この商品をみんなに教える
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野生の鹿の革を使ってつくられた「めぐるしか」の革小物は、
動物たちの生きた証が刻まれた一点もの。
丈夫で手入れがしやすく、
肌触りは柔らかくしなやかな「鹿革」は、
古くからわたしたち日本人の生活を支えてきた素材です。
まちに暮らし、山で遊ぶ。
今の生活にちょうどいい、小さなレザーアイテム。
日常に、フィールドに、どこにでもお供します。
¥9,790 (税込)
いつでもすぐに手が届くスマホの新しい定位置として制作した、鹿革素材のスマホポーチ。
昨年、即完売した人気のディープグリーンが、定番カラーとして復刻しました。
鹿は、そのほとんどが「野生」の生きもの。革の表面には大自然のなかで生きてきた記録が傷やシミとなり刻まれています。
そのため、めぐるしか製品の一つひとつにも、柄や風合いなどの個体差があります。
しかしそれも野生動物の革を使った革小物の魅力のひとつ。さらに鹿革は、通気・吸湿性に優れ、軽くて丈夫であるという特長もあります。日本では1000年以上も前から、人々の暮らしを支えてきた素材なのです。
使い込むごとに変化していく色や手触りを楽しみながら、使い手とともに新しい歴史を刻んでいく革小物たちを、末永く愛してあげてください。
今、日本の里山では、オオカミの絶滅などが原因で増えすぎてしまったシカによる森林被害や農業被害が急速に拡大しています。対策として捕獲されたシカは、野生の「個体差」等、野生であるが故の理由で利活用の手段が乏しく、そのほとんどが処分されてしまっているのです。
“狩”という字は“獣を守る“と書きます。日本の自然は、人間の営みを含めての自然です。人間が一定数の野生動物を狩猟することが、その生物種を守ることにもつながります。
狩猟された野生のシカを、”害獣”として処分するのではなく、”山の恵み”としてきちんと使わせていただくことはできないだろうか。シカの命を無駄にしないためにYAMAPが行き着いた最初の取り組みがこの「めぐるしか」なのです。
意外と知られていない、革作りの裏側。
生きた動物の皮を、永く使える「革」へと変える
その行程を簡単にご紹介します。
・
保存のために使われていた塩を皮から抜き、皮についた毛を薬品で溶かしていきます。
・
個体によって厚みも大きさもさまざまな皮を、均一の厚みに整えていきます。
・
環境負荷の少ない薬品を使って防腐性と耐熱性を与えていきます。
・
抗酸化性・抗菌性に優れたタンニンという化合物を使って革に風合いを与えていきます。
・
染料を独自に配合して色を作り染色します。
私たちは、製品を通して山の豊かな資源を
もっと身近に感じて欲しい。
そしてこの取り組みが、皆さんにとって
「獣害問題」に触れるきっかけになればと考えています。
山とわたしたちを繋ぐ、めぐるしかの革小物は
シンプルなデザインで、シーンを問わず活躍します。
山にも、街にも、どこへでもお供します。
日本の豊かな自然を守るため、
これからも末永くよろしくお願いいたします。
鹿革は油分を豊富に含む素材ですので、オイルケアは基本的に不要です(長期保管時を除く)。
汚れなどが付着した状態は劣化の原因となるので、定期的(月に一回程度)にブラッシングでお手入れをしてください。
多少水に濡れても革質に影響はありませんが、色ムラが発生する場合があります。ひどく水に濡れた際には、柔らかい布で軽く叩くように水気を取り、直射日光を避けて風通しの良い場所で乾かしてください。
長期間保管をする際は、ブラッシングとオイルケアを行い、通気性の良い不織布等で包み、湿気を避けて保管してください。
※「鹿革スマホポーチ」は、革質が異なりますのでオイルケアは不要です。