テント、焚き火台から調理器具まで。後悔しないソロキャンプの道具選び

ソロキャンプの魅力とは?

静まりかえった森に響く焚き火の音。ゆっくりと流れるひとりの時間。空には満天の星空。日常の雑踏から遠く離れ、自然の中で過ごす「ソロキャンプ」に今、多くの人が魅了されています。
友人や家族といくグループキャンプも楽しいのですが、「ソロキャンプ」には特有の楽しさがあります。その魅力は何といっても、全ては自分次第ということ。自分のセンスを追求して揃えた道具に、自分の好きな料理、そして、ゆっくりと自分のペースで楽しむ焚き火は、何事にも変えがたい極上の時間です。
とはいえ「ソロキャンプを始めたいけど、何から手をつければいいのか、どういった道具が必要なのか…」と踏み出せない方も多いのではないでしょうか? そこで今回は「ソロキャンプの始め方」そして「必要な道具」についてご紹介していきます。

キャンプ場選びのポイント

最初に説明するのはソロキャンプをする場所、すなわち「キャンプ場」の選び方について。キャンプサイトの種類について見ていきましょう。

テント、焚き火台から調理器具まで。後悔しないソロキャンプの道具選び

サイトの種類

まずは、サイトの種類から。キャンプ場には、大きく分けて「フリーサイト」と「区画サイト」の2種類があります。

フリーサイト
区画が分けられていないサイト。大きな草原や森の中で好きな場所を選び、テントを設営できます。当日キャンプ場にチェックインして、歩きながら自分好みの場所を見つけられるのが特徴です。一方で、整備が行き届いていない場所も多く、地面が傾斜していたり、水はけが悪い場合もあるため、テントを設営する場所を入念にチェックする必要があります。

区画サイト
区画がきちんと分けられているサイト。フリーサイトに比べて、地面が整えられていたり、テントを貼る場所にウッドデッキが作られていたりと、整備されていることが多いのが特徴です。予約時に場所が決まるため、チェックイン時間を過ぎても場所が確保されているのも安心ポイント。ただし、区画サイトのサイズによっては、大きいテントが貼れない場合もあるため、自分のテント+タープの大きさを踏まえてサイズを確認する必要があります。一般的にフリーサイトよりも使用料が高額です。

その他の種類

上記の「フリーサイト」「区画サイト」の他に、キャンプサイトには下記のような種類が存在します。

オートサイト
車をキャンプサイトに駐車することができます。荷物の持ち運びが楽で、急な雨や雷などの場合にも車に避難できるのが長所。一方で、テントのすぐそばまで車が入ってくるので、騒がしいことも。

電源サイト
キャンプサイトに電源が備え付けてあるもの。特に真冬の暖房器具の利用などに便利です。

直火OK
一般的なキャンプ場は、地面を痛めないために焚き火台の使用が義務付けられていますが、地面で直接火を焚く「直火」OKなキャンプ場が稀にあります。周辺の石などを利用した野趣溢れるかまどで、焚き火や料理を楽しむことができるのが特徴です。

薪が拾い放題
森の中に落ちている木を拾って薪にしてもOKというキャンプ場なら、薪の量を気にせず、たっぷりと焚き火を楽しむことができます。受付で確認してみるとよいでしょう。ただし、拾った薪は長さや太さが様々。このような場合、ノコギリや薪割り用のナタ・ナイフが必須です。また、薪が湿っていることもあるため、乾燥した薪を見極める力も必要です。

ペットOK
ソロキャンプを犬と一緒に…と考える愛犬家の方も多いと思いますが、キャンプ場によってはペットNGな場合も。ペット同伴の場合はドックラン付きサイトの予約が必要なケースもあります。

林間サイト
木立にハンモックを張りたい人にとっては必須の条件。テレビなどではハンモックを利用しているシーンを頻繁に見かけますが、実はハンモックが張れるほどの木立があるキャンプ場はあまり多くありません。予約の際にあらかじめ木立の有無、そしてハンモックの設置が可能かを確認しておきましょう。

テント、焚き火台から調理器具まで。後悔しないソロキャンプの道具選び

ここに挙げた以外にも、地面の状態(土・砂・草など)や入浴設備の有無、炊事設備の有無なども快適にソロキャンプを楽しむために確認しておきたいところ。また、チェックインとチェックアウトの時間も確認しておくべきポイントです。

