春を存分に楽しもう! キャンプのテーブルコーディネート特集
新緑萌える春。ついに待ちわびたキャンプシーズンが到来しました。週末の天気をチェックしつつ、キャンプの準備しはじめる今、あらためて装備をチェックしてみましょう。
今回は、キャンプのなかでも醍醐味のひとつであるキャンプ料理道具にフォーカス。YAMAPがセレクトしたテーブルコーディネートをご紹介します。
しかし、キャンプ料理といってもさまざまなスタイルがあります。どんな料理を作るのか、どんなテイストにしたいのか、どんな道具が好きなのか、などなど、セレクトする基準は多岐にわたります。
そこで、ナチュラル、シック、ワイルド、ミニマルの4テーマでアイテムをピックアップ。素敵なテーブルコーディネートのためには、目についたものを集めるよりも、「テーマ」を持って揃えることが近道です。きっと、自分だけのこだわりのキャンプギアが見つかるはず。
そして最新のキャンプコーデもお届け。2022年のキャンプシーンを彩るアイテムは要チェックです!
チェアに腰を下ろし、見上げる空。
新緑が風に揺れる梢をぼんやり眺めながら、
心地よい風を感じる時間。
過ごしやすい気候、美しい景色。
お気に入りの道具に囲まれ、自然で過ごす一日。
そして、おいしいキャンプ料理。
キャンプの楽しみをワンランク上げてくれるのは、
自分好みのテーブルコーディネートがあってこそ。
ナチュラルかシックか、それともワイルドかミニマルか。
これからキャンプに挑戦するという方にも、
そろそろ道具を見直そうと思っている方にも、
知っておいてほしい最新ギアをセレクトしました。
ぜひとも、自分の好みやスタイルに合った道具を選んでみてください。
自然との調和が心地よい「ナチュラルコーディネート」
温もりのある「木」を中心にしたテーブルコーディネート。
自然素材である木ならではの優しさ、素材感が魅力です。
手触りのよい木のカップとテーブルに、
ミントグリーンのエナメル食器と
ホワイトカラーのランタンをプラス。
キャンプの朝にぴったりの、
さわやかさが光るコーディネートです。
FORESTABLE(フォレスタブル)/ブナカップ
ひとつは持っておきたい木の器。スモールで160ml、ミディアムは310mlと、スープやコーヒーにちょうどいいサイズ。アツアツのスープを入れても熱を通しにくいので持ちやすく、金属製品にはない柔らかな口当たりのよさも自然素材特有の魅力です。
YAMAP(ヤマップ)/うなぎの寝床コラボ ヤマオウリョウキ/ベージュ
禅僧が食事の際に用いるミニマルな食器「応量器(おうりょうき)」にインスパイアされた挽物木地の器。漆器の産地である石川県の山中町で作られた逸品で、伝統工芸らしい凛とした佇まいが山ごはんの時間を上質に彩ってくれます。
BAREBONES(ベアボーンズ)/エナメル食器シリーズ/グリーン
耐久性に優れたエナメル加工を施した食器のシリーズ。ふち部分はアンティークカッパー色のステンレスリムで補強されており、ヴィンテージ感のあるデザインが光ります。いつものキャンプが見違えるようにドレスアップできますよ。
BAREBONES(ベアボーンズ)/レイルロードランタン LED/ホワイト
扱いやすく、明るいLEDタイプのランタン。戦前の北米鉄道会社で使われてきたレイルロードランタンを模したモデルで、LED仕様でありながらも電球のような構造を採用。ハイモードで4時間、ローモードで100時間点灯するので長時間の使用でも電池切れの心配ナシ。
ナチュラルスタイルにぴったりのキャンプウェア・コーディネートは?
