山の思い出をいつも手元に。 YAMAPハイカーズバッジでめぐる私だけの山旅

みなさんは、どんな風にして山の思い出を味わっているでしょうか。大量の写真でふり返ったり、つけた日記やスケッチを見返したり、あるいはYAMAPのログを眺めながら思い出したり......。そんな中で、思い出を「山バッジ」に託す人が、意外と多いようです。
登頂記念に山小屋などで購入した数々の山バッジを見ていると、自分の足で登頂したことへのトロフィーのような、山の思い出が小さい形にギュッと詰まっているような、とてもノスタルジックな気持ちになります。

山バッジにデザインされた山の魅力もさまざまで、高山植物があしらわれているもの、岩登り用のハーケンやピッケルなど山道具、山の形を強調したものから、山小屋のランプなど小さなものにフォーカスしたものなど、眺めているだけで楽しくなります。

山の思い出をいつも手元に。 YAMAPハイカーズバッジでめぐる私だけの山旅

YAMAPでもオリジナルの山バッジを揃えています。
その名も、「YAMAP HIKER’S BADGE(ヤマップ ハイカーズバッジ)」。
「ヤマップ ハイカーズバッジ」は、「ひとつの大きな山域の中にある複数の山を歩いた証し」。従来の山バッジとは異なるコンセプトの“勲章”です。
山小屋で購入できる単独登頂の山バッジとともに、複数登頂の証としてヤマップハイカーズバッジもあわせて大切なコレクションとなり、あなたの登山の思い出になってくれると嬉しいです。

ヤマップハイカーズバッジでめぐる山の旅

山の思い出をいつも手元に。 YAMAPハイカーズバッジでめぐる私だけの山旅

ヤマップハイカーズバッジでは、7種類のバッジを揃えています(※2023年9月時点)

那須連山
谷川連峰
穂高連峰
中央アルプス
南アルプス
表銀座
八ヶ岳連峰

それぞれのバッジにはひと目でその山域の魅力が伝わるデザインがあしらわれています。
また、商品ページではそれぞれの山域の魅力とおすすめの山行コースが紹介されています。
ぜひ商品ページも覗いてみてください。

ハイカーズバッジ 那須連山

山の思い出をいつも手元に。 YAMAPハイカーズバッジでめぐる私だけの山旅

栃木県唯一の活火山、茶臼岳。樹林帯から始まる登山道は、標高1600mあたりから背の高い植物の姿がまばらになり、2000mに満たない山ながらも火山らしい荒涼とした景観に様変わりしていきます。
その先に広がる北関東と南東北との境界に立ち並ぶ圧倒的な山岳展望は、見る者をとりこにするスーパービュー。一方で、茶臼岳山頂の西側にある牛ヶ首からの展望は、緑の豊かな樹林がどこまでも広がっています。どこを切り取っても映える風景に、写真が好きなハイカーは、なかなか前に進むことができないかもしれません。
また、那須連山の東西南北には素晴らしい温泉が点在しているので、山登りと温泉をセットで楽しみたい登山者にとっては、こうした温泉を目的とした山行計画を立てるのも楽しいこと間違いなしです。

ハイカーズバッジ 谷川連峰

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一般的には、谷川岳を中心として北の清水峠から南西の三国峠までを「谷川連峰」と呼ぶことが多く、そのほとんどが上越国境でもある三国山脈と重なり、そのスケールの大きさに驚かされます。
上越のマッターホルンこと大源太山、剱岳などと並ぶ険しい岩壁で知られる一ノ倉岳、稜線の美しさと滝のごとく流れる雲が名物の万太郎山・仙ノ倉山・平標山の連なりなど、個性豊かな山々が密集。同じ山域に同名の”大源太山“がもうひとつあるのも面白いところ。さらに谷川岳の北東にそびえる白毛門と朝日岳までをも含めると、非常に重厚な山域となります。
注目したいのは、山と対を成す”谷”の存在。この山域を構成する蛇紋岩や玄武岩を刻んできた氷雪と風雨の力によって谷は複雑な地形となり、山が立体的な美しさを際立たせています。そして、そこに芽生えたのが高山植物の楽園。”谷川“という山名にある通り、谷と水の共演にこそ、谷川連峰の魅力があります。

ハイカーズバッジ 穂高連峰

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穂高連峰とは、北アルプスの最高峰である奥穂高岳(3,190m)、前穂高岳(3,090m)、北穂高岳(3,106m)、そして西穂高岳(2,909m)といった山が連なる山域。ちなみに奥穂高岳は日本第3位の標高を誇り、日本百名山と新日本百名山にも選ばれる名峰です。
北アルプスの玄関口である上高地から見上げる穂高の山々。また、憧れのキャンプ地のひとつである涸沢カールの眼前に聳える山容は、日本を代表する山岳景観として古くから親しまれてきました。
穂高連峰の最大の魅力は、登山者を圧倒する岩稜帯。岩壁のような山並みを歩くためには、山行技術や体力が必要。そのため、「いつかは登ってみたい」と願う、登山者の憧れの山。困難で険しい山行の先に立つ山頂。そこからの景色は一生忘れることのない記憶になることでしょう。

