1枚プラスで圧倒的な暖かさ!日本発のインナーダウン特化型ブランド「TAION(タイオン)」のオススメ6アイテム
コートやジャケットの下に1枚差し色でダウンを忍ばせるなど、いまやタウンユースのコーディネートでも常識となっている「インナーダウン」という発想ですが、これはもともと登山時のレイヤリングからきています。そんなインナーダウンに特化したブランドが2016年に登場しました。その名は「TAION(タイオン)」。日本発ブランドとしてロープライス、ハイクオリティにこだわり、いま注目を集めているブランドです。
「TAION」のダウンは、650フィルパワー以上の保温性の高い品質のダウンを採用しています。
表地にも撥水加工が施された高密度タフタナイロン。水にも強いので登山時にもピッタリ。
シリーズごとに最適なキルティングを採用していて、デザインアクセントにもなっているのも特徴です。
そんな「TAION(タイオン)」の商品を、製品の特徴ごとに詳しく解説。
山でも街でも活躍する注目のインナーダウンに、YAMAP STOREが取り扱う商品の中でも特徴的な6シリーズをご紹介します。
|1|使い勝手抜群!カーディガンタイプのインナーダウン
数多くのラインナップを誇る「TAION(タイオン)」の中でも定番中の定番が「クルーネック ボタンダウンジャケット」。いわゆるスナップボタンで留めるカーディガンタイプ。襟を排除したデザインなので、アウターのフードなどに干渉することもなく、インナーダウンとして使い勝手が良いモデルです。
もちろん、Tシャツやシャツの上に羽織るのにも向いています。この「ベーシック」シリーズは8cm格子。スッキリとした見た目なので、街着としても違和感はありません。インナーダウンとして着ることを前提として作られているので、シルエットはややタイトめ。いま流行のちょっとオーバーサイズ気味に着たいのであれば、ワンサイズアップをおすすめします。
カラーバリエーションが豊富なのも「TAION(タイオン)」の特徴のひとつで、自分好みの組み合わせを探るのも楽しい行為。スタッフサックが付属していて、そこに収納すると手の平サイズくらいになるので、パッキングを圧迫することもありません。登山だけでなく、日中と夜で気温の変化が激しい時期に、バッグにひとつ入れておくと、とても便利。両脇にはファスナーポケットも付いています。
「クルーネック ボタンダウンジャケット」は高品質でありながら、ロープライスを実現しているダウン界の革命児的存在。山でのインナーダウンとしての使い勝手の良さはもちろん、スタイリッシュさも兼ね備えているので、タウンユースでも積極的に使っていきたいアイテムです。色違いをいくつか揃えて、山用、タウン用、さらにはビジネスシーン用と、さまざまなシーンで活用できそうですね。
|2|汎用性ナンバーワン?!重ね着しやすいVネックタイプのベスト
「TAION(タイオン) /Vネックボタンダウンベスト」は、その名のとおりVネックタイプのフロントオープンダウンベスト。アウトドアウェアでは一般的な襟周りを潔くカットし、Vネックタイプにすることで、重ね着やタウンでのコーディネートの幅をグッと広げています。
また、フロントの開け閉めはジッパーでなくスナップボタン。これは、ジャケットの下に着用する「インナーダウン」としての配慮によるもの。ジャケットの下でもごわつかず、快適に着用できます。
首回りのごわつきや、重ね着による煩わしさに悩む秋冬のレイヤリングには、最も汎用性の高いモデルと言えるでしょう。
ベストの前を開けて、Yシャツの上にジレ風に羽織れば、旬なコーディネートの出来上がり。
ベストの内側に隠しポケットがあるので、カイロを入れておけば、ちょっと薄手のコーディネートでも颯爽と出かけることができますよ。
|3|汗っかきの防寒にも最適な袖なしタイプ
ハイネックの名の通り、襟までしっかりダウンが封入されている「TAION(タイオン)/ベーシックハイネックダブルジップインナーダウンベスト」。使用しているダウンは、保温性に優れた800フィルパワーの高品質。ネックウォーマーやマフラーがなくても首元が暖かいため、レイアリング時もかさばらず快適です。もちろん秋や春先のアウターとしても活躍します。
