山で使うだけじゃもったいない! 防災目線で山道具を見直そう

「防災」に関心の高まるこの季節、お手持ちの防災グッズを見直す機会もあるのではないでしょうか?

登山ギアというものは、ある種のサバイバルギアでもあるわけですから、実は災害時にも役立つものがたくさんあるんです。 なにかしらの災害に巻き込まれた際には、最低限の荷物を持って避難。最悪でも数日の野外生活を送れれば救助が来ると予想します。そんなシチュエーションの時に、普段使い慣れた山道具は、抜群のパフォーマンスを発揮してくれるはずです。ここでは、防災グッズとしてもオススメな山道具たちを集めてみました。

水道が止まっても安全な飲み水を確保


KATADYN(カタダイン)/ビーフリー 0.6L

山で使うだけじゃもったいない! 防災目線で山道具を見直そう

人間は食べ物を一切摂らなくても、体に貯えていた脂肪を消費することで数週間は生き延びられるといいます。ただし、水分の場合は、3日飲まないだけでかなり致命的。災害時にはいかに安全な水を確保するか、というのはまず最初に考えるべきことでしょう。幸いなことに日本は水に恵まれた地なので、小川や池などそこかしこに水を確保する場所はあるはずです。ただし、特に溜まっている池の水などはそのまま飲むと少々危険。そこでこの浄水器の出番。キャップ部分にフィルターが内蔵されていて、そこを通過させるだけで安全な水を確保できます。ソフトな素材でコンパクトに収納できるので、防災バッグの片隅にぜひ。

温かい食事で、心も前向きに


SOTO(ソト)/マイクロレギュレーターストーブ フュージョントレック

山で使うだけじゃもったいない! 防災目線で山道具を見直そう

温かい食事というのは、体だけでなく心もホッとさせてくれますよね。おそらく、非常食を食べることになる災害時には、それが冷たいビスケットなのか温かい味噌汁なのかでは、満足度が大きく変わります。このあたりは山の食事も同様ですよね。このシングルバーナーは、いわゆる分離型といわれるタイプで、しっかりと安定したゴトクが付いているので、大きめの鍋なども置けます。これなら家族みんなの食事を一気に温めることができますね。さらに通常の一体型シングルバーナーよりも高さが抑えられているので、卓上などで調理をするのもラクなんです。

SOTO(ソト)/パワーガス 105 トリプルミックス

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上で紹介しているシングルバーナーに対応するのが、いわゆるOD缶と呼ばれるタイプのガス缶。カセットガス(CB缶)よりもハイパワーで、低温時にも安定した火力が得られます。SOTOのガス缶はプロパン、イソブタン、ノルマルブタンの3種類のガスを独自比率で配合。売っている場所はアウトドアショップや大型ホームセンターなど。カセットガスに比べると入手しにくいので、つねに家に備蓄ガス缶を用意しておくのが良いかもしれません。

SOTO(ソト)/ナビゲータークックシステム

山で使うだけじゃもったいない! 防災目線で山道具を見直そう

あまりにも大きくかさばるクッカーは邪魔ですが、小さすぎるのも登山中の調理や災害時には使いにくいかもしれません。そして焚き火にかけたりする可能性もあるわけなので、ある程度ラフに使えるアルミ製が良いでしょう。このクッカーはそういう意味でジャストチョイス。山でしっかりと調理することを目的に開発されていて、蓋には湯切り穴がついていたり、保温できるコジーが付いていたりと細かい配慮がたくさんあります。すべてをスッキリとスタッキング収納できるので、持ち出しやすいというのも、登山と災害時の両方にうれしい特徴です。

SOTO(ソト)/スライドガストーチ

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最近ではめっきり喫煙者が減っているので、常にライターを持ち歩いている人は少ないと思います。登山の時に忘れ物リストのけっこう上位にくるのでは? と思っているのがライター系の火器。そこで、このスライドガストーチをクッカーセットの中に常に入れて置くことをオススメします。トーチなので風にも強く、ヘッド部分はスライド式で長さを調整できるので、バーナーへの着火や焚き火の時の火起こし時に重宝しますよ。