ハイカーズバッジ 中央アルプス

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中央アルプスとは、南北にわたって約100kmの長さで連なる山脈。登山者には中央アルプスとして親しまれていますが、地理学的には木曽山脈と呼ばれています。東には天竜川、西には木曽川が流れ、深い谷に挟まれるように険しい峰々がそびえています。
最高峰は、木曽駒ヶ岳(2,956m)。他の山もおおよそ2,700〜2,800mほどの標高があり、ピークハントだけでなく、縦走山の対象となっています。江戸時代には山岳信仰が盛り上がり、行者が白装束を着て険しい山で修行をしたと言われており、木曽駒ヶ岳の山頂には1532年(天文元年)に祀られたとされる駒ヶ岳神社が鎮座。かつての信仰を今に伝えています。
また、中央アルプスの景観を彩る魅力のひとつが、「カール地形」と称されるかつて氷河期に氷や雪が削ったすり鉢状の地形。代表的なものは千畳敷カール。優しい傾斜とその先にそびえる山々はカール地形ならではの景観です。

ハイカーズバッジ 南アルプス

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ユネスコエコパーク登録地である南アルプスは、大別すると北部エリアと南部エリア、深南部エリアに分けられます。
北部エリアは人気の山々が連なります。ピラミダルな山容の甲斐駒ヶ岳(2,967m)、「南アルプスの女王」仙丈ヶ岳(3,033m)、日本第2の高峰である北岳(3,193m)から連なる間ノ岳(3,190m)、農鳥岳(3,026m)の山々は白峰三山と呼ばれる縦走ルート、鳳凰三山と呼ばれる観音岳・薬師岳・地蔵岳、などなど人気の山々が連なります。これは登山口である広河原や北沢峠へのアクセスが良いことも理由の一つです。
南部エリアは三伏峠以南地帯を指し、お花畑が有名な荒川岳(3,141m)、赤石岳(3,121m)、聖岳(ひじりだけ・3,013m)等が並び、山小屋が少なくアクセスも悪いため必然的に長距離の縦走になりますが、その分達成感のある充実した山行になることでしょう。

深南部エリアは光岳(てかりだけ・2,592m)以南の山々を指し、黒法師岳(2,068m)、日本二百名山ですが一般登山道が無く、崩壊地が多い大無間山(2,330m)など、登山口へのアクセスへの困難さや体力、技術の必要なルートが多く、上級者向けのエリアと言えます。

ハイカーズバッジ 表銀座

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北アルプス山域の「表銀座」と呼ばれているのは、燕岳(2863m)を起点に、大天井岳(2921m)を経由し、喜作新道、東鎌尾根を通って槍ヶ岳(3180m)へとつづくルートのこと。

北アルプスの象徴でもある槍ヶ岳へとつづく縦走路は、登山者にとっては「いつかは歩いてみたい」憧れの場所。そして起点となる燕岳は、はじめてのアルプス登山の山として登る人も多く、山頂から見える表銀座の景色は「縦走登山」への憧れを一層高めてくれます。
表銀座は縦走路。一般的には2泊3日から3泊4日で歩くことができ、槍ヶ岳をはじめとする3000m級の山々、穂高連峰が目の前に迫る絶景が最大の魅力。しかしアルプス入門の山とはいえ、標高は3000m級。登山道がしっかり整備され、燕山荘、大天荘といった山小屋が充実しているのも登山者にとっては嬉しいポイントです。
表銀座と聞くと燕岳〜大天井岳〜槍ヶ岳の縦走路を思い浮かべるかもしれませんが、個性あふれる魅力がそれぞれの山にあり、それぞれを登る楽しみもたくさんあります。

ハイカーズバッジ 八ヶ岳連峰

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よくいわれる「八ヶ岳という名の山」は、実はありません。北の蓼科山から南の編笠山までの広大な山域の中にたくさんのピークをもつ巨大な連なりの総称で、その主峰は標高2,899mの赤岳です。

さまざまな特徴をもった山が集まる「連峰」ですが、とくに夏沢峠を境として南八ヶ岳と北八ヶ岳に分けて語られることが多く、まさにその南北で山の雰囲気はガラリと変わります。それに加え、登山口の多くが山域の東西にあるため、西側から登るか東側から登るかによって目にする風土風景もまた違ってきます。
南北で異なる八ヶ岳の魅力を踏まえつつ、登山口を東西のどちらに設定するかによって、八ヶ岳の楽しみ方は本当に多彩に計画することができるのです。

山の東西南北で異なる魅力を楽しむことができる、だから何度歩いても飽きず、ますます八ヶ岳愛が深まっていく――ここに、この山域があらゆるハイカーを虜にする理由があります。

いつでも山を身近に感じたい。山バッジをインテリアとして楽しみませんか?

