トレラン入門&ギア選びをYAMAPが指南!|スタッフのリアルな経験談もお届け

山のなかを軽快に走るトレイルランニング。街中を走るロードランニングとは違い、未舗装のトレイル(登山道や山道)を走る、アウトドアアクティビティのひとつです。登山を楽しんでいる方にとっては、山行中にすれ違ったり、仲間が楽しんでいたりと、トレランはきっと身近なもののはず。そこで、「いつかははじめてみたいな」「今年こそは!」と、トレランデビューを考えている方に向けて、入門のためのギアをYAMAP STOREがセレクトしてみました。

トレランの魅力ってなんだろう?

トレラン入門&ギア選びをYAMAPが指南!|スタッフのリアルな経験談もお届け

ギア紹介の前に、トレイルランニングの魅力についてご紹介。今回は、トレランを楽しんでいるYAMAPスタッフにアンケートをとってみました。経験者だからこその本音をもとに、トレイルランニングについて深掘りしていきたいと思います。

アンケート第一問は、ズバリ「トレランの魅力とは?」から。何を楽しいと思うのかは人ぞれぞれ。トレランと一言でいっても、さまざまな魅力があるようです。

YAMAPスタッフに聞いた!「トレランの魅力」

「ハイキングにはないスピードを感じながら、景色と自然の空気を楽しめる!(Mさん)」
「仲間と共有しながら楽しめる『大人の部活動』(Oさん)」
「歩くより走る方がより遠くに行ける!(Tさん)」
「大会を目指してレベルアップする楽しさ(Yさん)」

このように、トレイルランニングの魅力や楽しみ方はそれぞれ。四者四様の声が上がってきましたね。では、それぞれの魅力について、もう少し深掘りしてみましょう!

魅力その1:走るからこそ感じられる自然の景色

トレラン入門&ギア選びをYAMAPが指南!|スタッフのリアルな経験談もお届け

スピード感は、「走る」という行為を目的としたトレランならではの特徴。のんびりと歩くハイキングももちろんいいものですが、走るからこそ見える景色はトレイルランナーだけの特権です。ランナーのなかには、ロードランニングから転向してきた方も多くいます。整備された一般道にはない、自然を走ることの気持ちよさや、起伏が多く木の根や岩などもある不整地を走る判断力やアドベンチャー(冒険)感を魅力に感じているようです。

魅力その2:仲間とのつながりが生まれる

トレラン入門&ギア選びをYAMAPが指南!|スタッフのリアルな経験談もお届け

登山でも仲間と一緒に行くことはありますが、トレランも同じ。ただ、スポーツ的要素が強いこともあり、「ここの登りは頑張ろう!」「疲れてきたけど、もうちょっと!」といったように、仲間と一緒に走ることで「辛さ」を「楽しさ」に変えられるのも魅力。それはまさに「大人の部活動」。体力をつけたい、運動不足を解消したい!という方にもぴったりかも。


魅力その3:山行距離がグッと伸びる

トレラン入門&ギア選びをYAMAPが指南!|スタッフのリアルな経験談もお届け

トレランであれば、一日かけて登っていた山であっても数時間で走り抜けることが可能。当然のことながら、走ることでコースタイムはギュッと短縮されます。つまり、一日の行動距離を伸ばすことができるんです。景色の変化もハイキングと比べて目まぐるしくなり、まるでタイムラプスを見ているかのような時間の凝縮感もトレランならではと言えるでしょう。もちろんその分体には負荷がかかるので、無理は禁物です。

魅力その4:トレラン大会を目指す楽しさ

トレラン入門&ギア選びをYAMAPが指南!|スタッフのリアルな経験談もお届け

順位を競う大会が開催されているのも登山にはない、トレランならではの特徴のひとつ。大会によって参加者数や距離は異なりますが、ビギナーは10〜20km程度のショートコースからはじめるのがベター。自分のコースタイムや順位と向き合いながら、「次回はもっと早く走りたい!」「体力をもっとつけて長距離を走りたい!」など、レベルアップする楽しさもあります。同じ目標や感覚をもつ仲間と切磋琢磨していくのも、レースがあるからこそ。

はじめてのトレラン、まず揃えないといけない道具はどれ?

