念願のテント泊デビューをYAMAP STOREがバックアップ。道具からハウツーまで必見です

「いつかは日帰り登山や小屋泊から、テント泊へ」。そう思っている方は少なくないはず。でも「どんな道具を揃えたらいいのだろう」「快適に寝られるだろうか」「設営や撤収が心配」という声もちらほら。そこでYAMAP STOREでは実際にテント泊を行い、目利きした山道具を中心にご紹介。テント泊での1日の過ごし方と合わせて、「どのように道具を使うのか」「どんなシーンがあるのか」といったこれからテント泊をしてみたい!という方のためのギモンにお答えします!

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今回テント泊をするのは、八ヶ岳の「赤岳鉱泉」。硫黄岳や横岳、赤岳など主に南八ヶ岳の山々を登る登山者を迎えてくれる山小屋で、もちろんテント場も完備。登山口(美濃戸口)から2時間ほどでテント場にアクセスできることもあり、「重い荷物を長時間背負うのは不安」という方にもオススメ。新緑がそこかしこに芽吹く気持ちのよい春の日に、テント泊装備一式を背負い、赤岳鉱泉へと向かいました。

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美濃戸口から北沢を進み、川沿いを歩いていくと赤岳鉱泉に到着。テントを張る前に申込書を記入し、料金を支払います。週末など混雑するときは、場所取りもかねて先にテントを張りたいかもしれませんが、基本的には先に受付をしましょう。テントを張ることのできるスペースや注意事項も教えてくれます。
(4月23日現在、登山道にはまだ残雪があり、一部注意が必要な箇所もありましたがチェーンスパイクがあればOK)

テントを張って、のんびり過ごす午後

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テント場に着いたら、早速テントを設営しましょう。ちなみにテント場の到着時間ですが、おおよそ15時までが目安。あまり遅くなってしまうと設営しているうちに日暮れになってしまったり、そもそも到着できずに夜になってしまうリスクも。余裕を持って行動するのも楽しいテント泊の秘訣です。

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今回の山行でセレクトしたテントは「finetrack / カミナドーム1」。ダブルウォールかつ自立式と呼ばれる、山岳テントのスタンダードとも言えるモデル。日本の山を知り尽くしたfinetrackが力を入れて開発しているテントなだけあり、低山からアルプスまで対応してくれます。

独自開発の軽量かつ環境対応力のある素材を採用し、優れた強度と耐久性、1280gと軽量でありながらも広く快適な居住空間を兼ね備えるなど、まさに「ストレスフリー」。finetrackが「日本の山岳環境で思う存分に使い倒せるテントが欲しい」という声に応えた山岳テントです。

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テントの設営ですが、まずはテントポールを繋ぎ、インナースリーブに通してインナーを組み上げます。ポールを差し込めば自立するので、四隅をペグダウンしてレインフライをかけて、ガイライン(テントを安定させる細いコード)を張れば完成です。オーソドックスなスタイルの設営方法ですが、できれば公園などで事前に練習しておくのがオススメ。晴れで無風なら大丈夫かもしれませんが、テント場の天気がいいとも限りません。雨の中で設営することも想定して練習しておきましょう。

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テント場は風を受けにくい場所にありますが、四隅のペグダウンはしっかりと。あわせてガイラインもしっかり固定すれば完成です。赤岳鉱泉のテント場は樹林帯なので「木々に守られている」感覚がありますが、テント場によっては稜線など風がダイレクトに当たる場所も。そんな過酷なシチュエーションにも対応できる信頼性がこのモデルの大きな魅力です。

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テントを設営したら「フリータイム」。デイハイクにはないのんびりした時間が待っています。これもテント泊の醍醐味のひとつ。時間の経過による山の姿の移り変わりを眺めたり、身の回りの自然に目を向けてみるのもいいもの。

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そんなのんびり時間のお供には、やっぱりコーヒー。せっかくならインスタントコーヒーよりも、山にあわせてブレンドしたYAMAP STOREオリジナルの「山で飲みたいコーヒー」がベスト。自然のなかで味わう一杯は格別です。

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そして、太陽があるうちにLEDソーラーランタン「CARRY THE SUN(キャリー・ザ・サン)/YAMAP限定ウォームライト ミディアム」の充電も忘れずに。山行中にバックパックにくくりつけておけばOKですが、暗くなったときにすぐに点灯できるように用意しておきましょう。

「テント泊で楽しむ山ごはん」

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YAMAP STOREでも度々紹介している「山ごはん」。テント泊ならじっくり調理をする時間もありますし、なにより仲間と一緒に食べる喜びは何にも変え難いもの。「山ごはんを楽しみに山に登る」という方も少なくありません。

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1日歩いてお腹が空いたらサクッと作れる「野菜ラーメン」がオススメ。通常であれば、野菜をフライパンで炒めて、別の鍋でラーメンを煮て…というプロセスになりますが、山ではいかにシンプルに調理ができるかがポイント。クッカーひとつで完成させましょう。

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クッカーでカット野菜を炒めて、そのまま水を注いで沸騰させます。煮たったらインスタント麺を投入し、3分煮込んで味つけをして完成。インスタントラーメンだけだと物足りないですし、何より栄養も心配。野菜などの具をプラスすることでワンランク上のメニューになりますよ。

オススメのクッカーは「SOTO(ソト) / ナビゲータークックシステム」。1.8Lと1.3Lの2サイズのクッカーがセットになり、ソロはもちろんグループでの調理もカバー。ハンドルや保温スリーブなど充実のオプションも魅力です。バーナーは「SOTO / フュージョントレック」を。分離型なので大鍋を乗せてもしっかり安定するスグレモノ。風にも強く、安心して使えます。

