とにかく快適、もう手放せないシューズ|低山ハイクにぜひ取り入れたいローカット
みなさんは近場の低山を登るとき、いつも履いている登山靴が「重い」と感じたことはありますか?
いわゆる「登山靴」といえば、足首までしっかり覆われたミドルカット・ハイカットが主流だとよく言われます。固くて分厚いソールや重厚な構造のおかげで、どんなに荒れた道でも歩くことができますが、その反面ライトな低山ハイクなどでは足元が重たく感じることも。
そんな方に一度試してほしいのが、シューズブランド「ALTRA(アルトラ)」のローカットシューズ「ローンピーク7」「オリンパス5」です。本来はトレイルラン用でありながら、低山ハイクを楽しむ人たちからの支持が厚いこれら2足は、誰もが心地よく履ける名作中の名作シリーズ。YAMAPスタッフの中にもたくさんの愛用者がいますが、口を揃えて「ローカットがこんなに快適だったなんて」と言います。
人気の定番モデル「ローンピーク7」と、厚底でクッション性のある「オリンパス5」。一度履いたらやめられないほど快適なローカットシューズを、ぜひ一度試してみませんか?
一般的な登山靴の「約半分」という驚きの軽さ
ローカットシューズを手に取った人がまず驚くのは、その軽さ。一般的なミドルカット・ハイカットの登山靴は片足がだいたい600g程度ですが、「ローンピーク7」「オリンパス5」共に300g程度と、一般的な登山靴と比べて約半分ほどしかありません。その軽さゆえに足さばきもよく、軽快に歩みを進めることができるのです。
グリップ力も抜群、簡単な岩場程度なら問題なし
「ソールが柔らかそうなのでグリップ力が心配……」という方、ご安心ください。山でハードな運動をするトレイルラン用のシューズだからこそ、安全性を確保するために、グリップ力はピカイチ。粘り気のあるアウトソールで、地面をしっかり捉え、どんな路面でも滑りにくくなっています。
日本人の足型にもよく合う、足幅ゆったり設計
アルトラのシューズの大きな特徴は、足の指部分が大きく広がった構造。裸足で過ごしているときのようなリラックス感で、長時間履いたときのストレスを大幅に軽減することができます。「欲しかったシューズの足幅が細くて諦めた」という悩みも解決してくれるシューズです。
実は筆者もアルトラのローカットシューズを愛用するひとり、それまではしっかりとしたミドルカットのシューズで登っていましたが、「オリンパス5」を使い始めてからは、この軽さと歩きやすさの虜になって、だいたいの山には連れて行く相棒になりました。
ミドルカットとローカット。もちろんどちらも得手不得手はありますが、ゆるやかな低山ハイクはローカットシューズが最大限の力を発揮できる場面のひとつ。アルトラのシューズを履いて、足取り軽やかな低山ハイクを楽しんでみてください。