トレラン入門&ギア選びをYAMAPが指南!|スタッフのリアルな経験談もお届け

トレランの装備は登山道具では代用しにくい、専用のもの。「どれを選んだらいいの?」「何が必要なの?」と悩んでしまう方も少なくないはず。そんな疑問を解決すべく、道具選びについてもトレラン経験者であるYAMAPスタッフにアンケートを取ってきました!

トレラン入門&ギア選びをYAMAPが指南!|スタッフのリアルな経験談もお届け

アンケートを見ると、上位を埋めるのは『登山の三種の神器(バックパック・レインウェア・シューズ)』とほぼ同じ。しかし、とにかく最初に揃えて欲しい!とYAMAPランナーズが熱く語るのは、同率1位でランクインしている「バックパック」と「シューズ」という結果でした。

それぞれトレイルランニングに適したものを選んで欲しい、ということでしたが、『どんなものを選ぶと良いの?』と更に深掘りしてみると、経験者ならではの面白い回答が続々。ぜひとも参考にしてみてください。

1.バックパック編

トレラン入門&ギア選びをYAMAPが指南!|スタッフのリアルな経験談もお届け

YAMAPスタッフに聞いた!「バックパック選びのコツ」

「初心者さんなら10L前後の容量を選ぶと一番汎用性が高いですね(Oさん)」
「走っていてブレないことがいちばん大事!(Tさん)」
水分や行動食を出し入れしやすいショルダーハーネスやポケットがあるモデルが便利です(Kさん)」

YAMAPスタッフが使っているバックパックの条件は概ね上記の3点。トレラン向けのバックパックには5〜20L(リットル)ほどまでサイズにバリエーションがありますが、入門には10L前後のものがよいのだそう。その理由は、ウインドシェルや行動食といった定番の必携品を入れた時、ちょうど良いサイズだから。

トレラン入門&ギア選びをYAMAPが指南!|スタッフのリアルな経験談もお届け
トレラン入門&ギア選びをYAMAPが指南!|スタッフのリアルな経験談もお届け

また、ラン向けのバックパックは走ることを想定して設計されているため、安定感を維持するために重心は高め。また、走りながら水分を補給できるよう前面にボトルポケットが付いているのが一般的。このあたりも登山用のバックパックとの大きな違いです。

YAMAP STOREおすすめの
トレラン向けバックパック

「PAAGO WORKS(パーゴワークス)/ラッシュ」

数少ない国産メーカーのトレランパック。日本人の体型に合う設計と、ファンランからレースまでカバーする実用性の高さに定評アリ。

「macpac(マックパック)/アンプマルチ」

トレラン向けのバックパックは、デイハイクやファストパッキングでも大活躍。軽量でフィット感がよく、アクティブな動きに対応してくれます。

その他のトレラン向けバックパックはこちら

2.シューズ編

トレラン入門&ギア選びをYAMAPが指南!|スタッフのリアルな経験談もお届け

YAMAPスタッフに聞いた!「シューズ選びのコツ」

「ロード用のシューズは滑りやすく、トレランには代用できないですね。悪路でもしっかりグリップするソールがあるモデルを選んで欲しいです!(Tさん)」
「活動量が多いのでトレラン中はシューズ内もムレやすい。防水性よりも通気性が大事!(Kさん)」
自分に合ったシューズって、使ってみないとなかなかわからないもの。僕は7足目で運命の出会いを果たしました(Yさん)」
「トレッキングシューズも走るのには適していないので、アッパーやアウトソールが柔らかくしなやかなローカットモデルがおすすめです(Mさん)」

ULハイキングでも定番となっているトレランシューズ。トレランでは岩を避けたり、曲がりくねった道を走るため、「横」への動きに対応する必要があります。ロードランニング向けのモデルと比べると、横方向への剛性を高めているのも特徴。また、つま先も擦れやアタリを軽減するために補強されていたりと、見た目ではなかなかわかりにくい仕様が備わっています。

トレラン(=走る)という行為のなかで、シューズは重要度が高いアイテム。シューズとの相性がパフォーマンスを左右すると言っても過言ではなく、お気に入りの一足を求めて、いろいろなモデルを試しているというランナーもたくさんいます。YAMAP STOREのラインナップでは、足幅の広い方には「ALTRA(アルトラ)」がおすすめ。日頃から「LA SPORTIVA(スポルティバ) 」のシューズを愛用されている方は、ぜひ「アカシャ」を試してみてください。

YAMAP STOREのトレラン向けシューズはこちら

専用インソールでパフォーマンスアップ

トレランシューズの性能と快適性を高めてくれるインソールもお忘れなく。ランによる脚の疲労感の緩和対策にも活躍してくれます。

登山用のウェアで始められるの?

