登山に必須のサングラス、きちんと使えていますか?|苦手な方にこそ試して欲しい「FLOAT」の着けごこち

登山において、強い紫外線から目を守り、クリアな視界を保つサングラスは必携アイテムのひとつ。
しかし実際の山では、サングラスを着用していない登山者の姿も少なくありません。その理由はどこにあるのでしょうか。

よく耳にするのが、
「着け心地がイマイチ」「レンズが暗すぎたり明るすぎたりして見えにくい」「登山用サングラスはスポーティーすぎて似合わない」という3つの悩み。

機能性は大切。でも、それだけでは選ばれない——そこに、登山用サングラスの難しさがあります。

とはいえ、平地よりも紫外線量が増える高所では、私たちが思っている以上に目へ大きな負担がかかっています。特に春から夏にかけては、日差しの強さに加え、岩場や雪渓からの照り返しも重なり、目のダメージはさらに深刻に。

そこで今回は、紫外線が強まる春〜夏の登山に向けて知っておきたい「紫外線がもたらす目への影響」を解説するとともに、こうした3つの悩みを解消する一本をご紹介します。

それが、日本人の顔立ちに合わせ、日本のアウトドアフィールドでの使用を想定して開発されたサングラス「FLOAT(フロート)」。

さらに今回は、FLOATサングラス専用の特製ケースもご用意。
「買ったはいいけれど、サングラスの定位置が決まらない…」という“サングラス迷子”のみなさんにも、うれしいアイテムをご紹介します。

今回ご紹介するアイテムはこちら


再確認したい、サングラスの重要性

YAMAP別注 マイアフラッシュミラー/UNISEX

登山においてサングラスの着用が重要な理由は、登山が、標高が高い場所長時間行われるアクティビティであるためです。
目に負担をかける要因となる「紫外線」は、標高が高くなるほどその量が増加します。具体的には、標高が1,000m上がるにつれ約10〜12%増加すると言われ、標高3,000mを超える日本アルプスや富士山では平地の3割〜4割増しの量に。

山の中は平地よりも紫外線量が多く、登山ではその環境の中で長時間を過ごすことになります。
知らず知らずのうちに、目には大きな負担がかかっているのです。

再確認したい、サングラスの重要性0m地点と比較した時の標高毎の紫外線増加量。参考資料:環境省「紫外線環境保健マニュアル2015」P.17「紫外線の反射と透過」の資料をもとに作成


では、紫外線対策を怠るとどのような状態になってしまうのでしょうか?

まず引き起こされる症状は、角膜が炎症を起こす「紫外線角膜障害(雪目)」です。目が充血したり乾燥するだけでなく、異物感や視界に光のチラつきが発生し、ひどい場合は涙が止まらなくなったり目を開けることができなくなることも。このような症状が登山中に発生してしまうと、安全に山行を続けることができません。

また、目のダメージは、炎症反応を通じて「疲れ」や「だるさ」といった全身の不調として現れることがあります。目を守ることは、体全体のコンディションを整えることにもつながります。

再確認したい、サングラスの重要性晴天時の紫外線量を100%とした時の各条件下での紫外線量。参考資料:気象庁ホームページ「雲と紫外線」、並びに環境省「紫外線環境保健マニュアル2015」P.17「紫外線の反射と透過」の資料をもとに作成


また、紫外線は曇りの日や雨の日であっても降り注いでいます。YAMAP STOREスタッフの数名も、曇りだと油断してサングラスをつけずに登山に行った際に、目がシバシバしたり、赤く充血した経験があるそう。曇天の日や直射日光が遮られる樹林帯の日陰などでは、まぶしさを感じないためサングラスは不要だと思われがちですが、紫外線による目への影響は確実に存在しているのです。