例えば夏場のソロキャンプなら

上記を踏まえ、キャンプ場を選んでいきましょう。例えば、

夏場/ソロキャンプ/愛犬と一緒に楽しみたい/薪は現地調達したい/眠る前には汗を流したい

という要望ならば、それほど広いサイトを必要とせず、また荷物も軽いため、駐車場からキャンプサイトまでの搬入もそれほど苦にならないでしょう。であれば「フリーサイト×ペットOK×薪無料×入浴設備あり」のキャンプ場を探すといった具合です。
さらに雄大な山に囲まれた高原や美しい川沿い、波の音が心を癒してくれる砂浜のキャンプ場などのロケーションも重要。各キャンプ場のWebサイトを確認すれば、詳しい情報が説明されています。自分の好みにあったキャンプ場を探してみてください。なお、キャンプ場の多くはあらかじめ予約が必要です。日程が決まったら、早めに予約をするようにしましょう。

失敗しない道具選びのコツ

テント、焚き火台から調理器具まで。後悔しないソロキャンプの道具選び

次に説明するのは、必要な道具について。ソロキャンプの道具は、形も価格も非常に多様で迷ってしまうと思いますが、実はここに大きな落とし穴があるのです。何も知らずに道具を揃えてしまうと、ゆくゆく後悔してしまうことも。まずは、道具選び全般で注意すべきポイントを3つ、ご紹介します。

POINT 1 : 価格の違いは重さと収納性に直結!

キャンプ道具を選ぶ際、同じような道具なのに価格に大きな差があることはありませんか? こういった場合、実は同じように見えても重さや収納性に違いがある場合も。
価格を優先した結果、重いものや収納しにくいものを購入してしまうと、移動や保管の際に後悔することになります。道具選びを間違えると、キャンプ道具全体でサイズや重量が2倍以上になってしまうこともあるのです。
価格や設営した時のイメージだけで選ぶのではなく、移動や保管も充分に考慮して道具を選ぶようにしましょう。

POINT 2 : 冬のキャンプも楽しみたいのなら、4シーズン用の装備が必要

ソロキャンプを始めてみようかなと思う人が多いのは主に春〜秋。そのため、装備も3シーズン用で揃える方が多いのですが、中には「冬のソロキャンプも楽しみたい」という方も。そういった場合は、年間を通して使える4シーズン用のテントを購入する必要があります。
一般的なテントの多くは3シーズン用。通気性・透湿性に優れ、暑い時期でも快適に過ごせる様に工夫されていますが、冬場に使用すると極寒です。一方で冬場に使用可能なモデルは、気密性を重視しており、保温性に優れているのが特徴です。
3シーズン用の「レインフライ」とは別売りで、冬場に使える「スノーフライ」を販売しているタイプもあり、使い分けによって年間使用が可能となっていますので、冬にもキャンプしたいという場合は購入を検討しても良いでしょう。

テント、焚き火台から調理器具まで。後悔しないソロキャンプの道具選び写真はfinetrackカミナドーム2とそのオプション品。手前が3シーズン用のレインフライを装着した本体。左奥は、スノーフライ、右奥はウインターライナー(内張り)。スノーフライとウインターライナーを利用することで、室内の保温力が格段に上昇する

また、テントに加え、シュラフやマットなどは、季節に応じて使い分ける必要があります。こちらは冬キャンプに挑戦する際に改めて購入することをオススメします。

POINT 3 : 最初は必要最低限の道具を揃えて、自分のスタイルに応じて集めていくのがセオリー
そして、3つ目の注意点は、最初から道具を揃えすぎないこと。好みのキャンプサイトや季節、そしてスタイルなど、キャンプの様式は人それぞれ。しばらく経験をして、始めて自分に必要な道具が見えてくるのです。そのため、最初に揃えるのは必要最低限に留めておきましょう。回を重ねるにつれ、本当に必要なものが見えてきます。

カテゴリー別「ソロキャンプに必要な道具」一覧

それでは、ソロキャンプを始めるためにはどういう装備が必要なのか? ここからは、「テント周り」「焚き火・照明」「食事・調理」の3つのカテゴリーに分けて、必要な道具をご紹介していきます。ただし、あくまで夏場の基本的なものになるため、経験を重ねて自分なりの道具を揃えていくと良いでしょう。

テント周り編

まずご紹介するのはテント周りのアイテム。テント本体やマット類・シュラフなど、ソロキャンプの生活基盤になる重要なアイテムです。快適性に直結するため、妥協せずに選びましょう。