トレラン入門&ギア選びをYAMAPが指南!|スタッフのリアルな経験談もお届け

アンケートの第3位にランクインしていた、「トレラン向けのウェア」。同じアウトドアブランドの製品なのに、登山ウェアは応用はできないの?と思っている方もいるのではないでしょうか。

登山とトレランでは活動量が大きく異なるため、異なる目線でウェアを揃えるのがベターと言えます。しかし、気温変化に対応するため、ウインドシェルやレインウェア、化繊インサレーションをプラスすればいいのは登山と同じ。

一度に全ての装備を揃えるのは難しいという方は、まずはトレランを全力で楽しむためのマスト装備である「バックパック」と「シューズ」を。更にレベルアップしていきたい!と考えている方はこちらのウェア選びも参考にしてみてください。

YAMAPスタッフに聞いた!「ウェア選びのコツ」

汗抜けがよく、動きやすいものを選ぶのがポイントです(Mさん)」
「夏向けのベースレイヤーなどは応用できますが、パンツは専用のモデルが絶対快適。個人的には一年中ショーツ派です(Tさん)」
「『この気温で、このくらい走ると、このウェアがちょうどいいんだ』という感覚を掴むと、ウェア選びがもっと楽しくなります(Oさん)」
「ストレスなく走るためにも荷物はできるだけ軽く。自然と軽量性と携行性を気にしていますね(Kさん)」

トレランの基本コーデは、Tシャツ、ショーツと超シンプル。走ることで、通常の登山よりも体がヒートアップし、発汗量も多くなるトレイルランニング。かいた汗を素早く処理し、ドライで快適な状態を保ってくれるためのウェア選びが大切です。身体の動きも登山に比べてアクティブなものなので、「動きやすさ」にも重きを置いたデザインや機能素材を採用したモデルが多く開発されています。

また、大体20L以上のバックパックを背負って歩く登山に対して、トレイルランニングは前述の通り10L前後でパッキングを完成させる必要があるため、ウェアのコンパクトさも超重要。このようなポイントを踏まえたYAMAP STOREのおすすめアイテムをカテゴリ別にご紹介します。

トレランの定番ウェア「Tシャツ × ショーツ」

激しく足を動かすトレランではショーツが基本。腰回りの汗抜けのよさ、肌とのスレを軽減した軽量モデルを選びましょう。Tシャツは速乾性を備えたアクティブ仕様のものを。登山でも使えるので、複数持っていると安心です。


■Tシャツ

■ショーツ

長ズボン派の方はこちらのラン向けパンツをチェック!

寒さから体を守る「ウインドシェル」

防風性能を備えたウインドシェルは体温調整で活躍する必須アイテムのひとつ。薄手の生地を使用し、機能も最小限に抑えることで軽量に仕上げてあり、軽やかなランを妨げません。

雨対策にはトレラン用軽量「レインウェア」

トレランとはいえ、フィールドは山。不意の雨に備えてレインウェアは常備しておきましょう。トレラン向けに軽量性を追求したモデルがラインナップ。レースでの必携品になっていることもあり、本格的にトレランに取り組みたい方は要チェックです。

日差し対策には「キャップ」

頭部も実は発汗量の多い部位。日差し対策をしつつも、しっかりと汗を発散させてくれる通気性のあるモデルが快適なトレランを支えます。

トレランで山の楽しみ方を広げてみよう!

トレラン入門&ギア選びをYAMAPが指南!|スタッフのリアルな経験談もお届け

登山よりも、スポーツ要素の強いアクティビティであるトレイルランニング。ゆえに、なかなかはじめられなかったという方もいるはず。でもご安心を。YAMAPスタッフ曰く、「走らなくてもいいんです。登りでは歩いてますし」。少しずつ、自分のペースで心地よい走りを楽しめればOK。もちろん、トレーニングをして体力をつけて、レースを目指すのもいいでしょう。まずは、トレランの世界に飛び込んでみることからはじめましょう。きっと山の楽しみ方がグッと広がるはずです。

関連する記事

    関連する記事は見つかりませんでした

    注目の検索キーワード