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フリーズドライ食品で効率的に済ますのも便利。しかしいろいろな食材を持ち寄って振る舞うのも楽しいもの。ちなみにお酒や飲み物は山小屋で購入すればOK。そのぶん食材をたくさん持ってくるのが美味しい山ごはんの秘訣です。

静かに暮れていく山を眺めながら

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太陽が山の影に隠れ、あたりはオレンジに染まります。デイハイクではもう下山している時間。この景色を眺められるのもテント泊ならでは。しかし、太陽が陰ると同時に一気に冷え込んでいきます。そこで大切なのが防寒着。ダウンジャケットやフリースを羽織って暖かく過ごしましょう。

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「patagonia(パタゴニア) / ダウンセーターフーディ」は、800フィルパワーの高品質ダウンを使用したインサレーションジャケット。収納時はコンパクトになり、着るときは大きく膨らんで高い保温性を発揮してくれる保温着です。夏になってもアルプスなどの高山では朝晩は冷え込みます。暖かいダウンジャケットは通年の必携品です。

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夕焼けを眺めながら過ごす時間。毎日繰り返される自然の営みを五感で味わえるのもテント泊だからこそ。美しいグラデーションの空、木々の香り、野鳥のさえずり。今まで気づかなかった山の魅力がそこかしこにちりばめられているのを感じます。

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冷え込むと同時に気になるのが、テントの結露。テントの中は体温や呼吸で暖かいのですが、外が冷え込むとテントの内側に結露が起きてしまいます。冷たいコップに水滴が着くのと同じ現象です。「finetrack(ファイントラック) / カミナドーム1」はその結露を軽減してくれる「ダブルウォールタイプ」仕様。

インナーとレインフライの間に空間を設けることで空気の層ができ、温度変化が直接伝わらないんです。その効果を得るためにも、レインフライをしっかりペグで固定してピンと張りましょう。正しくテントを張ることも、快適性を高める秘訣です。

暖かく、快適に就寝するために

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テントでの就寝は、「寒くない?」「快適に寝られる?」と不安になることもあるはず。ここでご紹介するのは主にシュラフを中心にした寝るための道具。就寝時に体を温めてくれるシュラフ、結露や濡れからシュラフを守るシュラフカバー、地面の凸凹を緩和し冷え込みを抑えるマット。これが基本のセット。テントと同じくデイハイクにはない装備なのですが、安眠を支える大切なアイテムです。

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と、その前に昼間充電しておいた「CARRY THE SUN(キャリー・ザ・サン)/YAMAP限定ウォームライト ミディアム」を点灯させましょう。テントのなかに吊るしたり、テーブルの上に置いたりしてもOK。明るさを段階的に調整できるので、距離や広さに合わせてお好みの明かりを得られます。

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肝心のシュラフですが、信頼の国産ブランド「NANGA(ナンガ) / UDD バッグ 300 HD」をセレクト。マミー型と呼ばれる一般的なシュラフとは一味異なるキルト型というモデル。上半身はダウンジャケットを着用することでカバーし、胸から下をしっかり保温してくれます。フィルパワーは770あり、コンパクトながら保温力もバッチリ。

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シュラフの保温性を高め、結露を軽減してくれるのがシュラフカバー。「muraco(ムラコ) タイベック スリーピングバッグプロテクター」は軽量なタイベック素材でできており、サッとシュラフに被せるだけで大きな快適性を得られるというテント泊の必須アイテム。防水性があるので雨の日でも安心です。

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就寝時はもちろんですが、日が暮れたあとの防寒としてもシュラフは活躍します。シュラフに半分体を入れてそのまま談笑。ちょっとしたアイデアで快適なテント場での時間が手に入りますよ。

テント場で迎える朝、そして下山へ

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日の出前にテントを抜け出して山を登るもよし、目覚ましをつけずに起きるもよし。テントの朝はひとそれぞれ。夜の冷え込みは朝日とともにゆるみ、ポカポカ陽気に包まれる時間。のんびり朝ごはんをいただきました。

あ

太陽があるうちにシュラフを乾かしましょう。テントの上にかけておけば、寝ている間にかいた汗、結露がすっかりドライになりますよ。風に飛ばされないように要注意。

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朝ごはんはフリーズドライのアルファ米にコンビニのちょっと贅沢カレーを。レトルトタイプは湯煎するのが一般的ですが、クッカーに空けて熱すればOKなんです。お湯を沸かしてアルファ米へ、空いたクッカーでカレーを温めれば、クッカーひとつで完結します。

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山では通常以上にエネルギーを消費するので、ちょっとガッツリ目がちょうどいいですよ。もちろんパンやスープでほっこりするのもオススメです。

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あっという間にテント泊の時間は終わり。荷物をバックパックに詰め込んでテントを空にしたら
組み立てた逆の手順で片付けましょう。テント内に入った砂などは逆さまに持ち上げて入口から出しておきましょう。底は結露で濡れていたら拭くか傾けて乾かせばOKです。泥や土で汚れていたら自宅に帰ってから水洗いしてしっかり乾かしてから保管しましょう。汚れや水分はテントを劣化させてしまうので要注意。

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今回テント泊をした赤岳鉱泉は、登山口から2時間ほどでアクセスできるのがポイント。まずは「テントを張って、寝てみる」ところからスタートしてみましょう。慣れてきたらアルプスをはじめ、いろいろな山へと行動範囲を広げていけばいいんです。

テント泊ができることで、デイハイクや小屋泊とは違った山の楽しみ方ができるようになります。そしてその先には、テント泊でしか登ることのできない山や縦走といった大きな広がりが待っています。

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