テント
ソロキャンプ用には様々な形状のテントが販売されていますが、初心者の方には、丈夫で設営が簡単、快適性にも優れたドームタイムのダブルウォールがオススメ。特に登山用テントならば、軽量・コンパクトなものが多いので、ストレスなく使うことができるでしょう。

フットプリント
テントと地面の間に敷くシートです。地面の凹凸や石などのダメージからテントを守ってくれ、地面からの湿気も防いでくれます。

タープ
テントの周囲にリビングのような日陰のスペースを作ってくれるのがタープ。必須ではありませんが、特に日差しが強い夏場、快適に過ごすためにも揃えておきたいアイテムです。

シュラフ
シュラフの主だった形状には、封筒型とマミー型があります。封筒型はゆとりのある長方形、マミー型はみのむしのような形状で、封筒型に比べて保温に優れているのが特徴です。
素材には化繊とダウンの2種類がありますが、ダウンの方が保温性に優れ、軽量コンパクト。荷物をコンパクトに抑えたいのであれば、マミータイプのダウンを選ぶと良いでしょう。

マット
就寝時にシュラフの下に敷く、快適な睡眠に欠かすことのできないアイテム。銀色のシートが貼られた薄いマット(1cm未満のもの)も安価で販売されていますが、マット次第でキャンプの快適性は大きく向上します。ウレタンマットやインフレーターマット、エアーマットなど、品質の良いものを選びましょう。

チェア
食事やゆっくりとくつろぐ際などに必須。形状や価格帯も幅広く、安いものだと1,000円程度から購入できます。ただし、収納性に劣るものも多く、座り心地と合わせ十分な検討が必要。

※キャンプサイトの地面の硬さによっては、ペグを打ち込むためのペグハンマーが必要です。

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テント:タフさと軽さと快適のすべてを追求したメイドインジャパンのベーシックテント

finetrack(ファイントラック )/カミナドーム2

テント、焚き火台から調理器具まで。後悔しないソロキャンプの道具選び
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国内アウトドアブランド「finetrack」が優れた繊維技術を注ぎ込んで作り上げた最高傑作のテント。一般的に軽量なテントは耐久性が強くないものも多いのですが、このモデルはテンションがかかるポイントを超高強力ポリエチレンテープで補強しているため、強度が大きく向上しています。
インナー・フライ・ポール・ガイライン・ペグ・収納袋を含めても1,460gと軽量コンパクトで、持ち運びや収納にも便利。また、スノーフライが別売で用意されているため、オプションとして買い揃えれば1年間にわたって活用できる点も魅力です。年間を通してヘビーユースできるため、春〜秋のみならず、冬のソロキャンプの力強い相棒になってくれるでしょう。2人まで収容できますが、道具の収納なども考えると、1人で広く使うことをオススメします。

フットプリント:テントをより快適に!カミナドームと合わせて揃えたい便利アイテム

finetrack(ファイントラック )/フットプリント/カミナドーム2用

finetrack(ファイントラック )/フットプリント/カミナドーム2用

前出の「カミナドーム2」用のフットプリント。地面とテントの間に敷くことで、石や地面のでこぼこなどによってテントの底が傷付くのを防いでくれます。さらに、雨が降った際のテントの底からの浸水や地面から上がってくる湿気も「フットプリント」がシャットダウンしてくれるため、快適性も大幅に向上します。

タープ:忍者のごとく変幻自在に形を変える、圧倒的な張りやすさのマルチタープ

PAAGOWORKS(パーゴワークス)/ニンジャタープ

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日差しや雨を避ける屋根の役割を果たすタープは、食事やくつろぎの時間を快適にしてくれる定番アイテム。「ニンジャタープ」は、新しい発想のソロ用ミニタープ。軽量コンパクトで、30以上もの張り方ができる個性派です。
21カ所のジョイントポイントを駆使して、多様な形状にアレンジできるため、他の人とはちょっと違う、オリジナリティあふれるテントサイトを作りたいというこだわりがある方にこそオススメしたい名品です。

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なお、9月上旬には、ニンジャタープにYAMAP限定カラーモデルが登場予定!通常のニンジャタープの生地は30D(デニール)のシルナイロンですが、限定カラーモデルでは、40Dのシルナイロン生地を使い、強度もアップしています。色はカミナドームとの相性も良いオレンジ。数量限定ですので、気になる方はぜひ下記よりご予約ください!
※こちらの商品の販売は終了いたしました

