」を搭載したトレイルランニングシューズ。登り・下りなどシーンに応じて、フィット感を片手で正確にコントロール可能です。

タン(靴のベロ)はゲイター(スパッツ)の役割も果たす形状で、シューズ内部への小石や砂利の侵入を抑制するため、快適に行動を続けることができます。

爪先の補強パーツは、特に下りで岩や木の根にぶつかっての怪我から足指をガード。筆者が履き比べたところ、爪先が「アカシャⅡ」より広めだったので、幅広の足型の人にも向いています。

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TXガイド

「TXガイド」は、アプローチシューズをベースに、トレイルランニングシューズの軽快さも採り入れた新感覚のシューズ。

2種類のコンパウンド(ラバー素材ゴム)を採用した靴底と、爪先だけで足場に立ちこめるクライミングゾーンを備えており、岩場を軽快に歩きたい人も納得のグリップ力を発揮します。

このモデルのために開発されたソールは4層構造。トレイルランニングやスピードハイク特有のショックを効果的に吸収して、足への負担を減らしてくれます。

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TX5 ロー GTX

「TX5 ロー GTX」は、ハイキング専用モデルとして開発されたため、スピードを出さずにゆっくりと自然を満喫したい人にもオススメのモデル。上記で紹介した「TX5 GTX」をベースにローカットにすることで、軽快な歩行感を実現しています。


ラグ(靴底の突起)は地面にしっかり食い込む深めのデザイン。靴底の素材も粘りのある「Vibram®メガグリップ」で、ぬかるんだハイキングコースでもスリップを防止してくれます。

また、アッパーにはレインウェアなどにも使用される防水透湿性素材・GORE-TEX®を採用。雨の日はもちろん、ちょっとした水たまりや浅い沢でもシューズ内部が濡れることはなく、まさに様々なシーンに対応するモデルです。

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今年こそ「スポルティバ」デビュー!

【実は初級者にも】今年は「スポルティバ」デビューしませんか?各モデルを徹底解説

今回はYAMAP STOREで扱う「スポルティバ」の全10アイテムを紹介しました。

価格は決して安くはありませんが、その確かなスペックは冒頭に述べた通り、快適なステップアップに直結します。何よりも「最初から高品質なアイテムに触れる」ことは重要な体験でもあるのです。

機能面だけでなくデザイン面においても、シェイプや色づかいが魅力的な「スポルティバ」のシューズは、履いているだけで気分が高揚すること間違いなし!

今年こそ「スポルティバ」のシューズで、スタイリッシュ&アクティブに登山を楽しんでみませんか。

「購入前に試したい…」
まずはレンタルして気に入ったら買う選択も

【実は初級者にも】今年は「スポルティバ」デビューしませんか?各モデルを徹底解説

YAMAPでは、いちから揃えるには金銭的負担が大きく購入をためらってしまう人や、道具を購入を検討しているけどまずは試してみたいという人に、山道具のレンタルサービス「YAMAP RENTAL」をご用意しています。

まずは、気軽にレンタルしてみて、良かったなと思えるアイテムがあればそのまま購入することも可能。合わなかった時も、洗濯要らずで返せるので負担が少ないところもポイント。スポルティバのシューズもいくつかご用意しています。よかったら試してみてくださいね。

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みなさんの新しい挑戦を応援!
5000円OFFの登山応援クーポンを配布中

【実は初級者にも】今年は「スポルティバ」デビューしませんか?各モデルを徹底解説

おかげさまでYAMAP STOREは今年で5周年を迎えます。
 
わずかばかりではございますが、1月1日〜2月29日にかけて利用できる「登山応援クーポン」を限定で配布させていただきます。
 
これまでなかなか決心がつかなかったアイテムの購入に、お役立ていただければ幸いです。
 
今年も、ぜひ楽しい山の思い出をたくさん作ってください。

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