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読みもの

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レイヤリングで登山をもっと快適に、安全に。 finetrackが直伝! レイヤリング術 なんでレイヤリングが必要なの? どうやって選んだらいいの?といったギモンに、レイヤリングのプロがお答えします!

レイヤリングで登山をもっと快適に、安全に。 finetrackが直伝! レイヤリング術
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レイヤリングで登山をもっと快適に、安全に。 finetrackが直伝! レイヤリング術

画像提供:finetrack

登山ウェアでよく聞く「レイヤリング」という言葉。ジャケットや保温着、ベースレイヤーなどさまざまなアイテムがありますが、それぞれがどのような機能を持っていて、どのように組み合わせていけばいいのかというのは、実はちゃんと理解していない……という方も少なくないはず。そこでアウトドアウェアメーカーの「finetrack(ファイントラック)」に、レイヤリングの基本について解説を依頼。なんでレイヤリングが必要なの? どうやって選んだらいいの?といったギモンにお答えします!

レイヤリングが必要な理由とは?

画像提供:finetrack

アウトドアウェアは、さまざまな「機能」を備えています。それは、天候や気温の変化に加え、体を動かすことによる発汗や発熱などから体を守り、快適で安全な登山をするため。いわゆる街着にはない特殊な素材やデザインが採用されているのは、そんな理由があるんです。

でも、そんなアウトドアウェアを組み合わせて着る「レイヤリング」にはどのような目的があるのでしょうか。

「もっとも大きな理由は、雨や雪、汗による”濡れ”を未然に防ぐためです。体が濡れてしまうと熱が奪われ、不快なだけでなく、体力の消耗につながってしまいます。低体温症といって、体温が低下することで行動や思考に支障をきたし、事故や死につながる症状に至ってしまうリスクもあります。肌が濡れると空気の約25倍も速く体温が奪われてしまいます。そこで、いかに体を”濡れ”から守るか考えられたのが、レイヤリングなんです(finetrack:芳本)」

画像提供:finetrack

そんな濡れによる最大の危険とされるのが「低体温症」。一般的には体内温度が35℃以下になると寒さを感じ震え、思考能力の低下がはじまります。33℃以下になると体が動かなくなり、意識の混濁や正しい判断もできなくなってしまうのだそう。山の上で動けなくなることは、登山を楽しむ以前に非常に危険なことですよね……。

 

「実は、僕自身も低体温症になりかけた経験があります。大学の部活ではじめて冬山に行ったときのことなのですが、当時はレイヤリングのことをまったく考えていませんでした。街着として持っていた保温性インナーを着て登っていたのですが、ハイクアップのときにたくさん汗をかいてしまい……。濡れたまま乾かず、森林限界を超えたところで風に当たって体が一気に冷えてしまったんです。無事に帰ってこれたからよかったものの、寒い、辛い、体が動かない、とかなりの恐怖を覚えました(finetrack:芳本)」

低山であっても、予期せぬ雨で濡れてしまうと対処ができず、下山せざるをえないということも。標高や山域にかかわらず、どんな山でも濡れのリスク、低体温症の危険性は潜んでいるんです。

レイヤリングのポイントは?

画像提供:finetrack

「登山の大敵である”濡れ”対策は大きくわけて2つ。汗による内からの濡れ対策と、雨などの水による外からの濡れ対策です。これらの対策は1枚のウェアでできることではありません。そのため、さまざまな機能をもったアウトドアウェアを組み合わせること(=レイヤリング)により可能になります。基本的には、ドライレイヤー、吸汗速乾ベースレイヤー、保温着、防風・防水シェルなどをレイヤリングすることで相乗効果を得て、ドライなウェア内環境を保つことができるんです。(finetrack:芳本)」

レイヤリングの抑えておきたいポイントは3つ!

1. 複数のウェアに汗処理機能をもたせる

まずは、かいた汗を素早く肌から離し、肌面をドライに保つこと。いくら吸水速乾性を備えたベースレイヤーを着ていても、いったん汗に濡れてしまうと乾くまでの時間を要します。だからこそ、ドライレイヤーとの組み合わせが重要。またベースレイヤーだけでなく、保温着も単に保温力だけで選ばず、汗や蒸れをウェア外へ出せる汗処理機能(吸汗性・通気性・蒸散性など)を備えているものが、快適な登山をする上で適しています。

2. ウェア内の温度調節がしやすいこと

次に体温調節がしやすいということ。保温着やシェルには、行動中の蒸れを排出しやすいベンチレーション機能を備えたものを選ぶことで、体温調整がしやすく、また着脱が減るため、行動にも余裕が生まれます。

3. 外からの濡れは徹底的に防ぐ

最後はレインウェアで雨など外からの水の浸入を徹底的に防ぐこと。雨をブロックしてくれるだけでなく、ウェア内のムレを外に出す「防水透湿」素材を採用しているアウターシェルが一般的になっています。

レイヤリングとは、ただウェアを気温にあわせて重ねて着るのではなく、それぞれのウェアの機能性を理解し、組み合わせることで本来の効果が発揮できるもの。そんな特殊な機能は街用の服にはありません。普段街で着ていて快適だから、というのは大きな落とし穴。山には登山用のウェアをしっかりレイヤリングして登るのが不可欠なんです。

レイヤリングのカギになるドライレイヤーとは?!