サングラス敬遠派の「3つの悩み」を解決した別注サングラス

サングラス敬遠派の「3つの悩み」を解決した別注サングラス

前述のように、登山において非常に重要性の高い「サングラス」ですが、実際に山を歩いていると、着用していない登山者も多く見かけます。実際に日本では欧米に比べるとサングラスの着用率が低いと言われています。その理由は何なのでしょうか。

よく耳にするのは、「着けごこちがイマイチ(慣れない)」「レンズで視界を遮られるのが嫌」「似合わない」という3つの悩み。

そこでYAMAPは、サングラス敬遠派の「3つの悩み」を解決した別注サングラスを企画。これまでサングラスの着用に悩みがあった方にこそオススメしたい理由を、ひとつずつ紐解いていきましょう。

|1|「かける」ではなく「つつむ」。フィット感を重視した独自フレーム

裸眼以上の見え方を追求。鍵は「偏光レンズ」と「可視光線透過率」

FLOATのサングラスは、メガネをかける習慣のない人が限定されたシーンで使うことを想定し、「抵抗感や違和感をなくすこと」を第一に企画・製造されています。そんな想いから生まれたオリジナルのグラスフレームが、ひとつめの悩みを解決します。

ブランド名の「FLOAT(=浮く)」が示すとおり、まず特筆すべきはその軽さ。フレームに超弾性軽量樹脂を使用しており、およそ30gと驚きの軽量化を実現しています。

さらに、一般的なメガネが鼻や耳に本体を“乗せる(引っ掛ける)”構造なのに対し、FLOATのサングラスは、バネ機能を備えたテンプル(つる部分)によって、頭部を左右からやさしく“つつむ”ように装着する構造になっています。鼻や耳にかかる負担を最小限に抑えた設計で、下を向いても、首を振っても、飛び跳ねてもズレにくいことが特徴。そのうえ、汗をかいても滑りにくい樹脂素材で、肌ざわりもやさしく、装着中のストレスを感じにくいのが特徴です。
耳や鼻に乗っている感覚がごくわずかなため、手に持ったときよりも、かけているときのほうが軽く感じるほど。かけていることを忘れてしまうほどの快適さが、アクティビティへの集中力を高めてくれます。

|2|裸眼以上の見え方を追求。鍵は「偏光レンズ」と「可視光線透過率」

裸眼以上の見え方を追求。鍵は「偏光レンズ」と「可視光線透過率」

「サングラスをかけると眩しさは軽減されても、せっかくの山の美しい景色が見えにくくなる」—— そう感じている方は、意外と多いのではないでしょうか。このふたつめの悩みを解決してくれるのが「レンズ」です。

FLOATのサングラスはすべて、紫外線カット率99.9%の偏光レンズを採用しています。偏光レンズとは、木の葉や登山道、水面や建物など、あらゆるものに反射して生まれる「乱反射光」をカットし、自然光だけを目に届けてくれる特殊なレンズのこと。

たとえば、夏の空が冬に比べて霞んで見えるのは、大気中の水蒸気によって太陽光が乱反射しているから。FLOATの偏光レンズを通せば、その霞んだ風景も、裸眼よりクリアに楽しむことができます。また、余分な光を遮ることで、眼精疲労の軽減にもつながります。

裸眼以上の見え方を追求。鍵は「偏光レンズ」と「可視光線透過率」

加えて注目したいのが、レンズカラーです。今回のYAMAP別注サングラスでは、全4モデルに「ライトレンズ」を採用。可視光線透過率は約30%で、レンズを通す光の量、つまり“明るさ”の指標になります。30%前後の透過率は、樹林帯や曇天など光の少ないシーンでも使いやすく、暗くなりすぎずに目を保護できる絶妙なバランス。曇天や樹林帯などのシチュエーションでも、不自由なく紫外線から目を保護することができます。