暗闇を照らす、安心の灯り


CARRY THE SUN(キャリー・ザ・サン)/YAMAP限定ウォームライト ミディアム

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山でのテント泊同様、電源が確保できない可能性がある避難生活で役に立つのが、このソーラー充電できるランタン。避難生活では、なかなかプライベートを確保しにくいことが想定されます。山のテント場でもそうですが、夜にちょっとした明かりが欲しい時でも、隣の人にできるだけ迷惑がかからないものを選びたいですよね。このランタンは、暖色系の柔らかい光で、なおかつ10、20、100ルーメンと三段階に調整可能。弱モードにすればほとんど眩しさを感じることはないはずです。

milestone(マイルストーン)/MS-G2 USBマルチファンクション

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防災バッグって、けっこうアレコレ詰め込んじゃってパツパツになることも多いと思います。なので、できるだけコンパクトなものを揃えたいのは登山の時と一緒。この超コンパクトなヘッドランプは重量もわずか28g。頭に装着するだけでなく、クリップでパンツやシャツ、帽子のツバなど、さまざまな場所に装着できる汎用性もあります。非常時に嬉しいのが3段階のバッテリーインジケーター。これを基準に節約しながら使うことができるんです。

自分や家族の衛生と健康を守る


GRANITEGEAR(グラナイトギア)/ファーストエイドエアポケット

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避難時に大きな救急箱を持っていくわけにはいきませんし、地震などの大きな災害が発生した場合は、ある程度のファーストエイド能力を持っておくに超したことはありません。このファーストエイドエアポケットは、必要最小限のものをいれられるサイズ感。絆創膏や包帯、痛み止めなどの他に、もし持病などがある人は常備薬を入れておくと安心です。いざというときの自分なりのシステムを構築しておけば、登山、災害の両方で心強い存在になってくれるはずです。

SOL(エスオーエル)/エスケープライトヴィヴィ

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災害時に万が一、野外で身動きが取れなくなった場合のシビアさは、山での遭難に匹敵するはずです。このエスケープライトはいわゆるエマージェンシーシートと呼ばれるもので、体の熱をできるかぎり逃がさないようにするためのもの。封筒型になっているので、これにスッポリと入ってしまえば、平地での一晩くらいなら、頑張れるはずです。オレンジという目立つカラーリングなので、救助者への目印としても役立ちそうですね。

ORALPEACE (オーラルピース)/アウトドア アドベンチャートゥースペースト

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避難生活は、だいたいの場合は集団生活になるはずです。そうなるとやはりエチケット的なものも大事。ただし、断水などの可能性も捨てきれないので、この水を使わない歯磨き粉を防災バッグに忍ばせておきましょう。虫歯や口臭を防いでくれるのは序の口。飲み込んでも問題なしの植物由来成分でできているし、ペッと吐き出してもすべて自然に還るので、どこでも気兼ねなく使えます。

「睡眠」は体調管理のカギ。
しっかり寝られる準備を


EVERNEW(エバニュー)/FPmat100 スリーピングマット

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避難所に指定されている場所は体育館などが多いと思いますが、ご存知の通り、床は固く、そして冬だった場合には底冷えもかなりのものと予想されます。そんな時でも、登山用のマットをひとつ持っているだけで、就寝時の快適さは格段に上がりますし、座布団がわりにもなります。これはパタパタと蛇腹式に折り畳むことができ、携行性もなかなかのもの。

NANGA(ナンガ)/オーロラライト 350 DX

山で使うだけじゃもったいない! 防災目線で山道具を見直そう

冬の災害時に、避難者の声としてよく聞くのが「寒くて眠れない」というものです。そんな時にもこうした3シーズンのシュラフが1つあるだけで、ぜんぜん違うはずです。テン場などで実践している人もいるかもしれませんが、シュラフは実は防寒具としても優秀。体に巻き付ければもはや高級ダウンコート超えの暖かさなんです。

番外編


The Small Twist(ザ・スモールツイスト)

山で使うだけじゃもったいない! 防災目線で山道具を見直そう

登山の時でもそうですが、精神的に参っている時に一気に元気づけてくれるのは、やはり美味しいご飯。これでしょう。最近ハマっているドライフードがこの「The Small Twist」で、その美味しさは、もはや行動食の域を超えたレストランレベル。お湯を沸かす程度の簡単な調理で、野菜もたっぷり入った素材の味を感じる食事が楽しめます。
保存料や化学調味料なども使用していないので安心して毎日食べられることもポイント。というか、美味しいのでついつい自宅で食べてしまうことに注意が必要です……。


the small twist trail foodsのホームページへ

山で使うだけじゃもったいない! 防災目線で山道具を見直そう

いかがでしたでしょうか?普段使い慣れた山道具だからこそ、有事の時も落ち着いて使うことができるし、何より愛着のあるギアがあることでなんとなく安心しますよね。
防災袋にアイテムを突っ込んで、何年もそのまま…という方は、ライトのバッテリーは切れていないか、水や保存食の賞味期限は切れていないか、ぜひ確認してみくださいね。

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