シュラフ:高品質ダウンの保温性と適正なマテリアル選びで最強のコスパを実現

NANGA(ナンガ)/オーロラライト 350 DX

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3シーズンの低山や高原に最適なダウンシュラフ(快適使用温度:5度 下限温度:0度)。アルプスなら夏、低山であれば3シーズンで快適に眠ることができます。優れた技術によって洗浄されるため、品質の悪いダウン特有の独特な臭いやよごれがほとんどないこともポイント。また、13cm×25cmとコンパクトにパッキングできるのも、ダウンならではの特徴です。
加えてNANGAの大きな魅力といえば、ダウンシュラフ修理の永久保証。もし、破れや焚き火による穴あき、水濡れなどが発生しても安心なので、アウトドアを思いっきり楽しむことができます。
※破損内容によっては修理が有償になる場合や対応が不可能な場合もあります。詳細は公式Webサイトでご確認ください。

焚き火・照明編

続いては「焚き火・照明」のアイテム。焚き火と照明の準備をきちんと揃えておくことで、日没後も、心穏やかにソロキャンプを楽しむことができます。焚き火台やランタンなどは収納しにくくかさばるものも多いため、収納時の大きさも考慮して慎重に選びたいところです。

焚き火台
キャンプの醍醐味といえば、やはり焚き火。キャンプ愛好家の中には「焚き火のためにキャンプをやっているようなもの」という方も多くいます。ぜひとも最初から揃えたいところです。様々な形状があるので、収納した時のサイズ感まで含めて検討しましょう。

ランタン
テントサイト全体を明るく照らすために必要です。ホワイトガソリンや灯油、ガスを燃料にするものもありますが、最初のうちは、電池(バッテリー式)が扱いやすいでしょう。

ヘッドライト
夜間の調理や移動時などに使用します。軽量コンパクトながら、手元をきちんと照らせる光量のものがオススメです。

耐熱性の革手袋
最初に揃えるアイテムとして、見落とされがちなのが耐熱性の革手袋。焚き火の管理はもとより、薪を触る際の怪我防止などにも役立ちます。


焚き火に使用。着火しやすく柔らかい針葉樹と、着火しにくいものの、燃え出すと長持ちする硬い広葉樹の2種類があります。初心者のうちは着火、薪割りともに簡単な針葉樹がオススメです。
※その他、必要に応じて火箸や炭などを揃えましょう。

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焚き火台:軽量コンパクトなのに抜群の安定感。新発想の焚き火台

muraco(ムラコ)/サテライト ファイヤーベース

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多種多様な形状がある焚き火台の中でも、その収納性とデザインで注目を集めるmuracoの「サテライトファイヤーベース」。薪を乗せる火床は、1辺39cmの正方形でグループキャンプにも充分なサイズ。耐火性のステンレスマイクロメッシュででできており、クルクルと折り畳めるため、携帯性・収納性にも優れています。折り畳んだ際のサイズは直径7cm、長さ41cmと非常にコンパクト! 重さも1790gと軽量なため、車を使わないキャンプでも持ち運びが可能です。

ランタン:コンパクトに持ち運べるソーラーランタン

CARRY THE SUN(キャリー・ザ・サン)/YAMAP限定ウォームライト ミディアム

テント、焚き火台から調理器具まで。後悔しないソロキャンプの道具選び
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収納性と機能性を備えつつも、おしゃれなデザイン。ソロキャンプにぴったりなランタンが「キャリー・ザ・サン」です。ソーラーで充電するタイプで、紙風船のように折りたたみが可能。昼間に太陽光で充電すれば最長で72時間も点灯してくれるスグレモノなので、食事や休息の際に、ここちよくテントサイトを照らしてくれます。

ヘッドライト:抜群の信頼感!日本発の超軽量ヘッドライト

milestone(マイルストーン)/MS-G2 USBマルチファンクション

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重量28gながら、約400ルーメンもの光量が得られる超軽量のヘッドライト。クリップタイプなので、付属のヘッドバンドで頭に装着するのはもちろん(ヘッドバンド装着時重量:46g)、ウエアや帽子に取り付けられ、様々な使い方が可能です。
軽量なヘッドライトは各社から発売されていますが光量が少ないものも多く、軽量で明るいタイプはそれほど多くありません。USB充電式なので、コスパが良い点もポイントです。

食事・調理編

最後にご紹介するのは「食事・調理」に関するアイテム。手の込んだ料理を作るもよし、インスタント食品を取り入れて、お手軽に済ますもよし。自分の好きなメニューを気兼ねなく味わえるのもソロキャンプの大きな魅力です。