ディナーはお酒が合う落ち着いたトーンで。「シックなコーディネート」
夜のお酒が楽しみという方も少なくないはず。
焚き火を囲んで、しっぽりお酒を味わう。
そんなシーンのためにシックな
コーディネートをアレンジしてみました。
ずっしりとした鋳鉄のスキレットには
落ち着いたトーンのカップとエナメルのお皿を。
優しいランタンの灯りがテーブルを照らします。
BAREBONES(ベアボーンズ)/エナメル食器シリーズ/チャコール
BBQや贅沢なグランピングを素敵に演出してくれる大人らしいチャコールカラーもラインナップ。大きめのプレートと深さのあるボウルは盛り付けにぴったりです。金属の光沢が輝くリムのデザインが落ち着いた色味にちょうどいいアクセントを演出してくれます。
YAMAP(ヤマップ)/うなぎの寝床コラボ ヤマオウリョウキ/ブラック
職人がひとつひとつ手作りする上質さが魅力の「オウリョウキ」。こちらは料理が引き立つ、木目を生かしたブラック仕上げ。木ならではの軽やかな手触り、優しい口あたりが伝統工芸をバックグラウンドに持つ本製品の真髄を感じさせてくれます。
SOTO(ソト)/ひのと
2021年に初登場した大人気のテーブルランタン。近年はLEDモデルなどもありますが、キャンプ時の灯りはやっぱり火がいい!という方はコチラを。ゆらゆらと優しい光がテーブルを照らします。OD缶のほか、CB缶やライターガスなどで点灯させることが可能。
AS2OV(アッソブ)/ガス缶カバー 250g用 プレート
金物の街として知られる新潟県燕三条市で製作された、250gのOD缶専用カバー。ガス缶をドレスアップするだけで、テーブルトップの雰囲気がガラッと変わります。打ち付けられた「AS2OVプレート」がクラシックなテイストを演出します。
LODGE(ロッジ)/スキレット 6-1/2インチ ウルフ
スキレットとは、鋳鉄製のミニフライパンのこと。蓄熱性があるため食材に熱がムラなく伝わるのが特徴で、キャンプ料理に欠かせないアイテムのひとつです。スキレット自体が熱を溜め込むため冷めにくく、アツアツのままサーブできるのも嬉しいポイント。
シックスタイルにぴったりのキャンプウェア・コーディネートは?
キャンプといえば豪快なグリルを! 「ワイルドなコーディネート」
キャンプ料理の定番のひとつ、ダッチオーブンを中心に
金属製のツールで構成する質実剛健なコーデ。
キーワードはタフネス。
豪快に焚き火で調理し、
贅沢に食らう。
食欲を満たしてくれる
ワイルドさが魅力です。
and wander(アンドワンダー)/アンドワンダー シェラカップ
キャンプ向けアイテムの展開をスタートしたand wanderからは、定番のシエラカップを。鍋として直火にかけたり、食器としても使える汎用性の高さがポイント。 底面のブランドロゴがアクセント。複数のカップを重ねてコンパクトに持ち運ぶことができます。
LODGE(ロッジ)/キャンプオーヴン 10インチディープ
鉄製鍋の代表格、ダッチオーブン。そのまま焚き火にかけられる質実剛健なつくりとなっており、蓋の上には炭を置くことで上からも加熱可能。チキンの皮にこんがりと焼き目を入れたり、パンやケーキづくりにも活躍します。ちなみに蓋は裏返せば鉄板としてもお使いいただけます。
WOLF AND GRIZZLY(ウルフアンドグリズリー)/クックセット
湯切りのついた蓋、調理皿、まな板がセットになったクックセット。蒸しや焼き、煮る、炒めなど多彩な調理ができ、ひとつのセットでさまざまなキャンプ料理を作ることができます。横長の形状なので中心まで火が通りやすいのも特徴です。
BAREBONES(ベアボーンズ)/フラットウェア FKS 2セット/ブラック
ステンレス製のスプーン、ナイフ、フォークの2組セット。マットなブラック仕上げで、キャンプのグリル料理とも相性抜群。雑然としがちなテーブルトップをシックな色味が引き締めてくれます。シルバーのカトラリーに飽きた方はこちらをお見逃しなく。
and wander(アンドワンダー)/アンドワンダー ミアー パイントカップ 16オンス
キャンプでの乾杯には欠かせない、パイントカップ。容量は473mlあり、金属臭のしない18/8メディカルグレードのステンレススチールを使用したこだわりアイテム。カップはスタッキングできるので携行性も抜群。and Wanderのロゴが際立つ人気アイテムです。
ワイルドスタイルにぴったりのキャンプウェア・コーディネートは?