暑がりや汗っかきな人にもおすすめできるベストタイプ。オープンになった脇で蒸れを防止できる上に、腕の動きもだぼつきません。また体温調整に便利なダブルジップを採用。暑く感じるときは、上下からファスナーを開放すれば脱ぐ手間を省いて体温調整ができます。蒸れて不快な思いをすることなく、暖かさだけを手に入れられるダウンベストです。
|4|見た目の変化も楽しめるリバーシブル仕様のダウンベスト
「ダウン×ボア リバーシブルダウンベスト」は山に最適化されたマウンテンシリーズ。もちろん「TAION(タイオン)」の特徴でもある、タウンユースもできるファッション性を兼ね備えたベストに仕上がっています。
「ダウン」と「フリース」のリバーシブル仕様になっているのが、最大の特徴。ダウン側はシレ加工で光沢感があり、撥水性にも優れています。
いっぽう、フリース側はマイクロボアを採用。柔らかな肌触りなので、テン場などではボア側を内側にすると快適です。逆に、歩いている時はダウン側を内側にすれば、藪などで引っ掛けて羽毛が吹き出してしまうというようなトラブルも減少するはずです。
ベストタイプなので、インナーとして着用した場合にも肩周りがスッキリ。見た目にもスタイリッシュですし、なによりクサリ場などでも腕を動かしやすいという登山的メリットもあります。襟がV字に開いているので、山シャツなどの上にアウターとして着用するのも良さそうです。
リバーシブルで楽しめる「ダウン×ボア リバーシブルダウンベスト」ですが、単純にこれ1枚着るだけでダウンとフリースをレイヤリングしている状態になるので、保温性も抜群です。表裏で表情がガラッと変わるので、タウンユースする場合にも、その日のコーディネートに合わせて裏表を変えたりと、ファッションアイテムとしても末永く楽しめそうな1着です。
|5|冷えがちな下半身をふんわり包んで温める
寒い季節に野外で1泊するときや冬のアクティビティで活躍するのが「TAION(タイオン)/ダウンパンツ」。タイオンのダウンパンツは保温性に優れながらも、お腹周りがぽっこりするようなかっこ悪さもなく、スマートに着こなせます。
800フィルパワー以上の高品質なダウンを使用し、履いた途端にふわりと暖かさを感じるほど。薄手ながら下半身をしっかりと温めます。
表地にはリップストップ生地に撥水加工を施した丈夫な生地を採用しました。野外でも座る場所に神経質にならずタフに使えます。水や汚れにも強く、自宅で手洗いできるのもポイントです。
やや硬めの素材感とやや裾が細いテーパードシルエットが相まって、全体をしゃきっとスマートに見せてくれます。暖かさ・携行性・シルエット、どれを取ってもグッドなダウンパンツです。
|番外編|YAMAP STOREロングセラーのダウンマフラー
番外編と題して、YAMAPSTOREでもロングセラーを誇る「TAION(タイオン)」の「ベーシックダウンスカーフ」をご紹介。
秋冬の肌寒い季節、首回りを確かな保温力で守ってくれるTAIONのダウンスカーフは、デザインや機能性に加え、手ごろな価格で毎年人気の高いアイテムです。
コーディネートにプラスするだけで快適度を一気に上げてくれる首回りのアイテムは、小さいながらも実はかなりの働きもの。いくらしっかりと着込んでいても、首元から風や冷気が入り込む状態では、ウェア本来の保温効果は発揮できません。ウェアの形にとらわれず、保温力を手軽にアップさせてくれるスカーフをプラスしましょう。
そんなTAIONの定番ダウンスカーフに、「ロングタイプ」が仲間入り。首元にグルグル巻いたり、結んだり、垂らしたりと、様々な使い方が魅力のスカーフです。
軽量コンパクトで保温力に優れる、アウトドアアイテムの優等生でありながら、スタイリッシュさでは、タウンアパレルとしても、注目されるべき存在。この冬のコーディネートに、ぜひ取り入れてみてください。
インナー特化型といういままでになかったコンセプトのブランド「TAION(タイオン)」。特化することによる細かい配慮は、山で活きるだけでなく、タウンユースの際の使い勝手も向上している印象です。デザイン的にもいわゆる登山ウェアとはちょっと違うスタイリッシュさもあって、積極的に街着として使いたいアイテムばかり。「クルーネック ボタンダウンジャケット」あたりはビジネスシーンにも馴染みそうです。
専門ブランドだから可能になったという、ハイクオリティでありながらロープライス。2枚買いして、汚れても良い山用と、街でのおしゃれ着という感じに使い回せそうな価格帯も、ダウン界においては革命的。今後のラインナップの充実にも期待が膨らむブランドです。