バーナー
「焚き火があれば不要では?」と思う方も多いのですが、焚き火では火力も安定しづらく、火をつけるのにも手間がかかります。ちょっとコーヒーを飲みたいときや朝ごはんを簡単に作りたいときなどにバーナーがあるととても便利です。

コッヘル
調理をする際に必須。少し大きめのものを購入しておけば、冬場の鍋料理などにも対応できるので、メニューのレパートリーも広がります。

テーブル
調理の際や食事の際に利用します。ひとりなので、軽量コンパクトなものを選ぶと良いでしょう。

ナイフ
調理などに使用。薪を割る際のバドニングにも使用しますが、バドニングには刃が厚く、フルタング(刃の鋼材が持ち手内部まで入り込んでおり、万が一、持ち手が壊れても刃が飛ぶことがない)仕様のものが必要です。

まな板・食器・箸等
調理と食事に使用します。

クーラーボックス
食材や飲み物を冷たく保つために使用。特に夏場のキャンプでは食中毒のリスクを避けるためにも必須です。保冷剤や氷も充分に用意しましょう。

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バーナー:「分離型」アウトドア ストーブの最新モデル

SOTO(ソト)/マイクロレギュレーターストーブ フュージョントレック

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お湯を沸かしたり、料理を作ったりと、アウトドアには欠かせないアイテムがバーナー。様々なモデルが販売されており、どれを購入すべきか迷っている方も多いと思います。「SOTO FUSION trek」は、シングルバーナーのなかでも「分離型」と呼ばれるタイプ。ガスボンベ上部にバーナーを取り付ける「一体型」と比較し、安定性に優れ、大きめのコッヘルを置いても調理しやすいのが特徴です。
火力が強く、炎が広い面積に渡るように設計されているので、料理を満遍なく加熱することが可能。幅110X奥行60X高さ100mmとコンパクトに収納できることもポイントです。

コッヘル:耐衝撃性、耐食性にも優れ、機能性も多様なクッカーセット

SOTO(ソト)/ナビゲータークックシステム

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ゆっくりと美味しいごはんを楽しむためには、コッへル類にもこだわりたいところ。SOTOの「ナビゲータークックシステム」なら、セット内容が充実しており、多様な調理が可能です。
セット内容は大小のクッカー鍋2点、樹脂でできたリッド(蓋)大小2つ、クッカー小用の断熱ディスク、クッカー小用コジー(保温ケース)、リフター(鍋つかみ)、リフターケース、クッカー大用の収納ケースの全9点。湯切りやまな板にも使える樹脂製のリッド(蓋)、鍋つかみやトングとしても活用できるリフター、低温時の保温を可能にする断熱ディスクなど、アウトドアでもスムーズに調理ができるように考え抜かれた設計になっています。

テーブル:充実したキャンプ時間を過ごすための、アウトドアテーブル

SOTO(ソト)/フィールドホッパー

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キャンプ時にあると便利なアウトドアテーブル。それほど荷物にならず軽量、かつ安心して使うことのできるものとなると、実はそんなに選択肢が多くありません。数少ない信頼できるアイテムのなかでも、ソロキャンパーに好評なのが「SOTO フィールドホッパー」です。
テーブルサイズは297×219mm(A4サイズ)で、コッヘルやバーナーなどを載せて使うにはちょうどいい大きさ。半分に折り畳むことができ、かなりコンパクトに収納できます。テーブルの耐荷重は3kgですが、実際に載せるものはバーナーやコッヘル類なので十分な強度。キャンプはもとより、登山やお花見など、幅広いシーンで活用できる優れものです。

全ては自分次第。贅沢な時間を楽しもう

ここまで、キャンプ場の選び方やソロキャンプに必要な道具を紹介してきましたが、ソロキャンプのスタイルに正解はありません。「気に入る道具がないのなら!」と自分で道具を手作りする熟練キャンパーすらいるほどです。最近のキャンプ場では、上質な道具をレンタルしてくれるところもあるので、そういったサービスも利用しながら、ゆっくりと時間をかけて自分なりのスタイルを確立していくと良いでしょう。
ソロキャンプは奥が深い遊び。きっと一生の趣味としてあなたの人生を豊かなものにしてくれるはずです。

※記事内で紹介した道具はあくまで参考です。上記以外にも食材や飲み物、着替え、タオルなどの生活必需品や、虫除け、輸送の際に利用するザックなどが必要な場合もあります。キャンプ場の状況によって判断してください。

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