必要最小限を求めるソロキャンパーには「ミニマルコーディネート」を
持っていくギアを絞り、
シンプルさを極めたミニマルコーデ。
一言で表すのであれば、「足るを知る」。
道具は少なくとも、組み合わせを活用したり
知恵を働かせることで楽しみは無限大。
荷物も軽く、足取りも軽く、
キャンプ地選びは気の赴くままでOK。
SOTO(ソト)/レギュレーターストーブ
家庭用カセットコンロでも使用されるCB缶専用のストーブ。燃料コストが手頃なので、たくさんガスを使うキャンプでも心置きなく使えます。火力、安定性ともに定評のあるバーナーヘッドはSOTOブランドだからこそ。安定感の高い五徳も使いやすさの秘訣です。
SOTO(ソト)/ミニマルクッカー 角
一辺約15センチの正方形が特徴的なクッカー。湯沸かしから調理まで活躍する1Lモデルで、煮込み料理や炊飯など、山では贅沢なご飯が欠かせない!という方にオススメ。ちなみにインスタントラーメンを割らずに入れられるサイズを採用しているのもポイント。
SOTO(ソト)/ミニマルワークトップ
「SOTO ミニマルクッカー角」に「SOTO レギュレーターストーブ」と組み合わせて使う即席キッチン。わずか幅38cm×奥行15cmほどのミニキッチンはソロキャンプにぴったり。コンパクトに収納できるのでデイキャンプやハイキングのお供として活躍してくれます。
NISHIKIYA KITCHEN(ニシキヤキッチン)/山で食べたいカレー
本当においしいカレーを山で食べて欲しいと願うYAMAPが、レトルト食品のエキスパート企業「にしき食品」とコラボレーションして開発したレトルトカレー。3つの山のシーンに合わせて、それぞれ3つの味がラインナップ。YAMAPオリジナルのジップパックに入れてお届け。
Onisi(オニシ)/アルファ米
定番中の定番として長年愛されている尾西のアルファ米。お湯を注ぐだけで炊き上がる便利さはもちろん、どんな料理にも合うおいしさはもはや説明不要。賞味期限が長いので複数ストックしておくのがオススメ。防災グッズとしても役立つ心強いアイテムです。
SOTO/フィールドホッパー
不安定なキャンプサイトには欠かせないアウトドアテーブル。コッヘル一式を置いてもぐらつくことなく、しっかりとした安定性があります。ワンタッチで組み上がる機構を採用し、折り畳めば薄くコンパクトになるのが特徴。バックパックの隙間にスッと忍ばせてフィールドへ。
テーブルコーデを整えて、キャンプをレベルアップしよう
セットで揃えるもよし、ご自分の道具に組み込むもよし。YAMAP厳選のテーブルコーデをお届けしました。 ここで紹介したキャンプギアは、フィールドではもちろん、普段の食卓でも活躍してくれるものばかり。お気に入りのアイテムは見つかりましたか?
春のキャンプコーディネートもお見逃しなく!
せっかくキャンプに行くのであれば、いつものアウトドアウェアからキャンプウェアに着替えて出かけましょう。キャンプウェアは焚き火の火の粉に対応するなど、専用のものも少なくありません。リラックスでき、スタイルも楽しめる春のキャンプコーデもチェックしてみてください。