裸眼以上の見え方を追求。鍵は「偏光レンズ」と「可視光線透過率」左が一般的な明るさのグレーレンズ。YAMAP別注モデルでは右のライトグレーレンズを採用


|3|日本人の顔に合わせたフレーム設計で「似合う」を実現

日本人の顔に合わせたフレーム設計で「似合う」を実現

海外メーカーのサングラスは、多くが欧米人の骨格に合わせて設計されています。顔が細く奥行きのある欧米人に対し、日本人は顔が丸く横幅があり、鼻梁(鼻すじ)も低め。こうした骨格の違いから、海外製のサングラスはフィットしづらく、似合いにくいのも無理はありません。

さらに、スポーツ用サングラスには、顔のラインに沿った流線型のフレームが多く、いかにも“スポーツ仕様”な見た目が、普段づかいには不向きだと感じる方も多いのではないでしょうか。

FLOATのサングラスは、そうした声に応えるように、ファッションサングラスのデザイン性を活かしつつ、日本人の骨格に合うようオリジナルフレームを再設計しています。これにより、日本人の顔に自然に馴染むだけでなく、高いフィット感も実現されているのです。

YAMAP別注モデルでは、2つのフレームデザインを起用しています。

「ミルブレー」は眼鏡のデザインでいうところのボストン型を採用した丸みのあるフレームで、レンズの大きさも小さめ。スポーツ感は控えめでカジュアルな印象のモデルなので、男女問わずどんな人にでも使いやすいデザインです。

「ローンパイン」は、サングラスの原点に立ち返り、機能性を追求した王道モデル。オーソドックスなスクエア型に、やや大きめのフレームサイズを組み合わせることで、日差しや反射光、障害物から目を守る広い保護範囲を確保しました。日本人の顔立ちに合わせた設計のため、大ぶりでも野暮ったさはなく、すっきりとした印象で掛けられます。

ディテールにも妥協なし! 細やかな配慮で抜群な使い勝手もチェック

ディテールにも妥協なし! 細やかな配慮で抜群な使い勝手もチェック

装着しない時は、紛失の心配のない首元でホールド

山小屋・売店・トイレなど屋内に入る際や、暗い森の中へ下りてきた際など、サングラスをどこに保管していますか。ケースにしまうのは少し面倒。頭の上に載せたり、ザックに収納すると、傷や紛失の原因にも。
フロートの絶妙なアーチを描いたテンプルは、軽く折り畳むことで首のまわりにフィットする「ネックホールド機能」を採用。外したサングラスをワンアクションで首に掛けられる、森林の多い日本の山ならではの、こまめな付け外しに重宝する機能です。

強靭なフレームで壊れにくい!

強靭なフレームで壊れにくい!

身体で唯一「剥き出しの臓器」と呼ばれる目を保護するために、軽量なだけでなく強靭なフレームを採用。両方のツルを持って広げても畳んだまま押し付けてもビクともしない復元性があります。レンズも壊れにくいポリカーボネート製で、登山での様々な外的ショックから目を守ってくれます。

持ち運びや保管も簡単!

持ち運びや保管も簡単!

付属の吸盤付きのマグネットでガラス窓や鏡にくっつけておくことができる「ベースマグネット機能」で、持ち運びや保管も簡単です。「どこに置こう?」「どこにしまったっけ?」というストレスも簡単に解消できますよ。

FLOATサングラスのために作成したオリジナルケースもご用意!

YAMAP(ヤマップ)/サングラスケース

少し特殊な形状が特徴のFLOATのサングラス。そのため、持ち運びや保管の際の収納に悩むユーザーさんのお声を多く頂戴していました。

そのまま荷物やポケットに放り込んでおくと傷や汚れが心配。ハードケースは重くてかさばる。ソフトケースだと頼りないし、そもそもFLOATが入るケースが見つからない……。それならば、FLOATにぴったりな収納ケースを作ろうと開発されたサングラスケースが入荷中。サイズや形だけでなく、素材やデザインにもこだわり、山で使いやすいアイディアを詰め込んだ自信作です。

