メインで使用している糸は、吸水力のある綿50% 、速乾性の高いポリエステル50％の中空糸。

中空糸とは、その名の通り系の中が空洞になっている加工糸。見た目は普通の1本の系のようですが、顕微鏡などで系の断面をみると、中が空洞になっている構造を見ることができます。
糸の中に空洞があることで、普通の糸に比べて空気をよく含みます。この空気を多く含むおかげで、糸内に暖かい空気の層ができ、保温性を高めることができます。また、中に繊維が詰まっていない分軽くなり、さらに、柔らかさやかさだか性、生地の弾力性もアップします。
空洞のおかげで水を吸収しやすくなり、さらに繊維が詰まってない分、乾くのもはやくなります。

裏糸には、「ライクラフレッシュ」を使用。ライクラフレッシュは、汗臭や加齢臭を構成するアンモニア等の各臭気を吸収または中和する効果を持った特殊な繊維です。後加工ではなく、ポリウレタンに練り込まれた素材のため、洗濯を繰り返しても長い期間効果が持続します。