秋こそキャンプのベストシーズン! 登山装備にプラスできるこだわりギアをピックアップ
キャンプといえば夏のイメージを持っている方も多いかも知れませんが、実は秋がベストシーズン。気候は過ごしやすく、気になる虫も少なく、何より紅葉を楽しめたり、秋の味覚を味わえたりと、魅力がたくさんあります。そこで、ふだんの山装備にちょっとプラスするだけで充実したキャンプを満喫できるオススメアイテムをご紹介。「キャンプと聞くと大掛かりな荷物や道具が必要だから大変そう」と敬遠していた方にも親しみやすい、YAMAP STOREが提案する秋キャンプスタイルをお届けします。
秋キャンプの醍醐味はコレ!
① 虫がいないから外でゴロゴロできる
夏に比べて蚊やアブなどの虫が少ないのも秋ならでは。カラッとした気候と相まって、過ごしやすさは別格です。
② 食欲の秋を満喫できる
キャンプ場の途中、道の駅や地元のスーパーで旬の食材をゲット。この時期の味を楽しめるのも、秋キャンプの魅力のひとつ。
③ 汗をかかないので快適
日差しが暑くて汗だく…なんて悩みは秋キャンプとは無縁。むしろ日差しがここちよく、アクティブに楽しめます。
④ しっぽり秋の夜長を過ごす
だんだんと日が短くなる季節。ランタンに灯りを灯し、家族や仲間との団欒の時間を満喫しましょう。
「食欲の秋」を満喫するためのキッチンギア
夏は暑くて遠ざかっていた焚き火も、秋になればちょうどいい暖かさ。
火を熾してじっくり焼き上げたり煮込んだりする料理に挑戦してみては?
登山好きにはあまり馴染みのない「ダッチオーブン」ですが、
キャンプシーンではひとつあるだけで料理の幅が広がるスグレモノ。
本格的な大型オーブンで丸鶏をグリルするもよし、
手軽なスキレットでアヒージョにトライするのもよし。
丸鶏もすっぽり! 大人数なら「LODGE / キャンプオーブン」
いわゆるダッチオーブンと呼ばれる鉄製鍋の代表格。そのまま焚き火にかけられる質実剛健なつくりが特徴。蓋の上には炭を置けば上からも加熱可能。チキンの皮にこんがりと焼き目を入れたり、パンやケーキづくりにも活躍します。ちなみに蓋は裏返せば鉄板にもなるんです。
アヒージョや手軽なグリルには「LODGE /
スキレット」を
スキレットとは、鋳鉄製のミニフライパン。蓄熱性があるため、食材に熱がムラなく伝わるのが特徴。じっくり焼き上げることで旨みが凝縮されます。また、スキレット自体が熱を溜め込むため冷めにくく、そのままサーブしてもアツアツがつづきます。
キャンプ場を探検してみよう
ちょっとはやめにチェックイン。軽くランチを食べたあとは、
ハイキングコースを歩いたり、キャンプ場のなかを散策してみましょう。
きのこやどんぐり、見たことのない木の実が落ちていたり大発見の連続。
こんなときはアウトドアウェアが大活躍。もちろん登山で使うウェアでOK。
近くに山があれば、翌日はそのままハイキングに行くのもアリですよ。
山岳シーンからキャンプまで「THE NORTH FACE / クライムライトジャケット
キャンプ用にウェアを揃える必要はありません。登山で使っているジャケットや防寒着でOKなんです。「THE NORTH FACE / クライムライトジャケット」は、ゴアテックスマイクログリットバッカーを採用した軽量な防水レインジャケット。キャンプでのリラックス時でも快適な着心地を実現するパターン、透湿性によるウェア内コンディションのよさは登山用モデルならでは。
適度な生地厚が心地よい「THE NORTH FACE / バーブサーマルパンツ」
秋のキャンプには、朝晩の冷え込みにも対応できる少し厚手のパンツがオススメ。「THE NORTH FACE / バーブサーマルパンツ」は裏地には起毛素材を使用して保温性バツグンでありながら、すっきりとしたテーパードシルエット。立体的なパターンとストレッチ性のある生地で動きやすさ、快適性ともに良好。キャンプでは屈むようなシーンも多く、登山用パンツの機能性を実感できるはず。
ベーシックなインナー「THE NORTH FACE
/ ロングスリーブウォームクルー」
秋キャプの快適性のカギとなるのは、肌に近いウェアであるインナー。「THE NORTH FACE / ロングスリーブウォームクルー」は、コットンに近い肌触りとストレッチ感、適度な保温力を備えた一着。そのまま山に歩いていけるほどの機能性を持ちながらも、日常のコーディネートにも合わせやすいデザインが魅力です。
羽織るだけで極上の暖かさ「NANGA / オーロラダウンジャケット」
どんなに楽しいキャンプでも、寒さに震えていたらもったいない。冷え込んできたらサッと羽織れるダウンジャケットは持っておきたいアイテムです。760フィルパワーという高い膨張率を誇る高品質ダウンを180gも封入しており、秋キャンプから冬の登山まで、幅広いアウトドアシーンを支えてくれます。
商品ページへキャンプの最大の醍醐味!「くつろぎタイム」
コーヒーを淹れてのんびり、コットに寝転がってのんびり。
空を見上げて秋の高い空を眺めながら寛ぐのはとてもいいもの。
子どもはもっと遊びたいみたいだけど、何かに追われることもなく
「何にもしない」を楽しむことこそ、秋キャンプの魅力なんです。
気兼ねなくアウトドアでのんびりすることの贅沢を感じてみませんか?
