心地よいサードプレイスを求めて 気になる道具とソロキャンプへ

かつては、キャンプに行くなら気合い満々。クルマ満載のギアを持ち込んで、手の込んだ料理なんかもしてました。でも最近ではキャンプスタイルも変化してきました。仕事場でもない、自宅でもない、ゆっくりと1人になれるサードプレイスとしてのキャンプを楽しむようになってきています。そうなると段々とギアも減ってくると同時に厳選されていくもの。自然と今回のようなミニマルな状態に落ち着くものです。もちろん、ひとつひとつには選んだ理由がしっかりとあります。そんな道具たちを紹介しつつ、ライター櫻井が、きままなソロキャンプを楽しんできた様子をお伝えしたいと思います。
(文:櫻井 卓)

心地よいサードプレイスを求めて 気になる道具とソロキャンプへ

着いたらサクッと寝床確保
テントは設営ラクなのが好み

キャンプ場についたら何はともあれ寝床の確保。今回持ってきたテントは「muraco/ブラックビーク2P」。リラックスしたい空間に派手な色味は必要なし。できるだけモノトーンで揃えて落ち着ける空間を作りたかったので、ブラックカラーを選びました。今回のキャンプ場はウッドデッキの上にテントを張ることになるので、自立式をチョイス。岩がゴロゴロしているような河原などでも立てやすいですし、1人でも簡単に立ち上げられる設営のラクさが、ソロキャンプに向いています。

心地よいサードプレイスを求めて 気になる道具とソロキャンプへ
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次は「AS2OV/グラウンドシート」を敷き、ツールを入れた「AS2OV/コンテナボックス」や、食材を入れたクーラーバッグなどを置きます。防水素材のグラウンドシートはキャンプでの必需品。ギアなどの汚れを防止する他にも、急な雨が降ってきた場合にはザッと被せてしのげますし、帰りはクルマのトランクに敷けば、汚れたキャンプギアもぼんぼん放り込めます。このシートは適度なクッションが効いているのも特徴で、柔らかい芝生のキャンプ地などであれば昼寝シートとしても活躍してくれます。

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「AS2OV/コンテナボックス」は、マジックテープで仕切りを自由に変えられるので、自分のギアがジャストフィットするよう設定。仕切りにはクッション材も入っているので、金物や食器系を入れても安心。キャンプの時だけでなく、カメラバッグ的使い方もできます。サイズもいくつかあるので、収納するものに合わせて揃えるのも良いと思いますよ。「AS2OV/エコバッグ」には、今日の食材を入れてあります。内側は保冷シート付きなので、クーラーボックスほどではありませんが、保冷力もあります。今回は特に痛みやすい食材はもってきていないので、こちらに食材を。中身をすっかり食べ終えたら、帰りは汚れた衣服をいれたり、ゴミ袋を入れたりとなにかと重宝しますよ。

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小物系は「minimalworks/インディアンハンガー」に片っ端から吊り下げていきます。元来片付けが苦手な人間です。小さな頃から通信簿には「整理整頓を心がけましょう」と書かれていたクチです。そういう人はこの吊り下げ収納をオススメします。なにがあるか一目瞭然なので「あれ? あいつどこいった?」状態を回避できますし、椅子のそばに置いておけば、使いたいときにサッと手に取れます。省スペースにも繋がりますしね。

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ソロキャンプなのでテーブル周りはミニマルに。「minimalworks/モカシェルフミニ」は、高さが絶妙なのでソロのテーブルとして優秀ですし、テント内に置いて、小物類をまとめておくのにも便利。ソロキャンプなので、火器はシングルバーナーで十分、ということで「EVERNEW/チタニウムソリッドテーブル」をチョイスしました。チタン製の超軽量テーブルで、折り畳めばノートサイズになるので、ソロキャンプ以外でも登山時のテーブルとしてもかなり重宝します。