軽量防水素材「ECOPAK200」採用のタフなつくり

軽量防水素材「ECOPAK200」採用のタフなつくり

表地には、バックパックなどにもよく使われる軽量防水素材「ECOPAK200」を採用。アウトドアスペックを備えた生地で、擦れや引っ掛けなどのダメージを防ぎます。環境に優しくかつタフな素材感は、ほかのギアやウェアなどとの相性も抜群で、アウトドアコーデにすんなりと馴染んでくれることでしょう。

軽量防水素材「ECOPAK200」採用のタフなつくり

裏地には収納時の傷を防ぐ、起毛素材を全面に使用。表地と裏地の間にはクッションを内蔵しており、軽さを損なうことなく、大切なサングラスをキズや破損からしっかりと守ってくれます。

バックパックに外付け可能

バックパックに外付け可能

「YAMAP(ヤマップ)/サングラスケース」は、本体上部についたカラビナを使って外付けが可能です。屋内に入りサングラスを外したい時には、手の届く場所にケースがあると大変便利です。

ウエストベルトやサコッシュなどにぶら下げても使えますが、とくにおすすめなのが、ショルダーベルトに付ける方法。

サングラスケース

カラビナと逆側のファスナーの端が、スナップボタンで底面に止められるようになっているので、バンジーコード付きのショルダーベルトなら固定も可能。しかも、三角形の底面がフラットなので安定感も◎。手軽に確実に出し入れができます。

インナーポケットやクリーナークロスが付属

サングラスケース

内部には、小さなインナーポケットをご用意。コンタクトユーザーなら、予備のレンズやケースを入れておくのにぴったり。ホコリや乾燥に備えて、目薬などを入れておくのもいいかもしれません。

さらに、サングラスと一緒に持ち歩きたい、レンズクリーナークロスがケースに付属するのもうれしいところ。汗や指紋、ホコリなどのレンズの汚れを落として、良好な視界を保つためには欠かせないアイテムです。紛失防止のために、クロスはケースに連結されています(取り外し可能)。

サングラスケース

FLOATユーザーはもちろん、サングラスやアイウェアの持ち歩きにちょっとした不満を感じているすべての人におすすめのサングラスケース。ぜひ、この機会にチェックしてみてください!

強い紫外線と上手に付き合いながら、登山を楽しもう

float

「かけ心地」「視界のクリアさ」「デザイン性」—— サングラスにまつわる3つの悩みに真摯に向き合って生まれた、FLOATのYAMAP別注サングラス。これまでサングラスに苦手意識があった方にも、ぜひ試していただきたい1本です。

さらに、持ち運びやすさや付け外しのわずらわしさも、YAMAPオリジナルの専用ケースがしっかりサポート。いつでも手元に出し入れできる快適さで、山行中の使い勝手はさらに向上すること間違いなし。

サングラス本体と専用ケースが同時に再入荷中の今こそ、手に取るチャンス!

強い紫外線から目を守りつつ、移ろう季節の色を存分に楽しむ。
装備を整えて、より安全で快適な秋の登山を、思いきり楽しみましょう。

☑︎ブランドインタビュー
フロートのサングラスについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。

float

「サングラスが持つイメージを変えたい」FLOATの代表が語るブランド発足の歴史

眼鏡フレームの国内シェア約9割を誇る、福井県鯖江市。
世界に誇るこのメガネの街で生まれたブランドが「FLOAT」です。
伝統を重んじながらも新たなチャレンジを続けるFLOAT代表・瓜生さんに、YAMAP商品企画・乙部が鯖江を訪問、直接取材。ブランド誕生のストーリーや別注モデルに込めた想いを、対談形式でお届けします。

インタビューを読む

    紹介したブランド

    • FLOAT

      FLOAT

      「究極の掛け心地を追求した構造 FLOAT OUTDOOR」 アウト...

    • YAMAP

      YAMAP

      「つづく、つながる、ものがたる」を大切にしているYAMAP STORE...

    関連する記事

      関連する記事は見つかりませんでした