アウトドア用コーヒドリッパー「GSI / ウルトラジャバドリップ」
外で飲むコーヒーは格別。せっかくなら豆を挽いて、ドリップして味わいたいもの。「GSI / ウルトラジャバドリップ」なら、ペーパーいらずで美味しいコーヒーを淹れることができます。フィルターには3本の脚がついていて、カップにぴったり載せることができます。折り畳むとフラットになり、ペーパーレスでゴミの削減にもなる一石二鳥なアイテムです。
キャンプの大定番チェア「Helinox / タクティカル チェア」
もはや説明は不要なアイテムかもしれません。アウトドア用のチェアとして多くの人気を集めている大定番。組み立てのしやすさ、軽量性、座り心地のよさなど、欠点が見つからないほどの完成度の高さはさすがのひとこと。その秘訣は、座面が吊り下げ式になっていること。頑丈なポリエステル素材を採用しており、深く腰掛けても抜群の座り心地を体験できます。
チェアと一緒に揃えたい「Helinox / タクティカル テーブル」
もしチェアをお持ちなら、テーブルを組み合わせてみるのがオススメ。天面は57× 40cmあり、コーヒーカップや食事のお皿を置いたり、ランタンを乗せたりとそばにテーブルがあることの利便性はないのとは大違い。チェアと同じく組み立て簡単で、かつコンパクト&軽量なので持ち運びも苦になりません。
お昼寝も就寝時も活躍する「Helinox / タクティカル コット コンバーチブル」
ロースタイルのタクティカルコットです。シンプルなフレーム構造により、軽量かつシンプルでありながら優れた寝心地のよさを実現。地面から背面を上げることで冷気がダイレクトに伝わることを防いでくれる効果もあります。また、なんと耐荷重は145kg。ベンチのように並んで座ることもできるんです。
心落ち着く明かりを灯して「秋の夜長を楽しむ」
日が暮れて来たらランタンに明かりを灯しましょう。
かつてランタンと言えば石油燃料やガスのものが主流でしたが、
今はLEDを使用したエコで扱いやすいモデルがオススメ。
「BAREBONES」はLEDタイプでありながらレトロな雰囲気とフィラメント電球のような優しい明かりが魅力。
熱が出ないので子どもと一緒でも安心です。
キャンプの雰囲気を盛り上げてくれる「BAREBONES / レイルロードランタン」
扱いやすく、明るいLEDタイプのランタン。「BAREBONES / レイルロードランタン」は、戦前の北米鉄道会社で使われてきたレイルロードランタンを模したモデル。LEDとはいえ、まるで電球のような構造を採用し、レトロな雰囲気抜群。ハイモードで4時間、ローモードで100時間点灯するので長時間の使用でも電池切れの心配がありません。
クラシックな大型ランタン「BAREBONES / フォレストランタン」
こちらは「炭鉱用カンテラ」がモチーフ。バッテリーは充電式リチウム電池を使用し、優しい電球色でキャンプシーンを演出します。出力は最大200ルーメンで4時間、最小出力で80時間以上点灯。LEDタイプなので本体が熱くならず、子どもと一緒でも安心。バッテリー残量がインジケータで表示されるのも現代のモデルならでは。
どこにでもちょうどいい明かりを灯せる「BAREBONES / ビーコンライト」
小型の吊り下げタイプはひとつ持っていると便利。超高機能付きなので、外だけでなくテント内でも最適な明るさを提供してくれます。カラビナ付きなのでさまざまな場所に取り付けることが可能です。最大200時間点灯の省エネ&大容量バッテリーも魅力。
冷え込む夜に備えて暖かく
日が暮れてきたら、テントに入ってシュラフにもぐりこもう。
外は満天の星空。暗い森のなかでも明かりがあれば安心。
長い夜を楽しく過ごすためには、長寿命のLEDランタンを。
そして寒さから守ってくれる高性能シュラフもお忘れなく。
普段できない男どうしのおしゃべりを盛り上げてくれる必須アイテムです。
登山でも使えるLEDランタン「CARRY THE SUN / YAMAP限定ウォームライトミディアム」