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さて、ひととおりサイトが出来上がってきたので、ここらで焚き火用の薪を割ることにします。大きな斧なんて必要ありません。ナイフを薪に当てて、先端部分を他の薪で叩いて行く。バトニングというやりかたなんですが、慣れてしまえばサクサク割れますよ。ナイフやグローブ、着火剤など焚き火周りのギアは「ASO2V/エプロン」に入れて、身につけておくと、これまた「どこいった?」状態を回避できます(整理整頓出来なすぎ?)し、焚き火の時の火の粉から服を守ってくれます。焚き火の時は、燃えにくいコットンなどで揃えるのが基本ですが、エプロンでガードすることで化繊系ウェアでも問題なし。暑い時期のキャンプで、コットンの長袖長ズボンは結構ストレス。このエプロンは長さを膝下まで伸ばせるので、ショートパンツ派の人にもオススメです。

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ソロキャンプは照明抑えて
静かなまったり時間を

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日も良い感じに傾いてきて、だいぶ涼しい風が吹くようになってきました。そろそろ焚き火の準備に行きたい所ですが、その前に「SOTO/虫の寄りにくいランタン」を灯します。このランタンはホヤ部分に工夫があって、虫が感じにくいオレンジ色発光ができます。要は、白や黄色発光の普通のランタンよりも虫に気付かれにくい。さらに蚊トリフレクターには、市販の蚊取りマットを装着可能。ダブルで虫対策をできるスグレモノなんです。
テーブル周りを照らすランタンとして今回選んだのは「SOTO/ひのと」。ガス式でありながら、まるでロウソクのように揺らめく優しい光が特徴です。夜の暗さを楽しむのもキャンプの醍醐味。灯りは最小限で良いんです。

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待ちに待った焚き火タイム
眺めるだけでリラックス

さて、個人的にメインディッシュな焚き火の時間が到来です。もはや焚き火をするためにキャンプをしていると言っても過言ではないくらいの焚き火好き。まずは地面の保護のために「muraco/アンチスパークラグ」を敷きます。優れた対炎性と耐熱性を備えた特殊繊維で、もともとは溶接作業時に使われるシートを転用したものだとか。金属加工業をルーツにもつ「muraco」らしいプロダクトです。

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今回持ってきた焚き火台は「muraco/サテライトファイヤーベース」。収納サイズは直径わずか7cmなので、バックパッキングキャンプにも持って行ける携行性を備えつつ、大きな薪をボンボン放り込んでもビクともしない頑丈さを併せ持っています。セッティングもあっという間で、片付けも簡単。個人的には軽量系焚き火台の決定版だと思っています。

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その上に「muraco/グリルメッシュ」を設置したらウィンナーを焼きまくり。今回のソロキャンプでは、ゆっくりするのが目的なので、準備や片付けが面倒な凝った料理は作りません。お酒のツマミになるようなものを、次々と焼くだけ簡単クッキングです。

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焚き火を眺めながら「YAMAP×KINTO/マグカップ」に氷を入れ、ウィスキーを注ぎます。ステンレス二重構造なので保冷力が高く、氷が長持ちするので、氷が貴重なキャンプシーンにピッタリです。飲み口も滑らかなのでついついお酒も進みます。

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自由を満喫したいなら
ソロキャンプに限る

好きなときに食べて、好きなときに燃やして、好きなときに寝る。ソロキャンプの最大の魅力は、その自由さだと思います。人や物に囲まれ、時間にも追われ。そういったものに自分を合わせていかなければいけない、縛りの多い日常からの逃避。僕にとってキャンプは、レジャーというよりはそういう要素が強いんです。だから贅沢な料理もいらないし、過剰に便利なギアも必要ない。え? お前普通の人より縛りが少ないフリーランスだろって? 何気に僕は人よりそういうのに敏感なんですよ。

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喜多川キャンピングベース

今回撮影でお邪魔したのは「喜多川キャンピングベース」。
全サイトウッドデッキ設置でテントの撤収もラクラク。ウッドデッキには地元の木材「西川材」を使用しています。テントサウナ、ホットタブ体験など、他にはないサービスも。都心からのアクセスも良好です。
http://www.kitagawa-cb.jp/

櫻井 卓(さくらい たかし)

櫻井 卓(さくらい たかし)

1977年生まれ。「TRANSIT」「Coyote」などの旅雑誌の他、登山雑誌「PEAKS」やアウトドア誌「Be-pal」、ファッションカルチャー誌「Houyhnhnm Unplugged」など多数のジャンルで執筆中。趣味は海外のトレイルを歩くことで、好きなエリアはカリフォルニアのヨセミテ北部。

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