山の思い出をいつも手元に。 YAMAPハイカーズバッジでめぐる私だけの山旅

ところで、集めた山バッジは、どこにありますか?
いくつかはバッグや帽子に付けていても、残りは引き出しの奥で眠っていないでしょうか? 
せっかく集めた山バッジも、それではもったいない!もっと身近なところに飾って楽しみませんか? 

YAMAPハイカーズバッジコレクションケース

山の思い出をいつも手元に。 YAMAPハイカーズバッジでめぐる私だけの山旅

アクリル素材の窓がついた蓋つきのボックスは、サクラ材をオイル仕上げにしたナチュラルな質感。すっきりとシンプルで、高級感のある仕上がりは、大切なコレクションを収納するのにぴったりです。シンプルなデザインですが、注目したいのは、細部にまでこだわった作りの美しさ。日本の職人の手によってひとつひとつ丁寧に作られています。

山の思い出をいつも手元に。 YAMAPハイカーズバッジでめぐる私だけの山旅

蓋は固定式で横方向に開閉が可能。フレームには小さなマグネットが埋め込まれていて、留め具がなくても蓋をしっかりとロックすることができます。

山の思い出をいつも手元に。 YAMAPハイカーズバッジでめぐる私だけの山旅

ピンズタイプ・安全ピンタイプどちらにも対応できるよう、シルバーピンを付属。コルクボードに自在にレイアウトできるので、地域や年代ごとにグループ分けしたりと、工夫して飾るのも楽しみのひとつです。

山の思い出をいつも手元に。 YAMAPハイカーズバッジでめぐる私だけの山旅

ケースには、YAMAPの刻印入り。YAMAPを使って登った思い出と共に、山バッジのそばにも、YAMAPロゴを添えていただけると嬉しいです。

山の思い出をいつも手元に。 YAMAPハイカーズバッジでめぐる私だけの山旅

「ギフトボックス」とメッセージ入りの「オリジナルスペシャルバッジ」をひとつ、セットでお届けします。大切な人へのプレゼントにもぴったり。

YAMAP山バッジタペストリー

山の思い出をいつも手元に。 YAMAPハイカーズバッジでめぐる私だけの山旅

丈夫で軽く、高級感のある「野生の鹿革」のタペストリー。デザインは、どんなインテリアにもなじみ、主役の山バッジを引き立たせるよう、極力シンプルに仕上げました。ちょっとしたスペースに気軽に飾れるほどよいサイズ。壁にかけるだけで、そこが山の気配に包まれます。

山の思い出をいつも手元に。 YAMAPハイカーズバッジでめぐる私だけの山旅

山バッジ20個が付けられる、コンパクトなサイズ。これからバッジ集めを始めようとする人のために、バッジが少なくても寂しくならないような大きさを意識しました。

山の思い出をいつも手元に。 YAMAPハイカーズバッジでめぐる私だけの山旅

「めぐるしか」の鹿革は、野生ならではのシワや傷痕など、天然の刻印が見られるのが特徴です。自然ならではの魅力として、使っていくうちに色が変化する過程も含めて、お手元に届く商品をお楽しみください。
▶︎「めぐるしか」とは

山の思い出をいつも手元に。 YAMAPハイカーズバッジでめぐる私だけの山旅

プリントやワッペンではなく、革の素材感が生かせる、高級感のある刻印ロゴ。主役をじゃますることなく、全部の穴が埋まるまでの間、アクセントとして活躍します。

山の思い出をいつも手元に。 YAMAPハイカーズバッジでめぐる私だけの山旅

ピンズタイプ・安全ピンタイプどちらにも対応できるよう、2穴のバッジ穴を配置。革ならではの強さがあるので重さでたわむこともありません。中空パイプでコードを通しているので、シンプルで洗練された印象。

山バッジをもっと身近に

山の思い出をいつも手元に。 YAMAPハイカーズバッジでめぐる私だけの山旅

もし、家のどこかで箱に入った山バッジが眠っているのなら、ぜひ部屋に飾ってあげてください。
小さなバッジを見るたびに、あの時の山のことを思い出すはず。飾られた山バッジをきっかけに思い出の山に再び登る、欲しい山バッジをきっかけに新しい山に出会う、そんな山との出会いにつながれば嬉しいです。

買ったことがない、いくつか買ってそれっきりという人も、これを機に山バッジ集めを始めてみませんか?
自分の足でたどり着いた山で手に入れた山バッジを集めることは、自分の登山記録そのもの。YAMAPアプリにたまっていく活動日記も貴重な記録ですが、ひと目で山の記憶がよみがえる山バッジの魅力も、ぜひ多くのみなさんに体験していただきたい。

山バッジという、山にしかない「文化」を、私たち登山者みんなで、盛り上げていけたらと思います。

YAMAP ハイカーズバッジ一覧


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    紹介したブランド

    • YAMAP

      YAMAP

      「つづく、つながる、ものがたる」を大切にしているYAMAP STORE...

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