普段から着用することも多いニット帽。ビーニーとも呼ばれていますが、登山では主にウールや化繊(化学繊維)製のものが一般的です。その理由は保温性が高く、濡れやムレを伴っても効果が落ちにくく、メンテナンスがしやすいから。〈ピークパフォーマンス/Army Hat〉はラムウール80%とナイロン20%の混紡で、ウールの保温力にナイロンの耐久性を組み合わせた実用性の高い仕様となっています。
登山において、秋〜冬は防寒に加えて「ムレ」も大敵。過剰な汗は冷えに繋がり、体温を著しく奪ってしまうという危険があります。涼しいシーズンであっても、気温が低くても体を動かせば発熱して汗をかいてしまいます。そこで適度な通気と汗をためずに乾きやすい素材を選ぶことが大切。ウェアはもちろんのこと、頭部も気をつけておきたい箇所なんです。