頭と首を外気から守るために有用なものとして、フード付きのウェアが多く作られています。服に付いているのでなくすことがなく、立ち止まらずすぐに着脱が可能なフードは便利ではありますが、マイナスポイントもあります。例えば、フードを使わないとき、首の後ろに溜まったままなので首筋に違和感があり、また、ウェア内の熱い空気が首筋から外に流れにくくなるので暑さを感じやすくなります。雨や雪のときは、後ろにあるフード内部に雨や雪が溜まる不快感も。そして、ヘルメットを被っているときにヘルメットに対応していないフードだとそもそも使えず、首の後ろにある「単なる飾り」と化してしまうことも。
そんなフードの利点を取り込み、欠点を改善したウェアリングに、ネックゲイターと帽子を組合わせて使う方法があります。普段は首筋はすっきりと、寒かったり首筋を日光や外気から守りたいときはネックゲイターを、雨や日光から頭頂部を守りたいときは帽子も併用、と状況によってアイテムを使い分けるのです。フードの働きを2つに分割することで、多様なバリエーションが生まれ、状況に細かく対応することができます。
その考えを取り入れると、ネックゲイターは「冬の寒いときのみに使うもの」というものから「頭部と首を外気から守るために年中使うもの」という新しいアイテムとなってきます。寒さから首を守るという基本の使い方はもちろん、状況によっていつでもどこでも使用できる便利な万能選手としてのネックゲイター。そんな用途にぴったりと当てはまるのが、この29マイクロファイバーネックゲイターです。