「OMM(オーエムエム)」のファントムシリーズはコンパクトながらも、山岳レースやファストパッキングが必要となる、いわば“極限状態で走る”シーンを想定して作られた高機能バックパック。
中でも「Phantom 25 VestPack(ファントム25ベストパック)」は野営装備も収納できる長距離ランに特化した機能が満載となっています。
¥31,350(税込)
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「OMM(オーエムエム)」のファントムシリーズはコンパクトながらも、山岳レースやファストパッキングが必要となる、いわば“極限状態で走る”シーンを想定して作られた高機能バックパック。
中でも「Phantom 25 VestPack(ファントム25ベストパック)」は野営装備も収納できる長距離ランに特化した機能が満載となっています。
通常、25Lのバックパックといえばコンパクトでデイハイク向けが多く、大容量のものと比べややカジュアルに使えるものを想像しますが、このバックパックはこのサイズには珍しく本格的なパッキングを想定。
不安定な足場でのランニングに特化した作りだけあって、激しい動きにも体にきちんとフィットしてブレを軽減。山岳レースやスピードハイキングのように、長時間のアクティブで背負いつづけても体に負担がかかりにくい、極限の状態での使い方を追求した形になっています。
それを可能にしているのは、ブランド独自の設計。とくにハーネス構造は一般的な登山バックと違い、本体の収納部分と2ヶ所で連結させるショルダーハーネスのトップ部分が、首の後ろの1ヶ所と両サイドのドローコードのみで連結。肩周りを自由にすることで激しく腕を振っても動きを妨げず、胸周りも開放されるので楽に呼吸できます。
またショルダーハーネス下部にある2本のV字ストラップも特徴的。通常のバックパックだと本体部分と1本のストラップで固定されているところ、ファントム25ベストパックは2本にすることで縦揺れを軽減させより安定的に。これにより背面の中央部にピタッと密着します。
バックパックというより、「収納機能を備えたベストを着用する」と言ったほうがイメージしやすいかもしれません。
安定感のある背負い心地だけでなく、軽量化にも配慮されている点も注目してほしいところ。
雨蓋内部にあるチタニウムのペグを外すだけで、4段階の背面サイズの調整が可能。ペグはテント用ペグに代用することもできます。
さらに背面にあるカーボンファイバーの支柱は取り出しができるので、代わりにテントポールを収納してもよし。背面ポケットのスリープマットも必要に応じて取り外しができます。
長距離ランナーにとって要でもある軽量化を、機能性を落とすことなく最大限に活かされているのもOMMのバックパックの特徴です。
次に収納を見てみましょう。
走りながらでもさっと瞬時に水分補給を行えるよう、ボトルホルダーを両ショルダーハーネスに配置している点はさすがランナー向けならではといったところ。
バックパック両サイドのメッシュポケットは、ウエストベルトに内蔵されたドローコードで調整することで、ちょっとした行動食から脱いだアウターまで雑多に収納しても落ちる心配はありません。
雨蓋、メイン収納、トップのメッシュポケットもストレスフリーに出し入れができます。
容量25Lで重さはわずか450g。一般的な縦走用バックパックとして使うには物足りないですが、スピード・軽量重視する人には申し分ない内容となっています。
ストレスを感じさせないバックパックはランナーだけでなくのんびりハイキングする人にとっても魅力に感じるもの。荷物を軽くしたいと考えている人は一度使ってみるといいでしょう。あまりにも快適で衝撃を受けるかもしれません。
ブランド | OMM(オーエムエム) |
名称 | Phantom 25 VestPack(ファントム 25 ベストパック)UNISEX |
素材 | ダイニーマ / 30デニール ナイロン |
容量 | 25L |
重量 | Full Weight 705g、LEANWEIGHT 480g |
背面長 | 45cm |
シャーシ | 超軽量 UHMWPU(超高分子量ポリウレタン) |
ファスナー | YKK AquaGuard® ダブルファスナー |
カラー | ブラック/オレンジ |
備考 | ・3D メッシュハーネス & バックシステム ・背面長はチタンペグで調節可 |