さまざまなウェアを組み合わせるレイヤリング。どのウェアも大切なのですが、なかでも注目したいのが肌に触れるアンダーウェア。finetrackには「ドライレイヤー」という、肌に直接着用し、その上に吸汗速乾ウェアを重ねることで肌をドライにキープしてくれるアウトドア用インナーがあります。レイヤリングの目的である”濡れ”。その大きな原因である汗への対策を考えたアイテムです。


「ドライレイヤー」は、柔らかな着心地の極薄メッシュ生地に、強力な撥水性をプラスした特殊な素材を使用。撥水性を持たせているため吸水しないので、汗はベースレイヤーの方に移っていきます。汗を肌から素早く遠ざけることにより、肌をドライに保つことができるんです。さらに、吸汗性のあるベースレイヤーを「ドライレイヤー」の上に着用することで、この効果を最大限発揮することが可能に。まさにベースレイヤーのアシストのような役割と言えるでしょう。

画像提供:finetrack

「ドライレイヤーは汗による濡れ戻りも抑え、肌環境をドライに保つことができます。濡れがもたらす様々なリスクの低減につながり、登山により集中できます。ドライレイヤーは薄いニットメッシュ構造なので、頼りなさげなアンダーウェアとみられがちですが、撥水アンダーの真価は、濡れ冷えリスクの高まる天候悪化や悪条件の状況下で発揮されます。これは、山行中、道迷いしやすい箇所でYAMAPの地図アプリを入れていてよかったと思える感覚と似ていると思います(finetrack:芳本)」

レイヤリングで生まれる余裕と安全

画像提供:finetrack

ハイクアップしたら暑くて脱ぐ、風が強くてジャケットを着込むといった経験はありませんか? ウェアの着脱が増えると、行動時間が圧迫され、余裕を持った行動ができなくなり、事故などの山岳リスクへとつながることも。ウェアの脱ぎ着を減らすことで山行がもっとスムーズになるのも、レイヤリングのメリットなんです。

 

「雨に降られても寒くならずに快適であれば、雨の山でも”なんて幻想的なんだ……”と景色を楽しむ余裕が生まれます。レイヤリングをしっかり行うことで山の楽しみの幅が広がるだけでなく、山の行程の管理、同行者のコンディションの把握など、命に関わるシーンで合理的な判断にもつながります。

 

実は、「汗冷え」という言葉は数年前まではあまり定着していない言葉でした。山では寒くなるのは当然だ、多少の我慢は仕方がないという空気もあったのかもしれません。ドライレイヤーが生まれたきっかけは、みんなが諦めていた寒さをレイヤリング次第で解決できるという気づきです。

直接肌に触れるアンダーウェアに強力な撥水性が備わることで、汗濡れはもちろん、外からの雨水の浸入もガードでき、常に肌をドライに保つことができます。肌がドライなら濡れによる体温低下が起こらないので、寒さを我慢しなくて良くなる。

そうすると、気持ちに余裕が生まれ、結果、もっと山を楽しめるんです。(finetrack:芳本)」

finetrackのレイヤリング

最後に、finetrackのレイヤリングはどのようなウェアで構成させているかご紹介。ウェアにはそれぞれの役割がありますが、組み合わせることで相乗効果が生まれ、パフォーマンスを最大限発揮することが可能になります。しっかりウェアを選んでレイヤリングをすることこそ、快適で安全な登山のカギ。そして行く山、装備の重さなどの条件に合わせて、選んで使いこなすことが楽しみにもあります。

画像提供:finetrack

L5:アウターシェル

悪天候でも得られる快適さと運動追従性を備えたアウターシェル。雨や雪、風をシャットアウトしながら、汗の蒸気をスムーズに透過させ、衣服内のムレを軽減します。

L4:ミッドシェル

軽くしなやかな着心地で、高い防風性と透湿性を併せ持つミッドシェル®。L5アウターシェルと併用することで結露を防ぎ、さらなる防水性を高めます。

L3:ミッドレイヤー

フリースでは成し得ない優れた汗処理性能を持つ中間保温着。適度な保温を保ちながら、汗を素早く処理し、衣服内環境をコントロールします。

L2:ベースレイヤー

快適性に優れる天然繊維と、汗処理などの高機能を備える化学繊維をハイブリッドしたベースレイヤー。ドライレイヤー®とのレイヤリング相性を計算した専用設計です。

L1:ドライレイヤー

ファイントラックだけの特許技術で生まれた強力な撥水ウエア。吸汗拡散性を高めたベースレイヤーと組み合わせることで、革新的な快適さを手に入れることが可能です。

より快適で安全な登山を目指し、日々進化するウェアづくりの技術。レイヤリングの考え方もアイテム自体も、どんどんアップデートされています。そして、「ドライレイヤー」にはじまり、インサレーションやレインウェアなど、finetrackのアイテムはどれも革新的なものばかり。まずはレイヤリングを知っているという人も、これから登山をはじめたいという人も、ぜひともここで紹介したアイテムを試していただいて、実感してほしいと思います。

「なんでレイヤリングが必要なの? どうやって選んだらいいの?」ギモンに答えてくれたのは・・・

芳本 良輔(よしもと・りょうすけ)
finetrack(ファイントラック)商品企画課所属。北大ワンダーフォーゲル部出身で、北海道の山をホームグラウンドとして、山に入り浸る。積雪期は縦走登山、無雪期は沢登りなど、一年を通じて様々なアクティビティを実践し、遊び手ならではの視点で商品開発を手がけている。

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