紙風船のように膨らませて使う充電式LEDランタン。ソーラーパネルつきなので日中充電しておけば長い夜も明るさを提供してくれます。明るさは3段階で調整でき、弱で約72時間、中は約42時間、強であれば約10時間。キャンプの快適さと楽しさをワンランク上げてくれるアイテムです。
安心の保温力は山岳シュラフ「NANGA / オーロラライト 750 DX」で
秋のキャンプ。夜の冷え込みには、暖かいシュラフが必須。「NANGA / オーロラライト 750 DX」は信頼のおける山岳モデル。使用温度はマイナス8℃~マイナス16℃と本格使用。一般的なキャンプサイトでの野営であれば十分な保温力を備えています。結露や汗の影響を受けにくい高品質ダウンを採用し、快適な夜を約束してくれます。
保温性をプラスしてくれるインナー「STATIC / アドリフトライナー」
起毛素材「Octa®」をメインファブリックに採用した保温ライナー。軽量かつシンプルな封筒型で、キャンプだけでなく小屋泊登山、縦走登山で活躍します。ゆったりサイズなのでシュラフのなかでつっぱることなくリラックスできます。
結露からシュラフを守ってくれる「muraco / タイベック スリーピングバッグプロテクター」
快適な睡眠のためには、シュラフカバーがあるとベター。「muraco / タイベック スリーピングバッグプロテクター」は、デュポン社が開発した高密度ポリエチレン不織布であるタイベックを使用。もともとはアウトドア用ではなく、建築資材に使われるもの。軽量でありながら優れた防水性を備え、シュラフの濡れを未然に防いでくれます。
贅沢な朝ごはんタイム
ふだんはサッと済ませがちな朝ごはんですが、
キャンプならぜいたくに、美味しい料理を楽しみたいもの。
そこでアウトドアのシステムキッチン「WOLF AND GRIZZLY」の出番。
焚き火を熾し、カットした食材をグリルすれば最高の朝ごはんの完成です。
折り畳みタイプで持ち運びラクラク「WOLF
AND GRIZZLY / グリル M1 エディション with ファイヤーセット」
数ある焚き火台のなかでも、折り畳みタイプでコンパクトになる「WOLF AND GRIZZLY / グリル M1 エディション with ファイヤーセット」。丸められる網と折りたためる脚で構成され、組み立ても簡単なので「気軽に焚き火を楽しみたい」という方にはこれ以上ない選択肢となってくれるでしょう。網のひっかける位置により火力調節も可能。使用後のグリルを手入れするクリーニングツール付きなのも嬉しいポイントです。
グリルから汁物まで守備範囲の広い「WOLF
AND GRIZZLY / クックセット」
焚き火台とベストマッチなクックセット。湯切りのついた蓋、調理皿、まな板がセットになっており、さまざまなキャンプ料理の調理に対応します。組み合わせにより、蒸しや焼き、煮る、炒めるなど多彩な使用が可能です。付属のレールシステムを「グリルM1」と組み合わせることで、3段階の高さに調整でき、火加減の難しい料理もこなしてくれます。
まだ間に合う! 秋キャンプのベストシーズンはこれから
アルプスをはじめ、標高の高い山は秋を通り越して冬の様相。でも低山や平野部のキャンプ場であれば、12月上旬あたりまでは快適に過ごすことが可能。エリアによっては、まだまだこれから紅葉を楽しめる場所もあります。もしテントをはじめとする野営装備があるのなら、今回紹介したようなアイテムをプラスするだけで、ちょっぴり贅沢な本格キャンプが楽しめます。家族や仲間を誘って心地よい秋キャンプに出かけてみませんか?! まだまだ間に合いますよ!
掲載商品一覧
今回撮影でお邪魔したのは長野県南佐久郡にある「駒出池キャンプ場」。
日本一美しいと言われる白樺林に囲まれたロケーションの良いキャンプ場です。
キャンプ場のシンボルである駒出池は、晴れた日には青空や木々が鏡のようにうつり、その美しさは圧巻です。
https://yachiho-kogen.com/camp